ストレージ関連の新製品で話題を集めていたのは、OCZのSATA2接続SSD「Vertex 2E」シリーズの180Gバイトモデルと240Gバイトモデルだ。SandForce製コントローラーチップ「SF-1200」を採用した新シリーズの大容量版で、価格は順に4万5000円弱と6万円弱。ともにリード最大285Mバイト/秒、ライト最大275Mバイト/秒となる。
入荷したT-ZONE.PC DIY SHOPは「旧シリーズよりもメモリ領域が拡大しているので体感速度が上がっていると思います。SATA2接続ではかなり高速なので、需要はあるでしょう」と話す。なお、120Gバイトと90Gバイト、60Gバイトモデルは発売済みだ。
入力デバイスでは、ロジクールのキーボードが目立っていた。指を近づけるとキーのバックライトが自動点灯するワイヤレス型のテンキー付きモデル「Wireless Illuminated Keyboard K800」と、ゲームのステイタスなどを表示できる液晶パネルと18個のマクロキーを備えたゲーミングモデル「Gaming Keyboard G510」で、価格は順に1万円弱と1万3000円弱。フェイス秋葉原本店は「ともに刻印が光る仕様なので、暗い場所で入力するのにも便利ですね。G510は最大5キーまでの同時押しが可能なので、シューティングゲームなどをプレイするのに便利です」と話していた。
最後はCPU。9月中旬から発売延期となっていた、AMDの新しい6コアCPU「Phenom II X6 1075T」が10月1日にようやく発売された。価格は2万3000円弱。動作クロックは3.0GHzで、ターボ時には3.5GHzまで上昇する。TDPは125ワットで、L3キャッシュは9Mバイトだ。
ツートップ秋葉原本店は「スペックを修正したシールが届いて、万全の状態で売ることができました。まあ、安さや消費電力の低さを求めるなら1055Tがありますし、性能重視なら3.2GHzの1090T Black Editionもあります。なかなか目立ちにくいポジションですが、1つの選択肢としてゆっくり浸透してくれるのではと思います」と語った、
「とりあえず年末くらいまで見えてきそう」――PC-DIY EXPO 秋の陣
「待つしかない。次のビックウェーブを」――フタが開いた後のFF14事情
GeForceかRadeonか:FF14を余裕でこなすグラフィックスカードは?――「G-Tune」でまとめて検証
アキバで深夜販売まで計画される「FF14」のスゴい人気
「実用的なキワモノって感じで人気」――ASRock製マザーを扱うショップが増える
「Radeon」対「GeForce」の行方は? FF14が話題を集めた7月のアキバ
「GeForceのターンが来そう」――GeForce GTX 460登場でGPU対決が過熱!
「新製品かそれ以上の効果がありそう」――“FF14ベンチ”に沸くアキバの事情Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.