「年末にブレイクする可能性もなくはない」――GeForce GTX 570カードが登場!古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2010年12月13日 10時48分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]
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大型マザーが組み込める「Define XL」など、ハイエンドケースが続々登場!

TSUKUMO eX.に入荷した新型ケースの数々。左からFractal Design「Define XL」と「HAF X NVIDIA EDITION」、バリューウェーブ「W1-BK/RE」、BITFENIX「Survivor」、クーラーマスター「HAF 912 Advanced」

 年末に向け、各ショップのPCケース売り場にはハイエンドなモデルが多数並ぶようになっている。ドスパラ秋葉原本店は「年末に自作PCを組む人が多いので、ケースメーカーも注力モデルをこの時期に出してくるんですよ」と理由を解説する。全体的な売れ筋はコストパフォーマンスに優れたミドルタワーケースだが、「ウチはバリバリのハイスペックを求める方が多いようで、3万円クラスのケースもよく売れますね。今回入荷したモデルの動向はまだ見えませんけど」(TSUKUMO eX.)と、高級ケースでも局所的なヒットは過去に何度も飛ばしており、期待をこめるショップも少なくない。

 ATX-XLなどの大型マザーボードが組み込めるフルタワーモデルは、Fractal Designの「Define XL」とクーラーマスターの「HAF X NVIDIA EDITION」が登場。価格は順に2万円弱と3万円弱だ。

 Define XLは3チャンネルのファンコントローラーが付属しており、前面と両側面の吸音材とあわせて冷却性と静音性のバランスがとりやすい。TSUKUMO eX.は「XLと付いているだけあって、XL-ATX規格の大きなマザーボードも搭載できます。ハイスペック構成で音も気にするという人にはよい選択肢だと思います」と語る。一方のHAF X NVIDIA EDITIONは、従来からある「HAF X」の限定カラーモデルだ。

 ミドルタワーケースは、ファンコントローラーを4基備えたバリューウェーブの「W1-BK/RE」と、コーナー部を丸めたユニークなデザインのBITFENIX「Survivor」、天面とフロント下部に20センチファンを搭載したクーラーマスター「HAF 912 Advanced」が目立っていた。価格は順に1万4000円弱と1万4000円弱、1万6000円弱だ。とくにHAF 912 Advancedは入荷ショップの評価が高く、「ミドルタワーながらファンの取り付け部が充実しているので、剛性の高さも併せて人気が出るかなと思います」(TSUKUMO eX.)といった声を聞いた。

Fractal Design「Define XL」のフロントパネルを開いたところ(写真=左)。クーラーマスター「HAF X NVIDIA edition」(写真=右)

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