11月18日に発売を予定している、富士通製のAndroidスマートフォン「REGZA Phone T-01D」。ドコモ スマートフォンではwithシリーズに属し、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、防水といったケータイでもなじみの深い機能はもちろん、1.2GHzのデュアルコアCPUや4.3インチHD液晶、1310万画素カメラを搭載するなどスペックも高い。このT-01Dは“T”ブランドではあるが、富士通がスマートフォンやタブレットで展開している“ARROWS”のサブブランドに位置付けられ、外観やソフトウェアなどは「ARROWS X LTE F-05D」と共通している部分が多い。ただしT-01DはXiには対応していない。OSはAndroid 2.3.5。なお、ここで掲載するT-01Dの外観や画面は10月18日の発表会時点のものなので、製品版とは変更される可能性があることをご了承いただきたい。
T-01Dのサイズは約64(幅)×129(高さ)×8.8(厚さ)ミリで、約64(幅)×129(高さ)×9.8(厚さ)ミリのF-05Dよりも厚さが1ミリ薄いだけ。重さもF-05Dと同じ約129グラムだ。HDサイズ(720×1280ピクセル)の4.3インチ液晶を搭載しているだけあり、幅がやや太い。ボディはスクエアな形状だが、裏の側面や4隅の角が削ぎ落とされているので持ちやすい。パーツの位置もF-05Dと共通部分が多く、ディスプレイ下部にはMENU/ホーム/戻るキー、上端部にはMicro USB/Micro HDMI端子、イヤフォンジャックがある。SIMはmicroSIM(ドコモminiUIMカード)が採用されている。バッテリー容量もF-05Dと同じ1400mAhだ。ボディカラーは定番色であるBlack、前モデル「REGZA Phone T-01C」のMellow Bordeauxを彷彿とさせるBordeaux、ドコモのスマートフォンでは珍しいDark Greenの3色を用意した。
ホーム画面には「docomo Palette UI」「NX!comfort UI」「ランチャー」の3種類がプリセットされている。docomo Palette UIは他の冬モデルにも採用されている、ドコモオリジナルのホームUI。NX!comfort UIは、F-05Dにも採用されている、富士通独自のホームUI。T-01Cの「NX!UI」とは異なり、電卓、よく見るWebサイト、よく使うアプリ、Twitterなどを1ページ丸ごと設置できる「パレット」は用意されておらず、標準的なホームUIを洗練させた印象だ。アプリ一覧は「基本機能」「エンターテインメント」「便利ツール」などカテゴリーごとに分類さており、名前順、ダウンロード順、利用頻度順に並び替えることも可能。ページのサムネイル表示もできる。ステータスパネルには、Wi-Fi、Bluetooth、画面回転、マナーモードなどの設定ができる8つのアイコンが大きく表示される。
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