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» 2012年10月10日 00時00分 UPDATE

写真で解説する「PANTONE 6 200SH」 (1/2)

25色ものカラーバリエーションをそろえたシャープ製の「PANTONE 6 200SH」。カラーやデザインはもちろん、4.5インチHD液晶やデュアルコアCPUを搭載し、SoftBank 4Gに対応するなど、ハイエンド機と比べても引けを取らないスペックを持つ。

[田中聡,ITmedia]

 2007年春モデルで初めて登場したPANTONEケータイ。初号機の「812SH」は20色を発表し(後に4色を追加)、発表会場で各カラーに合わせたモデルが次々と登場する演出に驚かされた。そして2012年冬モデルでは、初号機の24色を超える25色をラインアップするPANTONEスマホ「PANTONE 6 200SH」が登場。今回の発表会では812SHのような華やかな演出はなかったが、PANTONEシリーズ史上、そしてスマートフォンでも世界最多のカラーを実現。発表会場では、数少ない実機ということもあってか(フラッグシップ機の203SHや201Fはモックのみ)、多くの記者が足を止めて手にしていた。発売は2012年12月下旬以降の予定。ボディカラーはブラック、ホワイト、ブルー、ブラウン、ゴールド、ライトピンク、グリーン、ダークレッド、レッド、オレンジ、イエロー、パープル、ブルーグリーン、ビビッドピンク、ピンクシルバー、シルバー、ダークブルー、マットブラック、ライトブルー、ピンクゴールド、ライトグリーン、ワインレッド、ラベンダー、ターコイズ、ピンク。

photophoto シャープ製の「PANTONE 6 200SH」
photo カラフルなパッケージが用意される

 25色ものカラーバリエーションを用意したのは、「これまでのPANTONEやCOLOR LIFEなどで、ソフトバンクといえばカラーというイメージが定着している」(説明員)ことが大きく、あらためて多色展開に注力した。今回は色の“質感”にもこだわった。過去のPANTONE端末はソリッドな色味の機種が多かったが、PANTONE 6ではマット、パール、光沢など、色によって塗装を変えている。色の種類については、過去機種でも人気のあったイエローやピンクなどのビビッドな色から、ホワイト、ブラック、シルバーなどの定番色、そして派手な色を好まないシニア層向けの落ち着いた色まで、幅広い層をカバーするよう配慮した。ただ、色が異なるのはリアカバーのみで、正面の色はブラックかホワイトのみ。リアカバーを外すとカラーごとの見分けはつかない。厳密には本体色……というよりカバーが25色と言った方がよさそうだ。

 デザインでこだわったのは、「つぎはぎのない、ツルッとした形状」(説明員)だといい、スマートフォンでは珍しく、側面に音量調節キーを備えていない。裏面と側面には無駄なラインがほとんど入っておらず、非常にプレーンな印象。音量調節キーはディスプレイ下にセンサー型のキーとして用意しており、ここをタップして調整する。物理キーは上端部にある電源キーのみ。側面は大きくラウンドしているので手にしっかりフィットする。本体のサイズ/重さは65(幅)×128(高さ)×10.6(厚さ)ミリ/129グラム(いずれも暫定値)。ディスプレイが4.5インチになったことで、「PANTONE 5 107SH」の58(幅)×115(高さ)×12(厚さ)ミリ/約116グラムよりは大柄になったが、大きすぎず、重すぎず、個人的にはちょうどよいサイズ感だと思った。

photophoto つぎはぎのないフラットなボディが特長。ディスプレイは4.5インチのHD液晶(S-CGSilicon液晶システム)
photophoto 側面にキー類は搭載されていない
photophoto 上端部にイヤフォンジャックと電源キーがある(写真=左)。下端部にはMicro USB端子がある(写真=右)
photophoto ディスプレイ右下にセンサー型の音量調節キーを用意。画面点灯中にのみ動作する(写真=左)。裏側は丸みを帯びていて持ちやすい(写真=右)
photophoto 4隅も尖っておらず、手にフィットする
photophoto リアカバーを外したところ。バッテリーは取り外せいない(写真=左)。リアカバーを取り外すと、上端部にmicroSDとmicroSIMスロットのカバーが現れる(写真=右)

 なお、前モデルのPANTONE 5で話題を集めた放射線測定機能はPANTONE 6では備えていない。シリーズ上はPANTONE 5の後継機ではあるが、ターゲット層が異なることもあり、PANTONE 6発売後もPANTONE 5は併売されるとのこと。

 チップセットはQualcommのSnapdragon S4 MSM8960を採用。MSM8960といえばドコモのLTEスマートフォンでもおなじみだが、QualcommのチップはTD-LTE方式もサポートしており、TD-LTEと100%互換のAXGP(SoftBank 4G)対応機でも搭載できたことが分かる。なお、AXGP通信時の連続待受時間は公表されていないが、発売前に別途案内される予定。他のLTE端末と同じく、3G通信時よりは連続使用時間は少ないことが予想される。バッテリーは1900mAhと比較的大容量のものを搭載するが、ユーザーがバッテリーを取り外せない仕様になっている。microSDとmicroSIMスロットは上端部に用意されているが、スロットのキャップがリアカバーを隔てた内側にあるため、着脱するにはリアカバーを外す必要がある。

 通信サービスは900MHz帯と2.1GHz帯のW-CDMA、1.5GHz帯のDC-HSDPA、そして新たに2.5GHz帯のAXGP方式、SoftBank 4G(下り最大76Mbps/上り10Mbps)をサポート。発表会場はSoftBank 4Gエリア内だったので、BNRスピードテストで通信速度を測ってみたところ、15.5Mbps、13.22Mbps、24.64Mbpsだった。現在は回線が比較的空いていることもあり、まずまずの結果といえる。12月15日から開始予定のテザリングなど、ネットワーク関連の項目は試作機ということで確認できなかった。「4G通信をオフにすることも可能」(説明員)なので、通信環境に応じて3Gと4Gを切り替えたいときに便利だ。

photophotophoto 発表会場で測ったPANTONE 6の通信速度
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