簡単・便利にAndroidスマホからiPhoneへアドレス帳を移行する方法今日から始めるiPhone

» 2013年09月20日 21時55分 公開
[村上万純,ITmedia]

 端末の機種変更時に重要となる、アドレス帳のデータ移行。前回はフィーチャーフォンからiPhoneに機種変更する際の方法を紹介したが、今回はAndroidスマートフォンからiPhoneに移行する際の方法を紹介する。ドコモがiPhoneを販売するにあたり、これまでAndroidしか使ったことがなく、今回初めてiPhoneに乗り換えるというユーザーも多いだろう。今回もiOS 6搭載のiPhone 5を移行先に想定した。3キャリアが「iPhone 5s」や「iPhone 5c」を発売したことで、今後、新しい移行方法が登場する可能性がある点に留意してほしい。

全キャリア共通 実はシンプルなmicroSDを使う方法

 従来から自社向けのiPhoneを販売しているKDDIとソフトバンクモバイルは、フィーチャーフォンと同様に独自のデータ移行サービスを提供している。全キャリア共通の方法として、前回はmicroSDのデータをPCに読み込み、そのデータをメールに添付してiPhoneで送る方法を紹介した。Androidスマートフォンからの移行でも、基本的なやり方は変わらない。

 今回使ったAndroid端末は、ドコモのAndroidスマートフォン「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」。フィーチャーフォンと同様、まずは、microSDに端末のアドレス帳データを保存しよう。細かい操作方法は機種によって異なるが、おおよそ同じものだと思っていい。各キャリアのサイトでも、データのバックアップ方法などは機種ごとに案内されている。SH-02Eの場合、プリインストールされている「ドコモ電話帳」アプリを起動し、画面右下の「メニューキー」→「その他」→「インポート/エクスポート」→「SDカードにエクスポート」で行う。移行する連絡先は、1つ/複数/全件とそれぞれ選べるので、機種変更にあたりアドレス帳を整理するのも良いだろう。

photophotophotophoto ドコモのAndroidスマートフォンでは、「ドコモ電話帳」アプリのメニューキーから、「その他」→「インポート/エクスポート」→「SDカードにエクスポート」でmicroSDにデータを保存できる(写真=左端、左中、右中)。vCard形式で保存されるので、そのままiPhoneで読み込める(写真=右端)

 エクスポートしたファイルは「00001.vcf」というvCard形式のデータとなり、これをiPhoneへメールで送信すれば(iPhoneの)「連絡先」アプリで読み込めるようになっている。このファイルをAndroidスマホから直接送信できれば良いが、機種変更後で3G/4G通信ができないとキャリアメールが使えず(spモードメールのWi-Fi接続は契約状態のSIMが必要)、Wi-Fi接続でAndroid版のGmailを使おうにも、アプリの仕様上、画像と動画以外のファイルを添付できないため、vCard形式のデータが扱えない。

 そこで少々手間だが、フィーチャーフォンと同じくPCでメール送信する方法をおすすめしたい。まずはPCにデータをコピーする必要があるため、PCにmicroSD内のデータを読み込むためのリーダー/ライターなどが必要になる。PCへのコピーができれば、あとはメールに添付してiPhoneに送るだけだ。

photophoto iPhoneの「メール」アプリに宛にデータを添付すれば、そのままiPhoneで取り込める

 iPhoneの「メール」アプリで、添付されてきたデータを開こう。移行された連絡先の一覧が表示されるので、画面上の「○件すべての連絡先を追加」をタップして「連絡先」アプリに読み込もう。これでデータの移行作業は完了だ。

au向けAndroidスマホからの移行は、au IDとひもづいた専用アプリを使う

 auのAndroidスマートフォンからのデータ移行は、auケータイと同様にau IDと専用アプリを使用する。使用するau IDはデータ移行前の端末のものなので、移行先のiPhoneがau版である必要はない。Android端末で使用するのは、KDDIが提供する「Friends Note」アプリ。auケータイから移行する場合と同様に、iPhone側はiOS向けFriends Noteアプリと「アドレス移行」アプリどちらでも使える。両アプリは同等の機能を備えているが、Friends Noteはデータをサーバに保存(バックアップ)できるので、今後端末を使う上で便利だろう。AndroidスマホでもFriends Noteを使用するため、ここではiOS向けFriends Noteアプリを使った移行方法を紹介しよう。

 まずは、auのAndroidスマートフォンにプリインストールされているFriends Noteアプリを起動する。プリインストールされていない場合は、「au Market」からダウンロードできる。全体の操作手順としては、auのAndroidスマホのデータをFriends Noteを使ってサーバに保存した後、iPhoneのFriends Noteアプリを使ってそのデータを端末に読み込むというものだ。

 auのAndroidスマホ向けFriends Noteアプリを使用するには、au IDの入力が必要だ。アプリを起動後、画面右下にある「メニュー」→「アドレス帳バックアップ」→「サーバに保存」と選ぶと、アドレス帳データをサーバに保存する。

photophotophotophoto auのAndroidスマートフォンで「Friends Note」アプリを起動したら、au IDとパスワードを入力後、画面右下の「メニュー」→「アドレス帳バックアップ」→「サーバに保存」と操作しよう

 保存が完了したら、今度は移行先のiPhoneでデータを復元しよう。App StoreでFriends Noteアプリをダウンロードしてアプリを起動すると、au IDの入力を求められる。入力後、画面右下のバーにある「メニュー」→「バックアップをアドレス帳に復元」→「Friends Noteサーバ」を選択すると、iPhoneの連絡先アプリにデータが復元される。これでデータ移行は完了だ。

photophotophotophoto iPhoneでFriends Noteアプリをダウンロードしたら、au IDとパスワードを入力したあと、「バックアップをアドレス帳に復元」→「Friends Noteサーバ」と選ぶとデータ移行が完了する

ソフトバンク向けiPhoneへの移行は、店頭にある専用機器で

 Androidスマートフォンからソフトバンク向けiPhoneへの移行は、ソフトバンクケータイのときと同じように店頭にある「新メモリサポート」で行える。フィーチャーフォンのときと同様、移行前の端末はどのキャリアでも良い。基本的にアドレス帳のデータを移行する専用機器と考えてほしい。

photo 「新メモリサポート」

 新メモリサポートは基本的にユーザー自身が操作するもので、所用時間は10〜15分ほど。スタッフに声をかけると個別にサポートしてもらえる。ソフトバンク以外のキャリア端末や「My SoftBank」を未設定のユーザーは、移行先のiPhoneを事前にソフトバンクユーザー向け会員サービス「My SoftBank」に登録しておく必要がある。移行の際に必要になる、iPhoneの電話番号、My SoftBnakのパスワード、コピー元の端末の暗証番号もあらかじめ控えておこう。

 新メモリサポートは一時的にデータを保存してくれるもので、その有効期限は(移行先の)iPhone購入から60日間。その期間内に、サーバに保存したデータをiPhoneに移行する。まずは、Androidスマートフォンのアドレス帳をサーバに保存する方法を紹介しよう。

 新メモリサポートメイン画面の右側にある「iPhoneへデータ移行されるお客さま」ボタンを押し、画面の案内に沿って操作すると、ケーブル番号が指定される。指定のケーブルをAndroidスマートフォンに接続し、データのコピーをしよう。案内通りに操作を進めると、新たに購入したiPhoneの電話番号とMy SoftBankのパスワードを入力する画面になる。入力を終えるとアップロードが始まり、やがてサーバへの保存作業が完了する。

photophotophotophoto メイン画面右側の「iPhoneへデータ移行されるお客さま」を選ぶ(写真=左端)。移行先のiPhone購入日から60日間はサーバにデータを保存できる(写真=左中)。どのキャリアのスマートフォンからでもデータの移行は可能だ(写真=右中)。移行先のiPhoneの電話番号と「My SoftBank」のパスワードが求められる。未設定の場合は、事前に登録しておく必要がある(写真=右端)

 サーバのデータをiPhoneへ移行するには、「電話帳かんたんコピー」アプリを使う。App Storeでダウンロードしてアプリを起動すると、iPhoneの電話番号とMy SoftBankのパスワードを求められる。入力後に「スタート」ボタンをタップすると、データの移行作業が始まる。これで連絡先アプリへのアドレス帳データの移行は終了だ。

photophoto iPhoneでは「電話帳かんたんコピー」アプリをダウンロードし、iPhoneの電話番号とMy SoftBankのパスワードを入力してデータを移行しよう

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