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» 2014年07月11日 16時04分 UPDATE

LG G Watchレビュー(前編)――開封して初期設定をしてみました (1/2)

2014年のGoogle I/Oで手に入れたAndroid Wearの「LG G Watch」。さっそく使ってみたので、まずは開封リポートからお届けします。

[ドリキン,ITmedia]

 こんにちは、ドリキンと申します。いつもは@ITで「ドリキンが斬る!」という連載を書かせていただいていますが、今回は7月8日(米国時間)にLGエレクトロニクスから発売されたAndroid Wear搭載腕時計「LG G Watch」の開封およびファーストインプレッションをリポートするということで、ITmedia Mobileにお邪魔させていただきました。

photo 「LG G Watch」

Android Wear/LG G Watchとは?

 Android Wearとは、その名の通りAndroid OSをベースに、腕時計などのウェアラブルデバイスに特化したシステムの名前です。先日開催されたGoogle I/O 2014にて正式に発表され、そのAndroid Wear搭載デバイスの第1弾としてLGエレクトロニクスの「LG G Watch」とSamsungの「Samsung Gear Live」、さらにモトローラの「Moto 360」という腕時計型ウェアラブルデバイスも発表されました。

 現在、LG G WatchとSamsung Gear LiveがGoogle Playでも販売されていて、価格はLG G Watchが2万2900円、Samsung Gear Liveが2万2000円です。

 2014年のGoogle I/O参加者には、このLG G WatchとSamsung Gear Liveのいずれか1つが会場で配られ、またMoto 360が後日完成したら送られてくるという恒例のお土産発表があり、僕も今年は、幸いにもイベントに参加できたので、一足お先にLG G Watchを入手する機会に恵まれました。

LG G WatchとSamsung Gear Liveの違い

 さっそく開封リポートに進む前に、簡単にLG G Watchのスペックをおさらいしておきましょう。

 CPUは1.2GHzのQualcomm Snapdragon 400 CPU、ディスプレイは280×280ピクセルの1.65インチ IPS液晶、512Mバイトのシステムメモリと4Gバイトのストレージ、丸1日動作するのに十分という400mAhのバッテリーを備えています。実際使ってみて、Android Wear OSを快適に動かし、丸1日充電しないで使い続けるには十分なスペックだと感じています。

 一方のSamsung Gear Liveは、CPUとメモリ、ストレージはほぼ同スペックですが、ディスプレイが320×320ピクセルの1.63インチ Super AMOLED液晶とより高解像度で、さらに脈拍センサーを備えています。カタログスペック的にはSamsungの方が高いのですが、LG G Watchの方が、デザインがシンプルで好みだったのと、Nexus 4の品質が高くて感心したという経験から、LGの方がクオリティがよさそうという個人的な予想でLG G Watchの方を選びました。

 また、Samsung Gear Liveの方がバッテリー容量が300mAhと少ないこともLG G Watchを選んだ決め手でした。

LG Watch開封リポート

 さて、さっそく開封リポートに進みましょう。

 LG G Watchのパッケージは化粧箱タイプのボックスケースでした。上ぶたが白、下箱が赤ベースのデザインで、底面に防水防塵、常に液晶が駆動していること、9軸のモーションセンサー、400mAhのバッテリー容量、そして「OK,Google」で動作するAndroid Wearデバイスであることが明記されています。

photophoto パッケージはこんな感じ

 ふたを開けてみると、上段にLG G Watch本体が出てきます。

 上段の時計を外してみると、下段にはマニュアル、USBのACアダプターとケーブル、そして充電用クレードルという必要最小限の内容物が出てきます。

photophoto 開封していきます

 付属のアクセサリーはこんな感じです。充電には必ずクレードルが必要で、USB端子を直接本体に挿して充電することはできません。実際には、夜寝る前に充電しておけば、丸1日動作するので、日中こまめにUSB充電する必要がないですし、USB端子の性質上、直接挿す方が面倒なので、クレードル充電は素晴らしいと思います。

photo

 LG G Watch本体とクレードル充電器。このクレードル、見た目はシンプルですが、マグネットが内蔵されていて、腕時計本体を近づけると、ぴったりくっつくようになっています。ちょっとしたことですが、置き心地もよいし、安定感があるので満足しています。

 1つだけ残念だったのが、デザインをシンプルにしすぎて、クレードル設置時に向きが分かりにくいことです。実際に僕自身、初日に充電しようとして、上下逆に時計を設置したことに気づかず、充電できていなかったという失敗をしました。

photo クレードルを使って充電をします

 腕時計本体は角丸のスクエアな時計本体部分と、ラバー素材のベルトというとてもシンプルな構成。

 Samsung Gear Liveと同じく、ベルトが脱着可能なので、別のベルトに交換してオリジナリティを演出することも可能です。今時、時計には実用性以上にファッション性が求められることを考えると、LG G Watchの方が一般受けしやすいかもしれません。

※初出時に「Samsung Gear Liveと同じく、ベルトが脱着可能」としていましたが、Gear Liveもベルトの着脱が可能です。おわびして訂正いたします(7/14 20:48)。

photophoto ベルトは脱着できます(写真=左)。本体裏面の様子。この充電端子の位置を間違えないようにクレードルに設置するよう注意しないといけません(写真=右)

 ベルトの留め金は金属製ですが、マットな黒に塗装されているので、ベルトの質感に合って目立たない感じです。また、ノートPCなどを使っていると、パームレスト部分に留め金があたって擦れてしまうので、PC利用時にも快適になる工夫が欲しいなと思いました。

photo

 実際、2週間程度で留め金のパームレストに擦れる部分は塗装が剥げてきてしまっています。

 下の写真ではちょっと分かりにくいかもしれませんが、くの字になった留め金の角が白く塗装が剥げてしまっているのが分かるでしょうか?

photo

初期設定でやや苦戦

 では実際にLG G Watchの電源を入れてみましょう。

 といっても実際にはLG G Watch本体には電源ボタンは存在せず、クレードルに置くと電源が入ります。一度設定が済んでしまうと、それ以降は、画面上の操作で電源を切るか、バッテリーが切れるまで液晶が消えることはなく、基本的に電源オン/オフという操作は必要ありません。

 電源が入ると、ほかのAndroidデバイス同様に、しばらく起動アニメーションが続き、20秒強くらいで起動が完了します。

 Android Wearは基本的に上下左右のスワイプと画面タップが基本操作で、最初に言語を選択します。

photophoto 言語設定は日本語も選択できます

 せっかくなので日本語を選択してみると、次に母艦となるAndroidスマホ側にAndroid Wearアプリケーションのインストールを要求されるので、Google Playからアプリをインストールします。

 あとは通常のBluetoothデバイス同様に、LG G WatchとAndroidスマホ本体をペアリングすれば、Android Wearアプリケーションが時計を自動的に認識して利用可能になります。

photo

 僕の場合、最初ペアリングがなかなかうまく行かずに苦労しました。うまく行ったと思っても正しくAndroid Wearアプリが認識できなかったのか、「インターネットに接続できません」というエラーが出てしまい、一度ペアリング解除をして登録し直すことで、無事ペアリングに成功しました。

 ここらへん、Android Wearに限ったことでもないのですが、Bluetoothデバイスの初期設定のハードルの高さは今後普及する上でやっぱり気になります。

photo ペアリングができるようになるまでは苦労しました
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