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» 2016年03月28日 22時55分 UPDATE

どこが一番おトク? 3キャリア版+SIMフリー版の「iPhone SE」の価格を比べてみた

いよいよiPhone SEの発売日が迫ってきました。一番おトクな購入方法を探るべく、3キャリアとSIMロックフリー版の価格を比較してみました。

[井上翔,ITmedia]

 3月31日、いよいよ「iPhone SE」が発売されます。日本では、NTTドコモ、au(KDDIと沖縄セルラー電話)、ソフトバンクが取り扱うほか、Apple自身もApple Storeでキャリア版(実店舗のみ)に加えてSIMロックフリー版を販売します。

 果たして、どこから購入するのが一番おトクなのでしょうか。3キャリアのWeb直販での販売価格とSIMロックフリーモデルの販売価格が出そろいましたので、比較してみましょう。(価格は、特記のない限り税込

iPhone SEのパッケージ(ローズゴールド) iPhone SEのパッケージ(ローズゴールド)

端末価格:auとソフトバンクがちょっとだけ安い

 3月28日現在の端末価格(一括販売価格)は、ドコモとAppleは16GBモデルが5万7024円、64GBモデルが6万9984円と同一価格です。一方、auとソフトバンクはドコモ・Appleよりも微妙に安くなっており、16GBモデルは2社ともに5万6880円、64GBモデルはauが6万9480円、ソフトバンクが6万9840円となっています。16GBモデルではauとソフトバンクが、64GBモデルではauが最安値です。

「iPhone SE」の端末価格(一括販売価格)
ドコモ au ソフトバンク Apple(SIMロックフリー)
16GBモデル 5万7024円 5万6880円 5万6880円 5万7024円
64GBモデル 6万9984円 6万9480円 6万9840円 6万9984円

 分割払い(割賦)で購入する場合、ドコモは12回または24回払い、auとソフトバンクは24回払いのみ選択できます。ともに金利は0%(なし)となります。分割した代金は携帯電話料金と一緒に支払います。

 一方、Apple Storeではオリエントコーポレーション(オリコ)と提携した「Appleローン」を使うことができます。分割回数は6回、10回、12回、18回、24回、30回、36回、48回、60回から選択可能です。キャリアの分割払いとは異なり、支払い回数やボーナス併用の有無によって初回と2回目以降の支払い代金が変わるため、AppleローンのWebサイトからアクセスできるシミュレーターで計算してください。分割代金は、別途指定した金融機関の口座からの引き落としとなります。なお、6月30日までの申し込みであれば、支払回数を24回以下にすれば金利0%となります。一括じゃ買えないけど分割回数を少なくしたい、という人はApple Storeでの購入を検討するのも良いでしょう。

 なお、いずれの分割払いでも、支払いの遅れは信用(クレジット)情報に悪影響を与えます。特に、キャリアの分割払いでは電話料金と一緒に請求される性質上、信用情報への意識が薄れがちです(参考記事)。分割代金の支払いは遅れないように注意しましょう。

「iPhone SE」の分割払い時の1カ月あたりの支払金額
ドコモ au ソフトバンク Apple(SIMロックフリー)
16GBモデル 4752円/月(12回払い)
2376円/月(24回払い)
2370円/月(24回払い) 2370円/月(24回払い) 初回:4124円
2回目以降:2300円/月
(24回・ボーナスなし・キャンペーン適用時)
64GBモデル 5832円/月(12回払い)
2916円/月(12回払い)
2895円/月(24回払い) 2910円/月(24回払い) 初回:3284円
2回目以降:2900円/月
(24回・ボーナスなし・キャンペーン適用時)
※ドコモ・au・ソフトバンクの分割払いは金利0%
※Apple(オリコ)の分割払いは、6月30日までの申し込みで24回以下の分割手数料(金利)が0%となる
キャリアの分割払いには要注意 キャリアの分割払いを利用した場合、電話料金の支払い遅れが分割金の支払い遅れとなり、信用情報機関に登録されるので要注意(写真はドコモの案内)
Appleローン 6月30日まで、「Appleローン」で24回以下の金利手数料が無料になる。画像は、iPhone SE 64GBモデルの購入を24回払いでシミュレーションした結果

毎月の割引:3Gからの機種変更(契約変更)が狙い目か

 キャリアを通して購入した場合(Apple Storeの実店舗でSIMロック付きを購入した場合を含む)、24カ月間の料金割引を受けることができます。ドコモでは「月々サポート」、auでは「毎月割」、ソフトバンクでは「月月割」と呼ばれているものです。

 各キャリアともに、従来のiPhoneシリーズではMNP(携帯電話番号ポータビリティ)利用時の割引額が大きかったのですが、iPhone SEでは契約区分を問わず割引額が同一となっていることが大きな特徴です。16GBモデルではドコモが1944円、auとソフトバンクが1920円が毎月の料金から割り引かれます。一方、64GBモデルではドコモが2106円、auが2220円、ソフトバンクが2230円の割引となります。

 これをもとに実質負担額を計算すると、16GBモデルはドコモ、64GBモデルはauとソフトバンクが一番負担が少ないことになります。特に、64GBモデルは、ドコモと他2社との実質負担額に差があります。

「iPhone SE」16GBモデルの料金割引と実質負担額(新規・MNP・機種変更)
ドコモ au ソフトバンク
割引金額(かっこ内は総額) 1944円/月(4万6656円) 1920円/月(4万6080円) 1920円/月(4万6080円)
実質負担金 1万368円 1万800円 1万800円
※ドコモ:「シェアパック5」「データSパック」契約者は月々サポートを432円/月(合計1万368円)減額
※au:「データ定額1」契約者は毎月割なし
※ソフトバンク:「データ定額パック・小容量(1)」契約者は月月割なし

「iPhone SE」64GBモデルの料金割引と実質負担額(新規・MNP・機種変更)
ドコモ au ソフトバンク
割引金額(かっこ内は総額) 2106円/月(50544円) 2220円/月(5万3280円) 2235円/月(5万3640円)
実質負担金 1万9440円 1万6200円 1万6200円
※ドコモ:「シェアパック5」「データSパック」契約者は月々サポートを432円/月(合計1万368円)減額
※au:「データ定額1」契約者は毎月割なし
※ソフトバンク:「データ定額パック・小容量(1)」契約者は月月割なし

 先述の通り、契約区分による割引額の差がないiPhone SEですが、各キャリアともに3G回線からの契約変更(機種変更時)に限り、割引額を増額する施策を実施します。割引額や条件はキャリアごとに異なります。

ドコモ FOMA→Xiの契約変更で月々サポートを405円/月(合計9720円)増額(5月31日まで)

au 3G→4G LTEの契約変更で毎月割を420円/月(合計9720円)増額(現在の3Gケータイ・3Gスマホを16カ月以上使っている場合のみ)

ソフトバンク 3G→4G LTEの契約変更で毎月割を432円/月(合計1万368円)増額(現在の3Gケータイ【フィーチャーフォン】を16カ月以上使っている場合のみ)

 上記の割引を考慮すると、16GBモデルの実質価格はドコモが648円、auが720円、ソフトバンクが432円、64GBモデルの実質価格はドコモが9720円、auが6120円、ソフトバンクが5832円になります。

 なお、ドコモの割引増額は当初432円/月(合計1万368円)で、16GBモデルを実質0円で購入可能となるはずでしたが、3月28日に急きょ上記の値段となりました(参考記事1参考記事2)。

「iPhone SE」16GBモデルの料金割引と実質負担額(3Gからの契約変更)
ドコモ(5月31日まで) au ソフトバンク
割引金額(かっこ内は総額) 2349円/月(5万6376円) 2340円/月(5万6160円) 2352円/月(5万6448円)
実質負担金 634円 720円 432円
※ドコモ:「シェアパック5」「データSパック」契約者は月々サポートを432円/月(合計1万368円)減額
※au:「データ定額1」契約者は毎月割なし
※ソフトバンク:「データ定額パック・小容量(1)」契約者は月月割なし

「iPhone SE」64GBモデルの料金割引と実質負担額(3Gからの契約変更)
ドコモ(5月31日まで) au ソフトバンク
割引金額(かっこ内は総額) 2511円/月(6万2264円) 2640円/月(6万3360円) 2667円/月(6万4008円)
実質負担金 9720円 6120円 1万6200円
※ドコモ:「シェアパック5」「データSパック」契約者は月々サポートを432円/月(合計1万368円)減額
※au:「データ定額1」契約者は毎月割なし
※ソフトバンク:「データ定額パック・小容量(1)」契約者は月月割なし

 ただし、表の注釈にもある通り、契約するパケットプランによっては料金の割引が減額または無くなります。ドコモの場合は「シェアパック5」「データSパック」を選択すると月々サポートが432円/月(合計1万368円)引きとなります。また、auの「データ定額1」の契約者や、ソフトバンクの「データ定額パック・小容量(1)」契約者はそもそも月々の割引がありません。注意しましょう。

ドコモの告知ページから ドコモでは「シェアパック5」「データSパック」契約者の月々サポートが減額される(「ドコモからのお知らせ」より)
auのニュースリリースから auでは「データ定額1」を契約しているとに毎月割が適用されない(ニュースリリースより)

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