iモードケータイの「代用」になる? VoLTE対応spモードケータイを試す(メール・Webブラウズ編)(3/3 ページ)

» 2017年04月27日 08時30分 公開
[井上翔ITmedia]
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Web:スマホ用サイトも見られる

 iモードケータイでは「iモードブラウザ」でケータイに最適化されたWebサイトを、「フルブラウザ」でPC向けに作られたWebサイトを閲覧できる。しかし、時代の流れでケータイ向けのWebサイトは減少傾向にあり、フルブラウザも最新のWebテクノロジーに対応していない場合もある。

 その点、SH-01JやP-01JのWebブラウザはAndroidスマホで使われているものをベースとしている。そのため、PC向けWebサイトの閲覧はもちろん、スマホに最適化されたWebサイトの表示もできる。HTML5ベースのサイト上で動画の再生も可能だ。

Webブラウザ SH-01JやP-01JのWebブラウザならスマホに最適化されたWebサイトも難なく表示できて……
HTML5ベースのWeb動画サイトもOK HTML5ベースのWeb動画サイトを表示して、動画を再生することもできる

 PC向けのWebサイトでは、マウスポインタを置くと何らかのアクションが発生する「マウスオーバー」を利用している場合がある。また、スマホ向けのWebサイトの中には画面を払う「スワイプ」操作を前提としているものもある。マウスオーバーやスワイプの操作が必要な場合は、SH-01JならタッチクルーザーEX、P-01Jなら「ドラッグモード」を使うと問題なく操作できる。これらは、LINEアプリと同様に発話キーの長押しでオン/オフを切り替えられる。

発話キー Webブラウズ中に発話キーを長押しすれば、マウス操作やスワイプ操作が必要な場面でも操作できる機能が起動する

 データ容量が大きいWebサイトも、Wi-Fiを使えば快適だ。鉄道の駅や公共施設、飲食店などを中心に展開している「docomo Wi-Fi」も使える。docomo Wi-Fiを含む公衆Wi-Fiサービスや、自宅のWi-Fiをうまく活用すれば、パケット容量を節約しつつ、快適なWebライフを楽しめるだろう。


 メールやLINE、Webなども比較的快適に楽しめることが分かった。

 しかし、iモードケータイで「できたこと」は、まだまだある。次回は「おサイフケータイ」を始めとする便利機能、そして肝心要な「料金」面について見ていこうと思う。

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