iモードケータイでは「iモードブラウザ」でケータイに最適化されたWebサイトを、「フルブラウザ」でPC向けに作られたWebサイトを閲覧できる。しかし、時代の流れでケータイ向けのWebサイトは減少傾向にあり、フルブラウザも最新のWebテクノロジーに対応していない場合もある。
その点、SH-01JやP-01JのWebブラウザはAndroidスマホで使われているものをベースとしている。そのため、PC向けWebサイトの閲覧はもちろん、スマホに最適化されたWebサイトの表示もできる。HTML5ベースのサイト上で動画の再生も可能だ。
PC向けのWebサイトでは、マウスポインタを置くと何らかのアクションが発生する「マウスオーバー」を利用している場合がある。また、スマホ向けのWebサイトの中には画面を払う「スワイプ」操作を前提としているものもある。マウスオーバーやスワイプの操作が必要な場合は、SH-01JならタッチクルーザーEX、P-01Jなら「ドラッグモード」を使うと問題なく操作できる。これらは、LINEアプリと同様に発話キーの長押しでオン/オフを切り替えられる。
データ容量が大きいWebサイトも、Wi-Fiを使えば快適だ。鉄道の駅や公共施設、飲食店などを中心に展開している「docomo Wi-Fi」も使える。docomo Wi-Fiを含む公衆Wi-Fiサービスや、自宅のWi-Fiをうまく活用すれば、パケット容量を節約しつつ、快適なWebライフを楽しめるだろう。
メールやLINE、Webなども比較的快適に楽しめることが分かった。
しかし、iモードケータイで「できたこと」は、まだまだある。次回は「おサイフケータイ」を始めとする便利機能、そして肝心要な「料金」面について見ていこうと思う。
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