格安SIMの認知度は88.9%、スマホ決済利用は45.4%に MMDのスマホ利用者実態調査

» 2018年12月10日 15時40分 公開

 MMD研究所は、12月10日にコロプラのスマホ向けインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」で共同調査した「2018年版:スマートフォン利用者実態調査」の結果を発表した。対象はスマートフォンを所有する15歳〜59歳の男女2718人で、調査期間は10月31日〜11月1日。

 格安SIMの非利用者(2077人)に格安SIMの認知度を聞いたところ「知っていて、利用していたが今は利用していない」「知っていて、利用を検討している」「知っているが、利用は検討していない」を合わせて88.9%に。「知っているが、利用は検討していない」と回答したユーザーへ検討しない理由を複数回答で聞いたところ、上位は「サポートが不安だから(25.6%)」「今の通信会社のほうが安心だから(25.1%)」「つながりやすさに不安があるから(23.3%)」となった。

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 通信会社の契約者(2653人)へ選ぶきっかけとなった情報を複数回答で聞いたところ「友人・知人などの紹介・口コミ(28.8%)」が最も多く、次いで「店頭(18.2%)」「通信会社のホームページ(11.3%)」「TVCM(11.0%)」。利用している通信会社を契約した決め手を複数回答で聞いたところ「家族でシェアできる(23.4%)」が最も多く、次いで「価格が安い(19.0%)」「ネームバリューがある(14.6%)」となる。

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 MVNO利用者(424人)へメインで使っているMVNOの申し込み方法について聞いたところ、最も多かったのは「事業社サイトで格安SIMのみを購入、そのまま申し込み(41.5%)」で、「ECサイトから格安SIMのみを購入、申し込み(20.0%)」「店頭で格安SIMのみを購入、そのまま店頭で申し込み(19.3%)」と続く。

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 現在利用しているスマートフォン決済について聞いたところ「利用している」は45.4%、「利用してはいない」は54.6%に。利用しているサービスは「楽天Edy」が25.6%、「nanaco」が22.2%、「WAON」が19.2%だった。

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 一方、2018年から利用し始めたスマートフォン決済が「ある」と回答したのは21.4%。利用しているサービスは「楽天Edy」が19.1%と最も多く、次いで「楽天Pay」が15.6%、「LINE Pay」が13.9%だった。

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 この他、本調査ではスマートフォンの利用時間やメールやメッセージの平均利用回数、メイン利用の端末で満足している項目、インストールしているアプリの数や遊んでいるゲームアプリ、電子書籍・電子コミックやInstagramの利用、ネットショッピングをする時に利用するデバイスなどについて回答を得ている。

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