約半数がキャリアメールを使わず MMD研究所の調査

» 2018年01月18日 06時00分 公開

 MMD研究所は、1月16日に「2017年版:スマートフォン利用者実態調査」の結果を発表。本調査はコロプラが提供するスマートフォン向けインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」で共同調査したもので、スマートフォンを所有する15歳〜59歳の男女2780人を対象に2017年12月20日〜12月21日に実施した。

 1日にどれくらいスマートフォンを利用するか聞いたところ「2時間以上3時間未満」が21.7%でが最も割合が多く、よく利用している時間帯は「夜(19時〜23時台)」が63.1%で最多となった。

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 1日あたりのメール・メッセージの送信回数は、キャリアメールは「0回」が最多で50.3%、次いで「1〜10回」が40.2%。SMSも「0通」が最多で54.5%、次いで「1〜10回」が33.2%となり、LINEは「1〜10回」が最多で54.1%、次いで「11〜20回」が13.0%、「0回」が12.8%となった。1日の通話平均時間(電話以外のアプリの音声通話/ビデオ通話も含む)は「1分未満」が26.2%、「ほとんど通話をしない」が25.3%、「1分以上3分未満」が15.4%となる。

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 プリインストールを除いたアプリのインストール数は「6〜10個」が18.8%、「11〜15個」が17.2%、「16〜20個」が15.7%。複数回答でアプリの種類を聞いたところ「SNS・コミュニケーション」が69.4%、「動画」が60.6%、「天気」が58.5%、「ゲーム」が57.3%となった。

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 ネットショッピングをするときによく利用するデバイスを複数回答で聞いたところ「スマートフォン」が74.7%と最多で、次いで「PC」が38.6%、「タブレット」が10.6%となる。年代別で見ると20代以降の年代が増え、PCでの利用が減少傾向にある。

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 ネットショッピング経験者によく利用するネットショッピングサイト・アプリを複数回答で聞いたところ「Amazon.co.jp」が77.7%と最多、次いで「楽天市場」が53.1%、「Yahoo!ショッピング」が29.3%。年代別で見るとAmazon.co.jp、楽天市場の利用が減少傾向にあり、メルカリ、ZOZOTOWNなど2015年と比較すると20代以降が増加傾向にある。

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 動画視聴によく利用するデバイスを複数回答で聞いたところ、どの年代もスマートフォン、PC、タブレットでの順で視聴が多く、2015年の調査と比較すると10・20代と50代のスマートフォン利用が増えている。利用している動画アプリを複数回答で聞いたところ「YouTube」の90.1%が最多で、次いで「niconico」が18.2%、「Amazonビデオ」が16.1%となる。年代別だと10代・20代は「YouTube、niconico 、Amazonビデオ」、30代〜50代は「YouTube、Amazonビデオ、niconico」が上位となる。

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 現在利用しているキャリアは「NTTドコモ」が32.4%、「au」が28.2%、「ソフトバンク」が20.7%、「Y!mobile」が4.2%、「格安SIM」が12.6%。3大キャリア利用者に格安SIMについて聞いたところ、認知度は85.5%となった。

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 格安SIM利用者に申し込み方法について聞いたところ「事業社サイトで格安SIMのみを購入、そのまま申し込み」が35.6%で最も多く、次いで「店頭で格安SIMのみを購入、そのまま店頭で申し込み」が20.5%、「ECサイトから格安SIMのみを購入、申し込み」が17.7%となった。

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