PC USER Pro

「VAIO Z」に英語/日本語カナなしキーボード追加――購入後の交換サービスも+5000円で選択可

» 2015年05月21日 09時00分 公開
[前橋豪ITmedia]

USキーボード派に待望のオプション

 VAIOは5月21日、13.3型モバイルPC「VAIO Z(VJZ13A)」のカスタマイズモデル(VAIO OWNER MADE)に、「英字配列キーボード」と「日本語配列カナなしキーボード」のオプションを追加すると発表した。2015年6月18日13時に受注を開始する予定だ。標準の「日本語配列(カナあり)キーボード」から5000円(税別、以下同)の増額で各キーボードに変更できる。

 また、VAIO Zをすでに購入したユーザーに対しては、2015年6月10日より上記2種類のキーボード交換サービスを提供する予定だ。交換費用は期間限定キャンペーン価格が9500円(交換部品代、往復送料、工賃込)、キャンペーン期間終了後の通常価格が2万6000円となる。キャンペーン期間は2015年6月10日から同年12月15日まで。

 英字配列キーボードは、日本語固有のキーがないため、スペースバーやBackspaceキーが長く確保されて打ちやすい一方、Enterキーが1段のバー形状になる。日本語配列カナなしキーボードは、日本語配列ながらカナの刻印を省いてシンプルな外観にまとめており、デザインにこだわるローマ字入力のユーザー向けだ。

 ソニー時代のVAIOノートは、英字配列や日本語配列カナなしのキーボードを選択できる製品も多かったが、ソニーから分離したVAIO新会社では購入時に選べるCTOメニューが絞り込まれ、販売地域を日本国内に限定したこともあり、英字配列などキーボードのオプションが省かれていた。今回はユーザーからの強い要望に応えて、キーボード配列の追加を決定したという。

「英字配列キーボード」を搭載したVAIO Zのブラックモデル(写真=左)とシルバーモデル(写真=右)
「日本語配列カナなしキーボード」を搭載したVAIO Zのブラックモデル(写真=左)とシルバーモデル(写真=右)
標準仕様の「日本語配列(カナあり)キーボード」を搭載したVAIO Zのブラックモデル(写真=左)とシルバーモデル(写真=右)
VAIO Zはハイパフォーマンス志向の13.3型モバイルPC。天板中央部のラインを軸として、液晶ディスプレイをぐるりと180度回転できる「マルチフリップ機構」により、クラムシェルノートとしてもタブレットとしても利用可能な2in1デバイスとなっている。「VAIO Z | BEAMS 特別仕様モデル」もキーボードの交換サービス対象製品だ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年05月11日 更新
  1. 新型「iPad Pro」がM3チップをスキップした理由 現地でM4チップ搭載モデルと「iPad Air」に触れて驚いたこと (2024年05月09日)
  2. 「M4チップ」と「第10世代iPad」こそがAppleスペシャルイベントの真のスターかもしれない (2024年05月10日)
  3. 個人が「Excel」や「Word」でCopilotを活用する方法は? (2024年05月08日)
  4. Minisforum、Intel N100を搭載したスティック型ミニPC「Minisforum S100」の国内販売を開始 (2024年05月10日)
  5. “NEXT GIGA”に向けた各社の取り組みやいかに?──日本最大の教育関連展示会「EDIX 東京」に出展していたPCメーカーのブースレポート (2024年05月09日)
  6. NECプラットフォームズ、Wi-Fi 6E対応のホーム無線LANルーター「Aterm WX5400T6」 (2024年05月09日)
  7. ASRock、容量約2Lの小型ボディーを採用したSocket AM5対応ミニベアボーンPCキット (2024年05月10日)
  8. SSDの“引っ越し”プラスαの価値がある! 税込み1万円前後のセンチュリー「M.2 NVMe SSDクローンBOX」を使ってみる【前編】 (2024年05月06日)
  9. Core Ultra 9を搭載した4型ディスプレイ&Webカメラ付きミニPC「AtomMan X7 Ti」がMinisforumから登場 (2024年05月08日)
  10. これは“iPad SE”なのか? 新型iPadを試して分かった「無印は基準機」という位置付けとシリーズの新たな幕開け (2022年10月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー