iPad Wi-Fi版をモバイルWi-Fiルーターで外に持ち出す――「BF-01B」編(2/2 ページ)

» 2010年10月04日 08時30分 公開
[神尾寿,ITmedia]
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ドコモのインフラが使えるのも魅力

 さらにBF-01Bはドコモの「FOMAハイスピード」に対応しており、ソフトバンクモバイルの3Gサービスよりも、広いエリアでHSDPA・HSUPAによる高速データ通信が使える。これによりデータ通信を多用するアプリやサービスが快適に使えるのもメリットだろう。

 この差を如実に感じるのが、サムネイル画像やPDFを多くやりとりするアプリだ。例えば、「ITmedia」や「Evernote」「産経新聞HD」などは、都市部から地方郊外まで安定して実効速度の速いBF-01Bの恩恵を強く感じられる。

 一方、純粋な「サービスエリアの広さ」という点でも、BF-01Bを用いる利点がある。BF-01Bはドコモの「FOMAプラスエリア」に対応しており、地方の郊外や山間部でも圏外になりにくい。またドコモは都市部においても、オフィスビルや商業施設に屋内基地局を積極的に設置し、ビル陰や住宅街の電波の届きにくい場所もきめ細かくエリアを補完している。こと“つながりやすさ”という点では、ドコモは業界随一。BF-01Bを使えばこのFOMAエリアが利用できるというのも、エリア重視のユーザーにとって見逃せないポイントだろう。

PhotoPhotoPhoto 大容量データ通信が発生するアプリでも快適に使えるのはドコモの高速データ通信が利用できるメリットのひとつ。サムネイルが多い「ITMedia」や「Evernote」、「マップ」などはその差を感じやすい
PhotoPhoto 3Gモードだと低画質でしか動かないYouTubeも、BF-01BのWi-Fi経由ならばHD画質での再生が可能。全体的な動きも速くて快適だ

iPad Wi-Fi版+BF-01Bも魅力的な選択肢

 このようにドコモのインフラが使えるBF-01BとiPadの相性はすこぶるいい。iPadのWi-Fi+3G版には、GPS機能が利用できることや、内蔵3Gモジュールでメール・アプリのプッシュ機能を気兼ねなく利用できるといったWi-Fi版にはない魅力がある。しかし、それらを重視しないユーザーや、ノートPCとiPadを使い分けたいといった人ならば、「iPad Wi-Fi版+BF-01B」という選択肢も十分に検討する価値があるだろう。

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