第3回 「しゃべってカンタン操作」は本当に使える?――「F-12C」「F-12C」の“ここ”が知りたい

» 2011年10月18日 00時15分 公開
[房野麻子,ITmedia]
photophoto 「F-12C」。ボディカラーはBlackとRose Gold(写真=左)と、限定カラーのClassic Orange(写真=右)。Classic Orangeは

質問:カメラは使いやすい?

 「F-12C」のカメラは有効810万画素。裏面照射式CMOSセンサーの「Exmor for mobile」と独自の画像処理エンジン「Milbeaut Mobile」を搭載し、薄暗い場所でも明るい映像に仕上がる。また、自動シーン認識機能を搭載しているので、カメラを被写体に向けてシャッターにタッチするだけで、きれいな写真が撮れるのが快適だ。

 自動シーン認識は「風景」「接写」「夜景」「人物」「QRコード」に対応。個人的には、QRコードの読み取りに別のアプリを起動することなく進められるのが便利だった。また、撮影メニューはファインダーの周囲にあるアイコンをタッチすると呼び出せる。反応もよかったので、設定の変更が必要な場合も、それほど煩わしくないだろう。

photo 自動シーン認識に設定しておけば、接写から風景、QRコードの読み取りまで、特に設定を買えることなく撮影できる

質問:「しゃべってカンタン操作」は本当に使える?

 F-12Cには、声で機能を呼び出す「しゃべってカンタン操作」というアプリが搭載されている。アプリを起動して「◯◯さんにメール」「明日ゴルフ」などと話しかけると、◯◯さんのアドレスが入った状態でメール作成画面が立ち上がったり、スケジュール帳の明日の予定にゴルフが追加されたりする。

 使ってみたところ、音声の認識精度は高く、なかなか便利だと感じた。ダウンロードしたアプリを起動することもできるので、アプリが増えて画面遷移が面倒になった場合にさっと起動できれば快適だ。音声入力に抵抗があるなら、自宅だけで使ってもいいだろう。 ただ、スケジュール帳に予定を入力する場合などには、入力する言葉をあらかじめて登録しておく必要がある。例えば筆者の場合、「◯月◯日に取材」と入力しようとしたら、「取材」という言葉が登録されておらず、「出張」に変えられていた。よく使う単語は自分で登録しておくと、より使いやすくなるだろう。また、対応する言葉がない場合は、一番近い言葉が入力されるようだ。こういった点は、国内メーカーならではのキメの細かさと感じだ。

photophotophoto 「しゃべってカンタン操作」を利用すると、初回にアドレス帳など端末内のデータ読み込み処理が行われる(写真=左)。「山田さんに電話」と話しかけた。「山田さん」が複数ある場合はすべて表示し、そこから選ぶことになる(写真=中央)。「取材」という言葉が登録されていなかったので「出張」になっている(写真=右)

 F-12Cはワンセグの搭載こそ見送られたが、IPX5/IPX8の防水性能を備え、赤外線通信機能とおサイフケータイというフィーチャーフォンからの乗り換えには欠かせない機能をしっかり搭載。もちろん、ターゲット層に人気の活動量計やウォーキングカウンターも忘れてはいない。プリセットされたウィジェットも見やすく使いやすかった。初めてスマートフォンを使う人でも戸惑わず、しかもサクサクと気持よく使える端末だ。

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