写真で解説する「HTC J butterfly HTL23」(外観編)HTL21/HTL22とのスペック比較も

» 2014年08月20日 01時30分 公開
[田中聡,ITmedia]

 KDDIとHTCが共同開発したスマートフォン「HTC J」シリーズの第4弾モデルとなる「HTC J butterfly HTL23」が、8月29日に発売される。前モデル「HTC J butterfly HTL21」からは約1年8カ月ぶり、「HTC J One HTL22」からは約1年1カ月ぶりの新作だ。装いも新たに登場した新butterflyの外観レビューをお届けしよう。

 auオンラインショップでのHTL23の一括価格は新規契約と機種変更が7万3440円(税込)、MNPが「誰でも割」加入で5万7240円。実質負担額は新規契約と機種変更が2万7000円、MNP(誰でも割加入時)が1万800円となる。

photophoto 「HTC J butterfly HTL23」。ボディカラーはルージュ、キャンバス、インディゴの3色

 ボディの背面はHTL21と同様にカーブを描いており、両側面は非常に薄くなっている。手のフィット感も抜群で、こうしたbutterflyデザインのDNAともいえる部分はしっかりと継承されている。カラーはルージュ、インディゴ、キャンバスの3色をラインアップ。従来のブラックの代わりに入った、ダークブルー系統のインディゴが真新しい。ルージュはHTL21のレッドと同系色だが、より深みのある色に進化している。陶磁器をイメージしたというキャンバス(ホワイト)は、マットで指紋が付きにくい。

 ディスプレイ下のキー(戻る、ホーム、タスク)は、HTL21とHTL22ともにセンサーキーを採用していたが(HTL22はタスクキーはなし)、HTL23はオンスクリーンキーに変更され、表示領域が狭くなってしまったのは少々残念。ただしカメラやギャラリーなど、アプリやコンテンツによってはキーは表示されなくなる。

photophoto ボディはHTC J butterfly HTL21と同様に丸みを帯びていて、手にフィットしやすい

 本体のサイズは約70×145×10ミリで、同じ5型のHTL21より1ミリ小さく、4.7型のHTL22より1ミリ太い。重量は約156グラムで、同じ樹脂のHTL21より16グラム重く、メタルボディのHTL22よりは1グラム軽い。WiMAX 2+に対応したほか、バッテリー容量が2700mAhに増量されたことが影響しているのだろう。これに伴って、連続通話時間や連続待受時間も2モデルから向上している。

 本体上部に電源キーを備えているのはHTL21やHTL22と同様だが、HTL23ではロック画面をダブルタップするだけで画面が点灯する「Motion Launch」を採用しているので、使い勝手が向上している。IPX5/IPX7の防水性能をサポートしつつ、外部接続端子(Micro USB端子)のカバーは付いておらず、手軽に充電ができるのもうれしいポイントだ(HTL21ではキャップが取れやすいトラブルがあっただけに……)

photophoto 本体上部に赤外線センサーと電源キー(写真=左)、本体下部にMicro USB端子とイヤフォンジャックを搭載している。防水ながら、Micro USB端子がキャップレスになっているのは、海外メーカー製のモデルとしては珍しい(写真=右)
photophoto 左側面にはmicroSDスロット(写真=左)、右側面にはSIMスロット、ボリュームキーを搭載している(写真=右)
photophoto キャンバス(ホワイト)はマットな質感が特徴。シルキーな感触の磁器から着想を得たという(写真=左)。従来のブラックに代わるインディゴでは、ダークブルーの美しさを表現している(写真=右)
photophoto 左がHTL23、右がHTL21。ボディの形状はそれほど変わっていないが、UIは大きく変わっている
photo HTL23のルージュとHTL21のレッドを並べてみた。ルージュは、日本の漆から着想を得て、内側に秘められたパールのような美しさを表現したという
photo 突起を爪で引っかけるとSIMスロットが引き出されるので、端末は再起動してしまう。microSDスロットも同様の作りになっている。SIMカードはnanoSIMを採用している

 外観でもう1つ注目したいのが、ブックタイプの専用ケース「HTL23 Dot View Case」(別売)。ケースを装着してカバーを閉じてからダブルタップをすると、時刻や壁紙がドットパターンで表示される。Dot View Caseを閉じると、ディスプレイ面のセンサーが反応して表示内容が自動で切り替わる仕組みだ。ほかに天気、新着メール、着信などの情報を表示させたり、着信履歴を表示してスワイプ操作で発信したりもできる。

 「HTC Dot View」アプリを利用すれば、Dot View Case専用の壁紙を変更できるほか、ギャラリーに保存されている写真をドットパターンの壁紙にすることもできる。Dot View Caseはカラーはグレイ、ブルー、オレンジの3色を用意している。

photophoto 「HTL23 Dot View Case」をパタンと閉じて、ケースの上からダブルタップすると、時刻や壁紙がドットパターンで表示される(写真=左)。ケースの背面にもHTCロゴがある(写真=右)
photophotophoto 着信履歴を表示させて、Dot View Caseをスワイプすることで、ケースを開けることなく電話の発信もできる
photophotophoto 「HTC Dot View」アプリから、ドットビューケース用の壁紙を設定できる。撮影した写真を壁紙にすることもできるが、人物の顔などは、狭い範囲をトリミングしないと、ちょっと怖い感じになることも……
photophoto 風景や模様の方がキレイに表示される

 過去のHTC Jシリーズと比べてスペック面で新しいのは、WiMAX 2+やキャリアアグリゲーション、(外部アンテナが必要だが)フルセグに対応したこと。JBLハイパフォーマンス インイヤー ヘッドフォンが付属しており、端末内蔵のサウンドプログラム「JBL LiveStage」と合わせて、臨場感のあるサウンドを楽しめるのもHTL23ならではの特徴だ。また、フロントステレオスピーカーは、HTC J Oneよりも25%音量がアップしており、スピーカーチャンバーも再設計しているという。

photophoto ディスプレイ上部と下部にデュアルフロントスピーカーを搭載している
photophoto HTL23に付属するJBLのヘッドフォン。HTC限定色のオレンジを用意している(写真=左)。ヘッドフォンを装着して「設定」の「JBL LiveStage」をオンにすると、臨場感あふれるサウンドを楽しめる(写真=右)
HTL23、HTL22、HTL21のスペック比較
HTC J butterfly HTL23 HTC J One HTL22 HTC J butterfly HTL21
OS Android 4.4 Android 4.2(4.4へアップデート予定) Android 4.1
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約70×145×10ミリ 約69×138×10.5ミリ 約71×143×9.2ミリ
重量 約156グラム 約157グラム 約140グラム
プロセッサ Qualcomm Snapdragon MSM8974AC/2.5GHzクアッドコア Qualcomm Snapdragon APQ8064T/1.7GHzクアッドコア Qualcomm Snapdragon APQ8064/1.5GHzクアッドコア
ディスプレイ 約5型フルHD液晶(1080×1920ピクセル) 約4.7型フルHD液晶(1080×1920ピクセル) 約5型フルHD液晶(1080×1920ピクセル)
連続通話時間 約1010分 約820分 約750分
連続待受時間 LTE/WiMAX 2+:約430時間、3G:約490時間 LTE:約370時間、3G:約450時間 LTE:約270時間、3G:約360時間
バッテリー容量 2700mAh 2300mAh 2020mAh
メインカメラ 有効約1300万画素CMOS 有効約400万画素 有効約800万画素
インカメラ 有効約500万画素CMOS 有効約210万画素 有効約210万画素
ストレージ 32Gバイト 32Gバイト 16Gバイト
メインメモリ 2Gバイト 2Gバイト 2Gバイト
外部メモリ microSDXC(最大128Gバイト) microSDXC(最大64Gバイト) microSDHC(最大32Gバイト)
防水 ○(IPX5/IPX7) ○(IPX5)
ワンセグ ○(外部アンテナ) ○(外部アンテナ) ○(アンテナ内蔵)
フルセグ ○(外部アンテナ)
おサイフケータイ
NFC
4G LTE ○(下り最大150Mbps) ○(下り最大100Mbps) ○(下り最大75Mbps)
WiMAX 2+
キャリアアグリゲーション
Wi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n/ac IEEE802.11 a/b/g/n IEEE802.11 a/b/g/n
Bluetooth ver.4.0 ver.4.0 ver.4.0
赤外線通信

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月22日 更新
  1. キャリアショップや家電量販店よりも厳しい現実――街中の「併売店」の“今”を探る (2026年09月21日)
  2. 月40GBになった「ahamo」はどれだけお得? 他社中容量プランと比較、「大盛り」に意外な落とし穴も (2026年09月21日)
  3. 「マイナポータルアプリ」が「マイナアプリ」へ刷新されて何が変わった? メリットや利用方法を解説 (2026年09月20日)
  4. iPhone 18 Proに保護フィルムを貼るとFace ID認証できない不具合 原因は“赤外線カメラの位置” (2026年09月19日)
  5. 出そろった「iPhone 18 Pro」の価格を4キャリアで比較 ソフトバンクが衝撃の安さ、楽天モバイルが異例の施策 (2026年09月13日)
  6. 「かつて警察が出動した」──iPhone発売時に「行列徹夜組」が激減したワケ あの“盛り上がり”がもたらした意味 (2026年09月21日)
  7. Amazonで低評価だった「Google Pixelsnap リングスタンド」が大満足だった理由 (2026年09月21日)
  8. フォルダブル歴5年の筆者も驚いた「iPhone Duo」の完成度 ソフトウェアの力で再定義できるか (2026年09月19日)
  9. ドコモでiPhoneのeSIMクイック転送が利用できない不具合 Appleオンラインストアで購入+機種変更手続きが対象 (2026年09月21日)
  10. Androidでおサイフケータイを使いたくない理由 初期化で消えないデータと売却時の落とし穴 (2026年09月19日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー