SIMフリースマホ「arrows M03」が女性におすすめの理由SIM通

» 2017年01月12日 06時00分 公開
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 ドコモ、auどちらのネットワークでも使えるSIMフリースマホとして、初心者だけでなくMVNO通な人たちにも人気の「arrows M03」。実際に使ってみたところ、女性にも使いやすいスマホだと感じました。そこで、女性におすすめの点を中心に、使い心地をレポートします。

arrows M03

持ちやすくちょうどいいサイズ

 arrows M03を女性にオススメしたい点、まずは持ちやすさ。5インチディスプレイは小さすぎず、大きすぎない調度いいサイズで、iPhoneの標準モデルを使っている人が買い替えても、違和感がないはず。

側面のメタルフレーム部分が曲面なので手になじむ

 厚さは7.8ミリと、こちらはiPhoneより少し厚めですが、側面のメタルフレーム部分が曲面なので手によくなじみます。カバーやケースを使ってもそれほど大きくならず、持ち心地のよいスマホです。丸みを帯びた形状が持ちやすさに貢献しています。時に女性はスマホが大きくて持ちづらく感じることがありますが、これなら安心です。

 背面は透明感のある樹脂素材、側面はアルマイト処理されたアルミで、今どきのスマートフォンらしく、シンプルでクセのないデザインです。カラーバリエーションはピンク、ブラック、ホワイトが基本の3色。他に楽天モバイル限定カラーとしてシャンパンゴールド、mineo限定カラーとしてグリーンもあります。いずれもオーソドックスな色味で、どんなシーンやスタイル、ファッションにも合わせられる色だと感じました。

 また、本体の4つの角にくぼみがあるのが特徴。このくぼみは、端末を縦に持っている時はほとんど気付きませんが、カメラで撮影する際など、端末を横持ちする時に指をかけられ、すべることなくしっかり持てるようになっています。そのため、片手で持ってもスマホがグラグラせず、自撮りもしやすかったです。

※本体の四隅のくぼみは、本体を横持ちするときに指がかかってグリップ感がアップします。端末が安定するので自撮りもしやすい。 ※本体の四隅のくぼみは、本体を横持ちするときに指がかかってグリップ感がアップします。端末が安定するので自撮りもしやすい。

操作簡単で自然な色合いで撮れるカメラ

 女性にM03をおすすめもう一つのポイントはカメラです。機能はいたってシンプルで、画像は見たままの、自然な色合いを再現してくれとても好印象です。写真好きをターゲットにしているようなマニュアルモードはありませんが、サッと撮影して失敗のない写真が撮れます。アウトカメラもインカメラも広角で、前モデルのM02よりも広い範囲を撮影できます。特に、インカメラの画角は約85度で、自撮りの背景もかなり広い範囲をとらえていました。食事会など、友人で集まった際の記念のグループショットも、楽にできそうです。

※シンプルなファインダー。右下にあるアイコンのワンタッチでアウトカメラとインカメラを切り替えられるようになりました。 ※シンプルなファインダー。右下にあるアイコンのワンタッチでアウトカメラとインカメラを切り替えられるようになりました。
※インカメラはかなり広角。広い背景を入れることができます。 ※インカメラはかなり広角。広い背景を入れることができます。

 なお、好き嫌いがあるかもしれませんが、海外のスマホに多い美顔モードは、M03のインカメラに搭載されていません。肌補正をしたい方は、別の加工アプリを活用する必要があります。

濡れた手でも操作できる!

 そして、女性に必須の機能といえば防水です。防水機能はいまやiPhone 7でも搭載しているので、珍しい機能ではなくなりましたが、濡れた手でもちゃんと操作できるのがarrows M03の良いところです。たとえば洗い物の途中で電話がかかってきたとき、手をちゃんと拭かなくても画面をスライドして電話に出ることができました。濡れた手でレシピサイトを確認することも可能。また、私自身はお風呂場にスマホを持ち込む習慣がないのですが、湯船に浸かりながら電子書籍を読んだりすることもできそうでした。

※防水なので濡れた手で安心して操作できるのはもちろん、画面が水に濡れても誤操作が比較的少なく、操作できるのがいいところ。 ※防水なので濡れた手で安心して操作できるのはもちろん、画面が水に濡れても誤操作が比較的少なく、操作できるのがいいところ。

抵抗なく使えるさまざまな配慮

 スマホをバッグの中に入れていると知らない間にディスプレイに傷が付いたり、カバーやケースを使っていても落としてディスプレイが割れてしまうことがあります。持ちやすい形状のarrows M03例外ではありません。しかし、arrows M03は落としても割れにくく、傷が付きにくいタフネス仕様。スマホは2年間くらいは使い続けることが多いので、きれいに保てる可能性が高いことは素直にうれしく感じます。

 また、普段は意識していませんでしたが、富士通お得意のサポート機能「ヒューマンセントリックエンジン」が、ひそかに効果を発揮していると感じました。中でも、手に持っている間は画面が消灯しない「持ってる間ON」は、地図を見ながら歩いているときに便利でした。個人差はもちろんありますが、女性は地図を見るのが苦手な人がやはり多く、時間をかけてじっくり見なければならないシーンが多いもの。そんな時にこの機能はとても便利だと思いました。

 これ以外にも、定評のある文字入力システム「Super ATOK ULTIAS」、いざというときに使えるワンセグやFeliCaがあることが安心感や信頼性につながっていて、端末に対して不安を感じません。

 一方で、やはりミドルレンジモデルなのでCPU性能は抑えめで、色々なアプリを起動していると、他のアプリの起動や撮った写真の表示に少し時間がかかったりすることもありました。しかし、イライラするほどではありません。WebやSNS用のちょっとした写真や自撮りなどであれば、じゅうぶん満足できる操作感です。

 富士通製の携帯電話はハイスペック機の印象が強いかもしれません。しかし、長年、らくらくホンを作ってきたメーカーでもあり、arrows M03もいたるところに細やかな配慮がされているスマホだと思いました。仕事に家事にSNSに便利な機能を備え、女性が好んで使える1台に仕上がっています。

(文:房野麻子)

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