デンソーウェーブは、6月1日に配送ドライバーに向けたスマートフォンタイプのハンディターミナル「BHT-1600」を発表した。
本製品には国内外の物流業界ユーザーからの声をもとに開発したプロテクターを実装し、配送現場での情報活用や作業の効率化を目指す。Android 6.0を搭載し、4G LTEの高速データ通信やGPS機能と直感的な操作が可能。業務に必要なアプリに限定した運用ができるnon-GMS(Google Mobile Service)モデルで、保護等級IP67に準拠した耐粉塵(じん)・防滴性能や耐落下性能を備えている。
4.7型HD(720×1280ピクセル)ディスプレイには、スクラッチに強く傷が付きにくい「Dragontrail」を採用した。手の小さいユーザーや、軍手をしたままでも簡単にバーコード/QRコードの読み取り画面を押しやすい位置に配置できる「ソフトウェアトリガーキー」を搭載。バッテリーが切れても交換中にデータを保持できる機能を有し、ICカード認証による利用者制限も行える。
軽量な「ベーシックモデル」は6月9日、1.8mからの落下にも耐えられる堅牢(けんろう)性を重視した「プロテクタモデル」は7月中旬に発売予定。海外でも万全の現地サポートや修理を提供する。
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