これさえ覚えれば脱初心者!! 「Mac OS X」ショートカットの極意20広田稔のMacでいくべし(3)(3/4 ページ)

» 2012年02月29日 11時00分 公開
[広田稔,ITmedia]
  • 11、起動中のアプリを切り替える

 「command」+「tab」キーで使用中のアプリを一覧表示。そのまま「tab」キーを数回叩いて選択するアプリを変えてから「command」を離せば、アプリが切り替わる。

「command」+「tab」で開くアプリケーションの切り替え。ファイルをつかんだままこの画面を表示させ、目当てのアプリで開くという用途にも使える

  • 12、同じアプリのウィンドウを切り替える

 同一アプリで複数ウィンドウを開いてる場合、「command」+「F1」(「fn」+「F1」)で切り替えられる。

同一アプリ内なら「command」+「F1」でウィンドウの切り替えが可能

Safariで開いた複数のウィンドウを切り替える

 この用途なら「Mission Control」を使うのも便利だ。「control」+「↓」を押すと、アプリのウィンドウが並ぶので、矢印キーで目当てのものを選んで「return」キーで確定すればいい

「control」+「↓」で同一アプリ内のウィンドウを並べ、矢印キーで選択

  • 13、Dockの操作

 「command」+「option」+「D」でDockを表示/非表示できる。Dockの表示サイズを一時的に変えたい場合、アプリとフォルダの境界線を押しながらカーソルを上下に動かすと調整できる。さらに「shift」を押しながらだと左/下/右に表示位置を変えられる。

囲みの部分が境界線

アイコンを右クリック(「control」+クリック)するとサブメニューや開いてるウィンドウが表示されるのも便利

  • 14、Mission Controlでウィンドウ操作

 LionのMission Conrtrolは、Snow Leopard時代に「Expose」と「Spaces」と呼ばれていた機能を合わせたもの。「Expose」はウィンドウの整列機能で、(1)開いてる全ウィンドウを並べる、(2)使用中のアプリの全ウィンドウを並べる、(3)ウィンドウを全部どかしてデスクトップを表示、という3種類が指示できる。

 中でも(3)は利用価値が大きい。ウィンドウを何枚も開いた状態でデスクトップにあるファイルを開きたいという状況では、「F11」(「fn」+「F11」)キーでデスクトップを表示し、ファイルを選択してそのままDockのアイコンにドラッグ&ドロップするというように使える。

全部のウィンドウを並べるこの画面が「Mission Control」と呼ばれる

11で紹介したウィンドウを並べる画面

ウィンドウをどかしてデスクトップを表示する

マウスをメインに使う人は、「システム環境設定」から副ボタンクリックでウィンドウ操作が発動するように設定しておくと便利だ。「command」や「option」などを押しながらメニューを選ぶと、「command」+副マウスボタンのクリックで指示できるようになる。筆者は、Mission Controlを「command」+右クリック、デスクトップを表示を「option」+右クリックに割り当てている

「ホットコーナー」を押せば、画面の四隅にカーソルを動かすとウィンドウ操作の機能が発動するように設定できる

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