「HoloLens」がBuild 2016の主役になる予感:鈴木淳也の「Windowsフロントライン」(2/2 ページ)

» 2015年12月22日 06時00分 公開
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Windows Server 2016

 2015年内にWindows 10ファミリーの多くの製品が出そろう一方で、同じコードをベースにしたWindows 10世代のサーバOSである「Windows Server 2016」はまだリリースされていない。提供時期は2016年第3四半期とされているが、Build 2016で最新版プレビューが行われ、Igniteイベントの開催される9月の少し前の時期、具体的には8月前後にRTMが提供されるのではないかと予測している。

 Windows Server 2016ではコンテナ化やDockerへの対応のほか、ストレージ関係の管理技術が進化しているなど、クラウドやデータセンターの利用を想定した機能強化が図られているのが特徴だ。

 一方でライセンス体系の変更が発表され、1プロセッサあたり10以上のコアを搭載するサーバ環境においてライセンス料金の引き上げが行われている。Microsoftは「ほとんどのユーザーには影響しない」と説明しているが、データセンターでのHPCなど高密度サーバの利用をターゲットにしたライセンス料金の引き上げは、Windows Serverの活躍の舞台がオンプレミスと呼ばれる企業内に設置されるサーバから、クラウドやデータセンターへとシフトしつつあることの象徴だと考えている。

Windows Server 2016のライセンス体系 Windows Server 2016で新たに発表されたライセンス体系。コア数の多いプロセッサを搭載する場合には、より高額なライセンスが適用されることになる

 このように、HoloLens以外の話題は多くのコンシューマーユーザーにとって地味な話題が多いと予想されるBuild 2016だが、デスクトップOS環境がWindows 10世代へと移りゆく途中経過を知る機会として観察してみるといいかもしれない。


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