走行するだけで燃費をリアルタイムに測定して送信――NECの「Drive Manager」第1回 国際自動車通信技術展

» 2009年10月21日 20時48分 公開
[田中聡,ITmedia]
photo 「Drive Manager」の仕組み

 エコドライブを推進するNECソフトは、国際自動車通信技術展のKDDIブースで、燃費や走行距離などを一元管理できる「Drive Manager」を展示していた。

 法人営業車を主なターゲットとして提供中の同サービスは、専用端末の「EDICAT」を車内に設置して走行すると、車の燃費やCO2排出量をリアルタイムで自動測定してくれるというもの。測定したデータはKDDIのパケット通信網を介してデータセンターへ送信され、管理者は日報作成や配車管理などに役立てる。EDICATはGPS機能も内蔵しており、ドライバーの走行履歴や車両位置、危険挙動なども把握できる。

 同社は、Drive Managerのメリットとして、エコドライブの推進や安全運転の啓蒙、業務の効率化による経費削減の促進などを挙げている。EDICATの価格は車1台あたり10万円。通信料は月額4000円弱と8000円弱の2種類を用意している。EDICAT(本体)のサイズは130(幅)×55(高さ)×45(厚さ)ミリ。

photophoto Drive Managerの車載機「EDICAT」
photo 管理者は車両の位置情報や走行履歴、燃費推移や燃費ランキング、危険挙動情報などを確認できる

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