4.9インチHD液晶+クアッドコアCPU搭載の4Gスマホ――「AQUOS PHONE Xx 203SH」SoftBank 4G対応

» 2012年10月09日 11時19分 公開
[田中聡,ITmedia]

 ソフトバンクのシャープ製スマートフォン「AQUOS PHONE Xx 203SH」は、先進的な機能を重視するユーザーに向けたフラッグシップモデル。2013年3月上旬以降に発売予定。OSは最新バージョンであるAndroid 4.1を採用する。

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 通信サービスは、AXGPネットワークを用いた下り最大76Mbpsの「SoftBank 4G」に対応。QualcommのクアッドコアCPU搭載のプロセッサー「APQ8064」や2GバイトRAM、2200mAhの大容量バッテリーを採用するなど、スマホをハードに、かつスピーディに使う上で十分なスペックを備えている。

 ディスプレイは夏モデル「AQUOS PHONE Xx 106SH」よりもさらに大きな4.9インチHD液晶(720×1280ピクセル)を搭載。106SHでもおなじみのS-CGSilicon液晶システムを継承しており、独自のバックライトコントロール処理に加え、液晶内のメモリにより、静止画表示中にはCPUへの画像転送を止めて電力を抑えられる。シャープの画像処理エンジン「SVエンジン3」の「ナチュラルカラーモード」では、より実物に近い表現が可能。ヘッドフォン装着時に臨場感あふれるサウンドを楽しめる「Dolby Mobile v3」も採用した。

 カメラは最大16Mサイズ(4640×3480ピクセル)の撮影が可能な1630万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、約0.4秒で起動する「ON速起動」を継承。光学式手ブレ補正と電子式手ブレ補正に加えて、音声でシャッターを切れる「Voice Shot」も備え、3つの方法で手ブレを軽減できる。さらに、インカメラも裏面照射型CMOSセンサーの120万画素に機能アップしている。ホーム画面から1タッチで任意の撮影モードを立ち上げられるよう、「手鏡」や「料理」モードなどの設定をまとめたウィジェットも用意した。

photophoto 2013年3月上旬以降発売ということで、発表会場には実機の展示はなく、モックアップのみが展示されていた。こちらはレッド
photophotophoto 左からブルー、ホワイト、ブラックのモックアップ
photophotophoto サイズは未定だが、幅は106SHとそれほど変わらない印象。ディスプレイは4.9インチと大型だが、片手でもそれほど違和感なく操作できそう(写真=左)。ラウンド感のあるボディ。バッテリーはユーザーが取り外せない仕様になっている(写真=中)。側面に音量調節キーはなく、ディスプレイ下部にセンサー型の音量調節キーを搭載。そのほかのキーは表面には見当たらない(写真=右)
photophotophoto SoftBank SELECTIONで発売予定の203SH用ジュラルミンケースも展示
「AQUOS PHONE Xx 203SH」の主な仕様
機種名 AQUOS PHONE Xx 203SH
OS Android 4.1
CPU Qualcomm Snapdragon APQ8064/1.5GHzクアッドコア
サイズ(幅×高さ×厚さ) 未定
重さ 未定
連続通話時間 未定
連続待受時間 未定
バッテリー容量 2200mAh
メインカメラ 有効約1630万画素裏面照射型CMOS(AF/手ブレ軽減対応)
インカメラ 有効約120万画素CMOS
メモリ ROM:32Gバイト、RAM:2Gバイト
外部メモリ microSDXC(別売)
ディスプレイ 約4.9インチ HD(720×1280ピクセル)NewモバイルASV液晶(1677万色)
ボディカラー アーバンブラック、ホワイト、ブルー、レッド
主なサービス・機能 ワンセグ、防水(IPX5/IPX7)、防塵(IP5X)、Bluetooth(4.0)、Wi-Fi(802.11a/b/g/n)、おサイフケータイ、赤外線通信、緊急速報メール、ULTRA SPEED、SoftBank 4G ほか
発売時期 2013年3月上旬以降
※初出時にRAMを「1Gバイト」としていましたが、正しくは「2Gバイト」です。ソフトバンクモバイルのリリースに誤りがあったため訂正しました(10/9 18:55)。

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