音楽も映画も“おすすめ見放題”で楽しむ――月額490円の「UULA」を堪能する(1/2 ページ)

» 2013年03月08日 10時30分 公開
[園部修,ITmedia]

 ソフトバンクとエイベックス・エンタテインメントの合弁会社として設立されたUULAが提供する、ソフトバンクモバイルのスマートフォン向け定額制配信サービス「UULA(ウーラ)」は、月額490円で映画やドラマ、アニメからミュージックビデオやライブ映像、そしてカラオケまで、さまざまなコンテンツが楽しめるサービス。定額で映像コンテンツが楽しめるサービスは、同じエイベックスが他社と一緒に提供するものも含め、すでにいくつも存在するが、UULAにはどんな魅力があり、実際のコンテンツの種類や映像の品質はどの程度のものなのか。2月14日から提供を開始したサービスにさっそく加入し、確認してみた。

最初に公式Webサイトで会員登録を

 UULAを利用するには、いくつか条件がある。まずソフトバンクモバイルのiPhoneやiPad(Wi-Fi版には非対応)、およびAndroidスマートフォンのユーザーであること。UULAはソフトバンクのスマートフォンやタブレットと、テレビのHDMI端子に取り付ける「SoftBank SmartTV」で楽しめるサービスとなっており、基本的に他キャリアのユーザーは利用できない(実はiOS版はKDDIのiPhone/iPadでも利用できる)。

 もう1つの条件が、UULA IDを取得していることだ。UULA IDは、UULAの公式Webサイトから取得する必要がある。あらかじめIDを取得してからUULAアプリの設定をしないといけない点は注意が必要だ。Facebook IDやTwitter ID、Yahoo! IDでのログインもできるが、いずれにせよ一度WebサイトでUULAに会員登録をする必要がある。まずUULA IDを取得して、そのIDでアプリからログインするのが分かりやすいだろう。

 UULA IDを取得していなくても、ソフトバンクショップの店頭で、機種変更や新規契約で対象の端末を購入し、同時にUULAに加入すると、1週間無料で体験できるので、もし新機種購入の予定があるなら、それに合わせて体験してみるといいだろう。体験期間中にサービス解除すれば課金はされない。

 一度IDを登録すれば、最大3つのデバイスから同じIDでログインできる。例えばiPhone 5とiPadで同じアカウントが使えるので、シーンに合わせて利用するデバイスを選べる。

 なおUULAは、現時点では対応機種が限られているため、ID登録前に対応デバイスの確認画面がある。この画面を確認するためにも、WebサイトでID登録をするのがいいだろう。ここのリストに自分が使っている機種がない場合は、残念ながらサービスは利用できないので注意したい。

PhotoPhoto UULAを利用するなら、まずWebサイトでUULA IDを取得しておこう

幅広いジャンルのコンテンツをラインアップするUULA

 ID登録が無事終了すると、その場ですべてのコンテンツが見放題になる。2月14日のサービス開始時には、コンテンツ数が約6万とアナウンスされていたが、その後も続々とコンテンツは追加されている。個人的にはアニメの名作がいくつも視聴できるのがありがたい。

Photo UULAを起動すると、特集としてフィーチャーされているタイトルなどが大きく表示され、それだけでも興味をそそられる

 コンテンツはミュージックビデオと映画、ドラマを中心に幅広く用意されている。特に充実しているのがミュージック関連で、エイベックス・エンタテインメントがコンテンツ供給を手がけていることもあって、非常に多くの著名アーティストが出演するミュージックビデオやライブ映像が用意されているのが、他のサービスにはあまりない点で目新しい。音楽も映像と一緒に楽しめるというわけだ。またJOYSOUNDと提携して供給を受けているカラオケコンテンツが用意されているのもポイントで、人気タイトルを中心に、カラオケ店で再生されるのと同じ映像を画面で見ながら歌える。

 映画やドラマなどの映像コンテンツは、過去の名作を中心に、最新の話題作も取りそろえる。人気の海外ドラマはもちろん、邦画や洋画もラインアップしており、時間がいくらあっても足りないほど。「おいしい映画」「あの人の出世作/再出発」といったテーマごとにまとめられた特集もあるので、知らない映画に出会える機会も用意されている。シリーズもののアニメが全話楽しめるのもすごい。

PhotoPhotoPhoto UULAのトップページに大きく表示されている「UULA PICK UP」「MUSIC RANKING」「MOVIE RANKING」をそれぞれ開くと、その時々のUULAイチオシコンテンツや人気のコンテンツがすぐに分かる。特に音楽系のコンテンツが充実している点が特長だ

AUTO PLAYで音楽を聴くのが楽しい

PhotoPhoto UULAが面白いのは「AUTO PLAY」機能。お勧めコンテンツを連続再生してくれる

 UULAの音楽系コンテンツの特長は、映像と一緒に楽しめることもさることながら、「AUTO PLAY」と呼ばれる自動セレクト機能が使えること。このAUTO PLAYは、例えば最初にきゃりーぱみゅぱみゅの「ふりそでーしょん」のミュージックビデオを選択すると、再生終了後に「おすすめ」のコンテンツとして関連する音楽が続けて再生されるもの。実際に試してみたところ、「ふりそでーしょん」の後は「ファッションモンスター」が再生され、その後もきゃりーぱみゅぱみゅの音楽を次々とピックアップして再生してくれた。音楽を聞き流すのにもとても便利なサービスだ。音質のいいBluetooth接続のスピーカーなどと組み合わせると、ちょっとした再生環境が作れる。

 画質の設定は、音楽を聴くためなら「標準画質」でもそれほど悪くない。ただ、Wi-Fi環境であれば「高画質(Wi-Fi)」と「最高画質(Wi-Fi)」も選べるので、音楽を流しっぱなしにするなら、高画質Wi-Fiのほうがお勧めだ。ただ、ずっと通信し続けるとバッテリーが減るので、スマートフォンはACアダプタにつないだ状態にしておくのがいいだろう。

PhotoPhotoPhoto 再生する映像の画質は、コンテンツの情報画面から再生を選ぶ際に選択する。Wi-Fi環境であれば、「高画質(Wi-Fi)」と「最高画質(Wi-Fi)」も選べるが、3G接続の場合はこれらの項目はブラックアウトし選択できない

 AUTO PLAYでは、好きなアーティストの楽曲を中心にお勧めのものを自動的に選曲してくれるため、視聴履歴がたまればたまるほど、精度の高いお勧め楽曲が出てきやすくなる。音楽コンテンツとの相性はすこぶるよい。現時点では、関連するアーティストのものが中心となっているが、曲の雰囲気などでお勧めコンテンツが出るようになってくるとさらに楽しめそうだ。

 またこうした映像コンテンツは、基本的にはストリーミング再生となるが、Wi-Fi環境であれば事前にスマートフォン側にキャッシュしておける。見放題になっている楽曲から自分だけのプレイリストを作成し、楽しむことも可能だ。内蔵メモリに余裕があれば、キャッシュをうまく活用してデータを一時保存しておくと、地下鉄など電波の届かない場所でも途切れることなく再生できる。キャッシュした再生用データは、一定期間ごとにライセンス認証が必要になるが、ライセンスが切れても再生できなくなるだけで、ファイル自体が削除されることはないので、契約期間中はずっと使えると思っていい。

カラオケの練習ができる!?

 定額の映像配信サービスはUULA以外にも複数あるが、カラオケコンテンツが用意されているのはなかなかユニークだ。カラオケといっても、さすがに配信されている主要な曲がすべてそろっているわけではないが、イメージ映像と字幕付きのテロップが流れる、カラオケ店でおなじみのあの映像を見ながらカラオケが楽しめる。収録楽曲数は明示されてはいないものの、アプリのユーザー層に合わせて20〜30代の若いユーザーが好みそうな数万タイトルを中心に用意しているとのことで、ランキングや新着を選ぶと、アーティスト名や楽曲名がずらっと表示される。

 人気ランキングで表示されているのも最近流行している歌が多く、カラオケ好きにはたまらない機能だろう。ランキングはデイリー、ウィークリー、トータルの3種が用意されているので、最新の流行をいち早くつかめる。次回の飲み会に備えて、こっそり自宅で練習するのに最適だ。カラオケのテロップは、微妙に自分が思っているのと違うタイミングで色が変わることもあるので、ぶっつけ本番だと失敗しやすいが、UULAのカラオケを利用すれば事前に慣れておける。イメージトレーニングにも良さそうだ。

PhotoPhoto カラオケは、他のサービスにはないユニークなサービス。カラオケ店で実際に流れている映像を見ながら練習ができる。UULAが独自に用意しているプレイリストも面白い
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