月額0円から始まる「0 SIM by So-net」は単なる“オマケ”では終わらない(かもしれない)ふぉーんなハナシ

» 2016年01月06日 19時10分 公開
[井上翔ITmedia]

 2015年のクリスマスに発売された「デジモノステーション 2016年2月号」(エムオン・エンタテインメント刊)に、「コラボSIM」なるものが特別付録として付いてきました。このSIMカードは、デジモノステーションがソネットとコラボレーションして実現したもので、ソネットの「0 SIM by So-net」(以下、0 SIM)に、デジモノステーション(以下、デジモノ)独自の期間限定特典をプラスしたものです。

 0 SIMの最大の特徴は、月間500MB未満のデータ通信を月額料金0円(無料)で使えるということ。しかも、コラボSIMなら契約事務手数料・パッケージ料金(税別3000円)が不要で、雑誌(税別574円)を買うだけでSIMカードが手に入るということもあり、デジモノの2016年2月号はあっという間に書店から消えてしまいました。一部のオークションサイトやショッピングサイトでは、プレミアム価格で販売していることもあるようです。

デジモノステーション 2016年2月号0SIM by So-net 一部でプレミアム価格が付いている「デジモノステーション 2016年2月号」(写真=左)と、その大きな原因となっている特別付録の「0SIM by So-net」(写真=右)

 現在のところ、0 SIMを利用するにはデジモノを入手する必要があります。しかし、0 SIMの開通(契約)手続き中に、“雑誌の付録ではない”0 SIMが登場する可能性を発見しました。

 0 SIMでは、開通手続き中にサービスに関する規約をPDFファイルでチェックすることができます。その中に、「0 SIM by So-net 国際電話サービスご利用規約」なるものを見つけました。デジモノ付録の0 SIMはデータ通信専用で、SMS(ショートメッセージ)や音声通話には対応していません。また、先述のとおり、0 SIMは現在のところデジモノの付録以外には存在しません。国際電話サービス用の規約が存在するということは、音声通話対応の0 SIMが登場する可能性があるということです。

0 SIMの規約一覧 0 SIMに関連する規約の中に「国際電話サービス」のものが存在。音声通話対応じゃないのに……

 料金表も見てみたところ、0 SIMの「データ+SMS対応プラン」と「音声通話対応プラン」が存在することが判明しました。さらに読み進めると、両プランの基本料金もしっかりと設定されていることが明らかになりました。料金はSMS対応でプラス150円、音声通話対応でプラス700円という設定となっています。さすがに「月額0円から」は不可能ですが、実際に登場するとSMS対応・音声通話対応のMVNOサービスとしては最安値となります。

料金表のプラン一覧にSMS・音声通話対応プランが 0 SIMの料金表内に「データ+SMS対応プラン」と「音声通話対応プラン」が存在する
SMS・音声通話対応プランも、価格をしっかり設定済み データ+SMS対応プランと音声通話対応プランの月額料金も設定済み

 これだけいろいろ“準備”が進んでいるとなると、デジモノの付録は、0 SIMの本格投入前のテストケースなのではないか、とも思ってしまいます。ソネットの広報担当に0 SIMの単品提供の可能性について質問したところ、「0 SIMの規約類は、SIMカードの単体提供を前提に作られたものではありますが、So-netの『格安SIM』の正式ラインアップに加えるかどうかは現在検討中です」という旨の回答を得られました。

 ムリしてデジモノを探さなくても、「月額0円から」のデータSIMカードが手に入る日は近いかもしれませんね。

基本情報から価格比較まで――格安SIMの情報はここでチェック!→「SIM LABO

格安SIM、SIMロックフリースマホのすべてが分かる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月13日 更新
  1. 庵野秀明、GACKT、ひろゆき、ドワンゴ川上らが集結 “カメラのいらないテレビ電話”をうたう新サービス「POPOPO」18日に発表へ (2026年03月11日)
  2. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」は何が違う? 3万円の価格差をスペックから検証する (2026年03月10日)
  3. どこでもウユニ塩湖? 3COINSで550円の「スマホ用反射ミラークリップ」を試す (2026年03月12日)
  4. 「Galaxy S26」シリーズはどこが安い? 一括価格と2年間の実質負担額を比較、お得なキャリアはココだ (2026年03月11日)
  5. 「iPad Air(M4)」実機レビュー 「もうProじゃなくてもいい」と思えた性能、だからこそ欲しかったFace ID (2026年03月09日)
  6. ドコモ「ガラケー取扱説明書の掲載を終了します」 3G終了に伴い、事前保存を呼びかけ (2026年03月11日)
  7. Xiaomiからも“デカバ”モデルが登場! 1万mAhバッテリー時代が到来 (2026年03月12日)
  8. 100W出力で急速充電対応「UGREEN USB Type-Cケーブル」が43%オフの743円に (2026年03月12日)
  9. キーボード付きスマホ「Titan 2 Elite」がUnihertzから登場 実機に触れて分かった“絶妙なサイズ感” (2026年03月09日)
  10. サムスンに聞く「Galaxy S26」シリーズ開発秘話 AI機能はさらに賢く、商用化まで5年を要した「プライバシーディスプレイ」 (2026年03月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年