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» 2016年03月22日 06時30分 UPDATE

5s/6sとの違いは?――「iPhone SE」の対応バンドをチェックする

4型のディスプレイを搭載した「iPhone SE」が、3月31日に発売される。日本では3キャリアのほか、AppleがSIMロックフリーモデルも扱う。ここではLTEの対応バンドを調べた。

[田中聡,ITmedia]

 4型ディスプレイを搭載した「iPhone SE」が、3月31日に発売される。

 日本ではNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3キャリアが取り扱うほか、AppleがSIMロックフリーモデルも発売する。SIMロックフリーモデルの価格は16GBが5万2800円、64GBが6万4800円(いずれも税別)。AppleのオンラインストアからiPhone 5sは消えているが、それまでの5sの価格は16GBが5万8800円、32GBが6万4800円だったので、5sよりはややお買い得だ。

iPhone SE 「iPhone SE」のローズゴールド

 iPhone SEは、対応バンド(周波数帯)の異なる「モデルA1662」と「モデルA1723」の2種類が存在するが、日本では後者のA1723が導入される。対応する周波数帯は、FDD-LTEがBand1、2、3、4、5、7、8、12、17、18、19、20、25、26、28、TD-LTEがBand38、39、40、41となっている。このうち、日本に関連するのはFDD-LTEのBand1(2100MHz)、3(1800MHz)、8(900MHz)、18(800MHz)、19(800MHz)、26(850MHz)、28(700MHz)と、TD-LTEのBand41(2500MHz)だ。

iPhone SE iPhone SEの対応バンド

 Band1はドコモ、KDDI、ソフトバンク、Band3はドコモとソフトバンク(Y!mobile)、Band8はソフトバンク、Band18はKDDI、Band19はドコモ、Band26はKDDI、Band28はドコモ、KDDI、ソフトバンクが運用している。また、TD-LTEのBand41はソフトバンクが採用しているWCP(Wireless City Planning)の「AXGP」、KDDIが採用しているUQコミュニケーションズの「WiMAX 2+」で使われているものだ。

 一方、日本固有のバンドであるKDDIのBand11(1500MHz)とドコモのBand21(1500MHz)はサポートしない。

 兄弟モデルといえるiPhone 5sとの差分は、Band28と41を新たにサポートしたこと。特にソフトバンクユーザーはAXGP、auユーザーはWiMAX 2+を新たに利用可能になったことで、5sと比べて通信がさらに快適になることが期待される。なお、iPhone 6sとの差分はない。

iPhone SEの対応LTEバンド
対応バンド 日本の通信キャリア
1(2100MHz) NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク
2(1900MHz)
3(1800MHz) NTTドコモ、ソフトバンク(Y!mobile)
4(AWS)
5(850MHz)
7(2600MHz)
8(900MHz) ソフトバンク
12(700MHz)
17(700MHz)
18(800MHz) KDDI
19(800MHz) NTTドコモ
20(800DD)
25(1900MHz)
26(800MHz) KDDI
28(700MHz) NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク(Y!mobile)
38(TD 2600MHz)
39(TD 1900MHz)
40(TD 2300MHz)
41(TD 2500MHz) KDDI(UQコミュニケーションズ)、ソフトバンク(WCP)

 通信速度(理論値)については、iPhone 6s/6s Plusは、キャリアアグリゲーションによって下りはドコモが最大262.5Mbps、auが最大225Mbps、ソフトバンクが最大187.5Mbpsまでをサポートするが、iPhone SEの通信速度は下り最大150Mbpsにとどまる。なお、iPhone 5sは下り最大100Mbpsだったため、5sよりは通信速度は向上している。LTEネットワーク上で高品質な通話ができる「VoLTE」は利用可能だ。

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