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» 2008年08月13日 16時15分 UPDATE

サクッとおいしいVistaチップス 40枚め:Vistaの右クリック「送る」メニューを最適化する

Windowsを効率よく操作するには右クリックメニューの活用が欠かせない。特に「送る」メニューを自分好みにカスタマイズすれば、ぐんと便利になる。

[織田薫,ITmedia]
今回のチップスが使えるエディションは?
エディション Home Basic Home Premium Business Ultimate
対応状況
tm0808tips40_01.jpg 右クリックメニューの「送る」は圧縮フォルダの作成など、さまざまな場面で役立つ

 Windowsでファイルやフォルダを右クリックすると、「送る」のメニュー項目が表示され、ここから任意のフォルダにファイルを移動したり、デスクトップにショートカットを作成したり、ZIP形式で圧縮したりすることができる。Windows Vistaにも「送る」メニューは用意されており、日常的にこの機能を活用しているユーザーも多いだろう。

 この「送る」メニューにさまざまな項目を追加できるのは、Windows XPでよく知られたカスタマイズ方法の1つだ。具体的には、「SendTo」フォルダにアプリケーションのショートカットなどをコピーすることで、自由に項目を追加できる。

 Windows XPの場合、「SendTo」フォルダは「\Documents and Settings\<ユーザー名>\SendTo」(%USERPROFILE%\SendTo)という比較的分かりやすい場所にあるので、手軽に「送る」メニューのカスタマイズが行えた。

tm0808tips40_02.jpg Vistaの「SendTo」フォルダはWindows XPと異なる深い階層にある

 一方、Vistaの場合はこの「SendTo」フォルダを見つけられないという人も多いのではないだろうか。実は、Vistaでは「\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo」(%USERPROFILE%\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo)という見つけにくい深い階層に「SendTo」フォルダが用意されている。「AppData」フォルダは隠し属性なので、フォルダオプションの設定を変更しないと画面に表示されない点に注意が必要だ。

 フォルダオプションは、任意のフォルダを前面に出した状態でAltキーを押すとメニューバーが表示されるので、「ツール」から「フォルダオプション」を選べば起動できる。フォルダオプションの「表示」タブに移動し、「詳細設定」で「すべてのファイルとフォルダを表示する」にチェックして「OK」ボタンをクリックすれば、隠し属性のファイルとフォルダが表示されるようになる仕組みだ。

 フォルダオプションから隠し属性のファイルとフォルダを表示しない状態で、エクスプローラを利用して「SendTo」フォルダにアクセスするには、適当なフォルダのアドレスバーに「%USERPROFILE%\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo」と直接入力すればよい。AppData以下のフォルダは隠し属性ではないため、長いパスを手入力するのが面倒な人は「%USERPROFILE%\AppData」と入力し、フォルダをたどってもいいだろう(単に「%AppData%」と入力しても可/2008年8月14日追記)。

 「送る」メニューにアプリケーションを追加する方法は、従来と同様だ。アプリケーションのショートカットを「SendTo」フォルダに置けば、右クリックメニューの「送る」に項目が追加される。

tm0808tips40_03.jpgtm0808tips40_04.jpg 「SendTo」フォルダにアプリケーションなどのショートカットを追加(写真=左)すれば、Windows XPと同じように「送る」メニューに新しい項目が追加される(写真=右)

 ちなみに、初期設定でVistaの「送る」メニューには「デスクトップ(ショートカットが作成)」「ドキュメント」「メール受信者」「圧縮(zip形式)フォルダ」と光学ドライブなどのデータストレージが登録されているが、これらが不要な場合は「SendTo」フォルダ内のショートカットアイコンを削除すれば、メニューから排除できる。ただし、データストレージのショートカットは「SendTo」フォルダにないため、削除できない。

過去に紹介したVistaチップスと各エディションの対応状況
内容 Home Basic Home Premium Business Ultimate
39枚め:Vistaの“パンくずリスト”アドレスバーを使いこなす
38枚め:XPで簡単にできたデスクトップの設定、Vistaではどうすればいい?
37枚め:Vistaのスタートアッププログラムを見直す
36枚め:VistaのCD/DVD書き込み機能は必要か?
35枚め:IMEが知らない間に切り替わる事故を防ぐ
34枚め:Vistaのファイル共有を理解する
33枚め:VistaのHDDキャッシュ設定を変更して高速化する
32枚め:Vistaのドライブ暗号化機能「BitLocker」を理解する × × ×
31枚め:Vistaのファイル圧縮/暗号化機能を活用する
30枚め:Vistaのファイル検索をカスタマイズする
29枚め:Vistaのファイル検索をマスターする
28枚め:Vistaの視覚効果を変更してスピードアップ
27枚め:VistaのWindowsサイドバーとガジェットを使いこなす
26枚め:Internet Explorer 7の同時ダウンロード数を増やす
25枚め:Vistaの電源ボタンを交換する
24枚め:Windows Media Player 11の共有機能を利用する
23枚め:Vistaの「プログラムと機能」をカスタマイズする
22枚め:VistaでDHCPサーバからIPアドレスを取得できない場合に対処する
21枚め:Vistaの「Windows転送ツール」を活用する
20枚め:VistaでHDDのパーティションを結合/分割する
19枚め:Vistaで接続できないNASに対処する
18枚め:VistaのWindows Updateを使いこなす
17枚め:VistaとWindows XP間の文字化けを解消する
16枚め:Internet Explorer 7のタブ機能をカスタマイズする
15枚め:Internet Explorer 7のユーザーインタフェースを改造する
14枚め:Vistaのジャンクションを理解する
13枚め:Vistaでユーザー用フォルダの参照先を変更する
12枚め:Vistaでファイルやプリンタを共有する
11枚め:Vistaの詳細ブートオプションを利用する
10枚め:Vistaの便利な機能を有効に、不要な機能を無効にする
9枚め:VistaにXP用ドライバを手動でインストールする
8枚め:ファイルとレジストリの仮想化を理解する
7枚め:「システムの復元」と「以前のバージョン」で使う領域を変更する
6枚め:WindowsメールにOutlook Expressの環境を取り込む
5枚め:非対応のWindowsヘルプを利用可能にする
4枚め:間違って削除したファイルを復元する
3枚め:「ファイル名を指定して実行」をスタートメニューに加える
2枚め:アプリケーションを管理者として実行する
1枚め:ユーザーアカウント制御を使いこなす

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