日本HPが“3Dデザイン”を採用した「HP Mini 110 by Studio Tord Boontje」を投入Windows 7 Starterでも壁紙変更可

» 2009年10月06日 13時30分 公開
[ITmedia]

絶滅危惧種の動物を「HP Imprint 3D」で液晶ディスプレイ天面にデザイン

「HP Mini 110 by Studio Tord Boontje」

 10月6日、日本ヒューレット・パッカード(HP)が低価格ミニノートPC「HP Mini 110」シリーズに新モデルを投入した。新たに追加された「HP Mini 110 by Studio Tord Boontje」は、デザイナーのトード・ボーンチェ(Tord Boontje)氏が液晶ディスプレイ天面に絶滅危惧種の動物をデザインしたモデルで、絵柄が浮きだって見える「HP Imprint 3D」を採用しているのが特徴だ。従来の「HP Imprint」に比べ、独特のパターンが2重にプリントされることにより、立体的なデザインを実現している。そのほか、専用デザインのケースが付属する。OSにWindows 7 Satrterを採用するモデルには、壁紙を変更できるユーティリティを付属しているのに加え、オリジナルのアイコンも収録されているのがポイントだ(標準のWindows 7 Sarterは壁紙が変更できないため)。

 主なスペックは、同社直販の「HP Directplus」と量販店モデルで異なる。直販モデルはCPUにAtom N280(1.66GHz)、Intel 945GSE Expressチップセットを採用し、10.1型ワイド液晶ディスプレイ(1024×600ドット)に160GバイトのHDDを内蔵する。IEEE802.11b/g対応の無線LANに加え、Bluetooth 2.1+EDRを標準で装備するのも特徴だ。OSはWindows 7 Sarterで、価格は5万4810円だ。

 それに対し量販店モデルは、1366×768ドットの10.1型ワイド液晶ディスプレイを装備し、Windows 7 SarterのほかにWindows XP Home Edition(SP3)のOSを採用したモデルをラインアップしているのが主な違いだ。さらに、Windows 7 SarterモデルはHDDが250Gバイト(5400rpm)に増量されている。予想実売価格はWindows 7 Sarterモデルが6万円前後、Windows XP Home Editionモデルが5万円前後の見込みだ。

 発売時期は、直販店向けのWindows XPモデルが10月上旬、直販のHP Directplusモデルと量販店向けのWindows 7 Sarter搭載モデルが10月下旬の予定だ。なお、11月下旬には本機と共通のデザインを採用したワイヤレスレーザーマウスが追加される

液晶ディスプレイ天面部分に、トード・ボーンチェ氏がデザインしたイラストが「HP Imprint 3D」を使ってプリントされている。HPのロゴとともに、絶滅危惧種を含む動物が細かく描かれているのがポイントだ

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