アップル、「OS X Mountain Lion」を7月に発売200+の新機能で1700円

» 2012年06月12日 04時52分 公開
[ITmedia]
OS X Mountain Lion

 アップルは6月11日(現地時間)、米国サンフランシスコで開催中のWWDC 2012において、最新Mac OS X「Mountain Lion」を7月に発売すると発表した。

 OS X Mountain Lionでは、iCloudとの連携強化が図られるほか、MacとiOS間で自由にメッセージが送れるMessage(すでにβ版が公開されている)や、iOSでおなじみのリマインダー/Game Centerなど、iOSの使い勝手をMacに取り入れているのが特徴だ。また、Twitterなどの各種SNSサービスとアプリケーション単位で手軽に連携できるほか、Macの画面をApple TV経由でテレビにストリーミングするAirPlayミラーリング、アプリ管理によるセキュリティ機能のGatekeeperなど、200を超える新機能が用意されている。WWDCではMacとiOSデバイス間(クロスプラットフォーム)でのマルチプレイゲームがデモされたほか、Macがスリープしているときに自動的にアップデートや同期を行うPower Napといった新機能も披露された。

トラックパッドを左にスワイプすれば、Eメールやメッセージ、カレンダーなどの新着情報をリストする「通知センター」ですぐに確認できる(画面=左)。ほかのMacやiOS 5搭載デバイスにメッセージを送る「Message」(画面=中央)。さらに高速化したSafariはiCloudとも連携。iPhoneやiPadで閲覧中のWebサイトがMacのタブに表示される(画面=右)

 OS X Mountain Lionの価格は19.99ドル(国内価格は1700円)。MacApp Storeを通じて販売を行い、1度の購入で(同一のApple IDで管理された)所有するすべてのMacに適用できる。なお、Lionをプリインストールした本日発売の新型Mac製品購入者は、Mountain Lionリリース後に無料でアップグレードが可能だ。

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