2010年夏モデル「LYNX SH-10B」に続き、シャープがNTTドコモ向けに投入するAndroidスマートフォンが「LYNX 3D SH-03C」だ。QWERTYキーボードを備えたSH-10Bとは異なり、今回はフルタッチ型のオーソドックスな形状となっている。OSはAndroid 2.1を採用。12月の発売を予定している。
製品名に“3D”が付けられているとおり、3D表示が可能な3.8インチ液晶を搭載しているのが大きな特徴で、3D対応のゲームや動画をプリインストールしている。カメラは1つのみだが、本体を横に動かしながら撮影することで、3D画像を生成できるほか、ソフトウェア処理により、2D画像を3Dに変換することもできる。2Dと3D表示をワンタッチで切り替えることも可能だ。スマートフォン向けのアプリを入手できる「ドコモマーケット」やシャープのWebサイトでSH-03C向けの3Dコンテンツが配信される予定。
iモードメールと同じアドレスやデコメールを使える「spモード」に加え、ワンセグ、赤外線通信、おサイフケータイなど、日本のケータイで慣れ親しんだ機能やサービスにもしっかり対応している。
カメラは960万画素CCDを搭載しており、シャープの画像処理エンジン「ProPix」により、暗い場所やよく動く被写体も鮮明に撮影できる。顔検出、チェイスフォーカス、シーン自動認識など「AQUOS SHOT」シリーズでおなじみの機能も多数備えている。動画はHDサイズ(720×1280ピクセル)の撮影も可能だ。
基本機能の使い勝手にもこだわっており、アドレス帳は、一般のケータイではおなじみの、1文字入力するごとに人名のデータを絞り込める「インクリメンタルサーチ」に対応。「コンテンツマネージャー」では、静止画、動画、音楽ファイルをまとめて管理できる。Blu-ray Discレコーダーで録画した番組をSH-03Cに転送して視聴できる連携機能や、SH-03CのデータをAQUOSなどの対応機器へワイヤレスで転送できるDLNAもサポートしている。名刺リーダーや情報リーダー、国語・英和・和英辞書など、シャープ端末ならではの便利機能も充実させた。
機種名 | LYNX 3D SH-03C |
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サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約62×123×13.4ミリ |
重さ | 約140グラム |
連続通話時間 | 約270分 |
連続待受時間 | 約410時間 |
カメラ | 有効約960万画素CCD |
外部メモリ | microSDHC(別売/最大32Gバイト) |
メインディスプレイ | 約3.8インチ(480×800ピクセル)NewモバイルASV液晶 6万5536色 |
サブディスプレイ | − |
OS | Android 2.1(2011年春に2.2へバージョンアップ予定) |
ボディカラー | Pure White、Fairy Blue、Ink Black |
主な機能 | ワンセグ、WORLD WING(3G)、FOMAハイスピード(下り最大7.2Mbps、上り5.7Mbps)、GPS、Bluetooth、無線LAN、spモード、おサイフケータイ ほか |
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