NTTドコモのスマートフォンとして登場するシャープ製の「LYNX SH-10B」は、5.0インチの大型ディスプレイとQWERTYキーボードを搭載するAndroid端末。OSはauの「IS01」と同じAndroid 1.6で、iモードには対応していない。ボディカラーはビビッドなRedと上質感のあるWhiteを用意した。
QWERTYキーには、タッチタイピングがしやすい「パンダグラフキーボード」を採用しており、mixiやTwitterなどのSNSやブログ投稿、メールなどで快適に文字を入力できる。タッチパネルは静電式に対応しており、複数のポイントに触れて操作をするマルチタッチは、一部の機能が対応している。ディスプレイ下部にはトラックボールを装備し、くるくる回すことでカーソル移動や決定操作ができる。
ホーム画面に設置できるウィジェットは20種類をプリセット。「mixiウィジェット」「twitterウィジェット」「ブログ投稿ウィジェット」から簡単にメッセージや日記を投稿できる。撮影した写真や動画を簡単に閲覧できる「フォトウィジェット」「メディアプレーヤーウィジェット」も用意。「辞書ウィジェット」には、大修館MX電子辞書を収録している。
ケータイとしての使い勝手にもこだわり、PCメールはフォルダ、件名、本文などの3ペイン表示に対応。アドレス帳は、1文字入力するごとに名前が絞り込まれるインクリメンタルサーチに対応しており、赤外線通信によるデータ交換もできる。通話専用のレシーバーは搭載しておらず、通話はハンズフリーで行うか、イヤフォンマイクやBluetoothヘッドセットを使用する。
Android マーケットはもちろん、ドコモが選定したお勧めのアプリを集めたポータルサイト「ドコモマーケット」から多彩なアプリをダウンロードできる。カメラは530万画素CMOSを搭載。43万画素のインカメラや、バーコードリーダー、名刺リーダー、情報リーダーなど多彩な機能を利用できる。ワイヤレス機能は、無線LANとBluetoothはもちろん、撮影した写真や音楽ファイルなどをワイヤレスでAQUOS機器へ転送可能なDLNAサーバ機能も利用できる。
| 機種名 | LYNX SH-10B |
|---|---|
| サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約83×148×17.8ミリ |
| 重さ | 約230グラム |
| 連続通話時間 | 約310分 |
| 連続待受時間 | 約289時間 |
| カメラ | 有効約530万画素CMOS |
| 外部メモリ | microSDHC(別売/最大16Gバイト) |
| メインディスプレイ | 約5.0インチフルワイドVGA(480×960ピクセル)NewモバイルASV液晶 6万5536色 |
| サブディスプレイ | − |
| ボディカラー | Red、White |
| 主な機能 | ワンセグ、WORLD WING(3G)、FOMAハイスピード(下り最大7.2Mbps、上り5.7Mbps)、GPS、Bluetooth、無線LAN ほか |
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