5インチ液晶とQWERTYキーボード搭載のAndroid端末――「LYNX SH-10B」ドコモスマートフォン

» 2010年05月18日 14時35分 公開
[田中聡,ITmedia]

 NTTドコモのスマートフォンとして登場するシャープ製の「LYNX SH-10B」は、5.0インチの大型ディスプレイとQWERTYキーボードを搭載するAndroid端末。OSはauの「IS01」と同じAndroid 1.6で、iモードには対応していない。ボディカラーはビビッドなRedと上質感のあるWhiteを用意した。

 QWERTYキーには、タッチタイピングがしやすい「パンダグラフキーボード」を採用しており、mixiやTwitterなどのSNSやブログ投稿、メールなどで快適に文字を入力できる。タッチパネルは静電式に対応しており、複数のポイントに触れて操作をするマルチタッチは、一部の機能が対応している。ディスプレイ下部にはトラックボールを装備し、くるくる回すことでカーソル移動や決定操作ができる。

※初出時に「マルチタッチは非対応」との記述がありましたが、一部の機能については対応しています。お詫びして訂正いたします。(5/18 19:52)

photophoto シャープ製のAndroid端末「SH-10B」。ボディカラーはRedとWhite

 ホーム画面に設置できるウィジェットは20種類をプリセット。「mixiウィジェット」「twitterウィジェット」「ブログ投稿ウィジェット」から簡単にメッセージや日記を投稿できる。撮影した写真や動画を簡単に閲覧できる「フォトウィジェット」「メディアプレーヤーウィジェット」も用意。「辞書ウィジェット」には、大修館MX電子辞書を収録している。

 ケータイとしての使い勝手にもこだわり、PCメールはフォルダ、件名、本文などの3ペイン表示に対応。アドレス帳は、1文字入力するごとに名前が絞り込まれるインクリメンタルサーチに対応しており、赤外線通信によるデータ交換もできる。通話専用のレシーバーは搭載しておらず、通話はハンズフリーで行うか、イヤフォンマイクやBluetoothヘッドセットを使用する。

 Android マーケットはもちろん、ドコモが選定したお勧めのアプリを集めたポータルサイト「ドコモマーケット」から多彩なアプリをダウンロードできる。カメラは530万画素CMOSを搭載。43万画素のインカメラや、バーコードリーダー、名刺リーダー、情報リーダーなど多彩な機能を利用できる。ワイヤレス機能は、無線LANとBluetoothはもちろん、撮影した写真や音楽ファイルなどをワイヤレスでAQUOS機器へ転送可能なDLNAサーバ機能も利用できる。

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「LYNX SH-10B」の主な仕様
機種名 LYNX SH-10B
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約83×148×17.8ミリ
重さ 約230グラム
連続通話時間 約310分
連続待受時間 約289時間
カメラ 有効約530万画素CMOS
外部メモリ microSDHC(別売/最大16Gバイト)
メインディスプレイ 約5.0インチフルワイドVGA(480×960ピクセル)NewモバイルASV液晶 6万5536色
サブディスプレイ
ボディカラー Red、White
主な機能 ワンセグ、WORLD WING(3G)、FOMAハイスピード(下り最大7.2Mbps、上り5.7Mbps)、GPS、Bluetooth、無線LAN ほか

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