KDDIと京セラは4月21日、auケータイ「W42K」のバッテリーパックについて、W42Kの利用者から21件目の事故が申告されたことを発表した。KDDI広報部によると、このユーザーは解約したW42Kの時計機能などを使っており、充電中にバッテリーパックが破裂したという。火傷はしていないが、布団と髪の毛が焦げたとのこと。
W42Kのバッテリーパック「42KYUAA」の一部は、使用中にバッテリーパック内部がショートすることで発熱、膨張し、発煙や破裂の可能性があるため、KDDIと京セラは2008年3月28日、4月12日、2009年8月10日に、バッテリーパックを交換する必要があることを告知した。2008年11月17日と2009年2月9日には、Webページなどでも案内した。対象となるユーザー(23万5452台)にはダイレクトメールや電話などで案内し、2011年4月18日時点で22万5612台(95.8%)のバッテリーパックが交換されている。
KDDIと京セラは、すでにW42Kを解約または機種変更をしたユーザーを含め、該当ユーザーは速やかにバッテリーパックを交換して、返送するよう呼びかけている。バッテリーパックの返却が確認できない場合は、電話、メール、個別訪問などで、あらためて交換のお願いをする場合があるという。ただし、すでにW42Kを解約または機種変更したユーザーについては、引っ越しなどで現在の情報をKDDIが把握していない場合もあるので、確認の上、KDDIに連絡するよう呼びかけている。
問い合わせ先は以下のとおり。
京セラ「W42K」お客様窓口
KDDIお客様センター
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