ケータイ、iPhone、Android端末のバッテリーを節約する災害時のケータイ活用を考える(4)(1/2 ページ)

» 2011年07月11日 19時42分 公開
[小竹佑児(ゴーズ),ITmedia]
photo

 緊急時の連絡手段として欠かせないケータイやスマートフォン。家族や友人の安否確認や、災害時の情報収集ツールとして、私たちの生活になくてはならない存在だ。しかし、こうした機器は、バッテリーが切れてしまえばいざというときに利用できない。また、災害時は電源が利用できず、十分に充電できず、フル活用できないケースも考えられる。そこで本稿では、バッテリーの消費電力を抑えるための節約術を多数紹介。ケータイとスマートフォン(iPhoneとAndroid端末)向けの節約術を解説しよう。

 なお、本稿では設定を変更するための手順を紹介するが、ケータイとAndroid端末に関しては、使用する機種によってメニュー名や設定方法が異なる場合があることをご了承いただきたい。

ディスプレイの明るさを調整する(ケータイ&スマートフォン)

 ケータイやスマートフォンなどのモバイル機器の中で最も電力を消費する部材の1つがディスプレイだ。明るさを下げたり、点灯時間を短くしたりすることでバッテリー駆動時間を伸ばせる。初めは慣れないかもしれないが、“暗めで点灯時間が短い”設定にすることで消費電力が減る。

 設定方法は、ドコモケータイの場合は、メニューから「本体設定」→「照明・イルミネーション」→「照明設定」→「明るさ調整」→「通常設定」で設定する。auケータイは、「機能」→「画面表示」→「照明」→「ディスプレイ照明」の「照明点灯時間」で点灯時間を、「明るさ設定」で明るさを調整できる。ソフトバンクケータイは、「設定」→「ディスプレイ設定」→「バックライト」に進むと、明るさと点灯時間を調整できる。

 iPhoneでは「設定」→「明るさ」を選択し、スライドバーを左右に調整すると明るさが変わる。周囲の光量に応じて明るさを調整する場合は、「設定」→「明るさ」と進み、「明るさの自動調節」をオンにしよう。

 Android端末では、「設定」→「画面設定」→「明るさ」をタップし、スライドバーを左右に移動して調整しよう。自動で調整する場合は、「明るさの自動調整」のチェックボックスをタップ。点灯時間を変更するには「画面設定」→「バックライト消灯」で設定する。

photophotophoto ケータイはディスプレイの設定メニューから明るさ・消灯時間を変更する。写真はドコモケータイの「照明設定」画面(写真=左)。iPhoneは「明るさ」画面でスライドバーを操作する(写真=中)。Android端末は「画面設定」内の「明るさ」で調整できる(写真=右)

Wi-FiやBluetoothをオフにする(ケータイ&スマートフォン)

 Wi-FiやBluetooth使用時にもバッテリーを消費するので、使用しない場合はオフにしておきたい。

 ドコモケータイの場合は、「本体設定」→「外部接続」、auケータイは、メニューの「ツール」、ソフトバンクケータイは、「ツール」→「外部接続」を選択してオフにする。

 iPhoneでWi-Fiをオフにするには、「設定」→「Wi-Fi」に進み、「Wi-Fiネットワーク」画面でスライドバーを「オフ」にする。Bluetoothをオフにする場合は「設定」→「一般」→「Bluetooth」を選択し、オフにする。Android端末でWi-Fiをオフにするには、「設定」→「無線とネットワーク」→「Wi-Fi設定」にアクセスし、「Wi-Fi」をタップする。BluetoothはWi-Fiと同様に「無線とネットワーク」にアクセスし、「Bluetooth設定」で「Bluetooth」をオフにする。

 Android端末では、Wi-FiやBluetoothをワンタッチでオフにできるアプリやウィジェットを活用するのも便利だ。各機能のオン/オフを手早く切り替えられる。「MySettings」や「QuickSettings」などがオススメだ。

photophotophotophoto ケータイは通信機能のメニューから設定。写真はソフトバンクの設定画面(写真=左端)。iPhoneは、Wi-Fiネットワーク」画面でオフにする(写真=左中)。Android端末は、「無線とネットワーク」→「Wi-Fi設定」画面でオフにする(写真=右中)。Android端末の場合は、ウィジェットを活用するのも便利。画面はXperia arcに標準搭載されている「ステータススイッチ」(写真=右端)
alt MySettings

alt QuickSettings

圏外や電波の弱い場所では電源をオフにする(ケータイ&スマートフォン)

 ケータイやスマートフォンは、3Gネットワークとの通信を常に維持しようとするため、電波の弱い場所や圏外のでは消費電力が増える傾向がある。このような場合は、端末をそのままにしているだけで電力を消費するので、電源をオフにしておこう。

 ただし、メール作成や予定確認といった通信を必要としない作業をしたいときもあるだろう。このような場合には、通信機能を無効にするモードを使用すると便利。ケータイでは「電波OFFモード」「セルフモード」、スマートフォンでは「機内モード」「電波OFFモード」などの名称で搭載されている。通話はできなくなるが、3Gの電波を探索することによる、バッテリーのロスを減らせるので有効活用しよう。

 ドコモケータイの場合は、「本体設定」→「その他設定」で「セルフモード」、auケータイは、「機能」→「ユーザー補助」→「電波OFFモード」、ソフトバンクケータイは、「設定」→「ネットワーク」→「電波Off モード」を選ぶとオンになる。

 iPhoneの場合は「設定」をタップして「機内モード」をオンにする。Android端末は「設定」→「無線とネットワーク」で「機内モード」(「電波OFFモード」)を利用できる。

photophotophoto ケータイは「電波OFFモード」「セルフモード」などの項目で通信機能をオフにできる。写真はドコモケータイの設定画面(写真=左)。iPhoneは「設定」画面で「機内モード」をオンにすると通信機能がオフになる(写真=中)。Android端末は、「設定」→「無線とネットワーク」の順にタップし、「機内モード」をオンにする(写真=右)

「ecoモード」を使用する(ケータイ&スマートフォン)

 NECやパナソニックモバイル製のケータイには、バッテリーの消費を抑える「ecoモード」が搭載されている。手動と自動の設定を行うことができ、バッテリーの残量があらかじめ設定した数値より少なくなると自動的にecoモードに切り替わる「オートecoモード」を選択できる機種もある。ディスプレイの明るさやテンキー部分の照明、イルミネーションなど、細かい項目の設定を行えるので活用してみよう。

 また、シャープ製のAndroid端末には「とにかく省エネ」というecoモードに類する項目がある。この項目では、最もバッテリー消費を抑える設定に一括で変更できる。利用するには「設定」→「省エネ設定」と進み、「とにかく省エネ」をタップする。ただし、元の設定に戻すには、すべての機能の設定を手動でやり直す必要があるので注意しよう。

 省エネ設定に標準対応していないAndroid端末では、アプリを活用するのも有効。ドコモが配信している「ecoモード for Android」は、先述のecoモードと同等の機能を備え、画面の明るさ、バックライト消灯時間、画面の自動回転などを制御できる。2011年7月8日時点での対応機種は「Xperia arc SO-01C」「Optimus bright L-07C」「GALAXY S II SC-02C」「Xperia acro SO-02C」(対応機種は順次拡大する予定)。

photophotophoto シャープ製のAndroid端末に搭載される「とにかく省エネ」(写真=左)。Wi-FiやBluetoothのオン/オフ、画面の明るさなどを調整できる「ecoモード for Android」では、バッテリーの残量に応じて有効になるよう設定できる。ドコモの一部機種で利用できる(写真=右)
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