「Xperia Z SO-02E」の同梱品はクイックスタートガイド、卓上ホルダ「SO15」、ワンセグアンテナケーブル「SO01」、microSD(2Gバイトの試供品)、ソニー製のマイク付きステレオヘッドセット「MH-EX300AP」(試供品)。ACアダプターは付属していない。卓上ホルダは本体色に合わせて3色用意されているのが特長だ。ヘッドセットは従来の同梱品よりもイヤーパッドが耳により深く入る「密閉型バーティカル・イン・ザ・イヤー方式」となっており、装着感が向上している。
通知ランプはディスプレイの右上に用意されており、不在着信や新着メッセージ(SMS)があると薄紫色、新着Gmailがあると緑色に点滅する。通知ランプの色や点滅パターンを変更する項目は用意されていない。
Xperia Zはバッテリーを取り外せない仕様なので、バッテリー関連の故障があると、ドコモショップなどの故障取扱窓口で本体を預けて修理してもらう必要がある。バッテリーの交換費用は9345円で、1000円台半ば〜4000円ほどで販売されているほかの機種のバッテリーパックより高い。
端末がフリーズした場合、バッテリーパックを取り外せる機種ならバッテリーパックを外せば再起動できるが、バッテリーパックを外せないXperia Zではこの方法が使えない。Xperia Zの場合、電源キー+ボリュームキー(上)を5秒間長押しして本体がブルッと振動すると、再起動する。電源キー+ボリュームキー(上)を10秒間押し続け、3回振動してから手を離すと、電源がオフになる。
また、こちらの記事でも触れているが、購入時に装着されているオレンジのダミーSIMを装着すると、強制的に電源が落ちる。
電源の起動時間も速いに超したことはない。ほぼ初期状態で電源キーを長押ししてからロック画面が表示されるまでの時間を3回計ったころ、36.6秒、36.2秒、37.1秒(平均約36.6秒)だった。防水に関する注意喚起の画面が出る分、やや時間がかかるが、特段遅い数字ではないだろう。
Xperia Zは背面にもガラスパネルを使っており、3色とも光沢感があるので、指紋がどれだけ目立つのかも気になるところ。指紋の付いた3色を見比べたところ、Black、Purple、Whiteの順に指紋が目立つと感じた。Blackの背面は消灯時のディスプレイ面と同じく、光を当てると特に指紋が目立つ。Whiteは、指紋がペタペタ付いた状態でも、見る角度によっては指紋は目立たない。


左からBlack、Purple、White。手でペタペタ触った状態で撮影。BlackとPurpleは同じ角度と同じ露出で撮ったもの。WhiteはBlack・Purpleと同じ条件で撮ると指紋が写らなかったので、角度を変え露出をマイナスにして撮った
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