機能面での注目は、なんといってもカメラだ。コンパクトデジカメと同等の1/2.3型CMOSセンサー「Exmor RS for mobile」、広角27ミリ・F2.0の「Gレンズ」、ソニーのαやサイバーショットにも搭載されている画像処理エンジンのモバイル版「BIONZ for mobile」が三位一体となって、美しい写真を描写する。これらの効果が発揮される機能が、解像感を保ったまま約3倍まで拡大できる「全画素超解像3倍ズーム」、シャッタースピードを上げてブレを抑える「ブレない静止画と動画」、薄暗い場所で発生しやすいノイズを抑える「高感度な写真」の3つ。いずれも「プレミアムおまかせオート」で有効になる。詳細は以下のレビュー記事を参照してほしい。
SOL23ではワンセグに加えてフルセグにも対応しており、高精細なテレビ番組を楽しめる。ワンセグ/フルセグどちらも「テレビ」アプリを切り替えて使用する。初期状態ではフルセグに設定されているが、電波の感度に応じて自動でワンセグに切り替わる(どちらかに固定することも可能)。ただしワンセグ/フルセグの視聴には、同梱のアンテナケーブルをイヤフォンジャックに装着する必要がある。また、ワンセグの録画はできるが、フルセグは録画ができない。



テレビアプリのメニュー画面(写真=左端)。こちらは設定画面(写真=左中)。ワンセグとフルセグは自動切り替え、または一方に固定できる(写真=右中)。テレビ画面はこんな感じ。発表会の会場ではワンセグ/フルセグとも電波が入らなかった(写真=右端)日本語入力システムには「POBox Touch 6.2」を採用。Xperia ULの「6.1」からの差分は、QWERTYキーに数字も表示されることと、キーボードのサイズを「標準」か「カスタム」に切り替え可能になったこと。キーボードのサイズを指で自由に調整できるのは従来と同じだが、その後で標準(初期のサイズ)に戻したり、カスタム(一度調整したサイズ)に再変更したりできる。


QWERTYキーには数字もアルファベットと一緒に表示される(写真=左)。テンキーやQWERTYキーのサイズを手動で調整できる(写真=中)。キーサイズを、もとの「標準」か、調整した「カスタム」に切り替えられる(写真=右)「ムービー」「WALKMAN」アプリではauのサービスとも連携し、ムービーでは「ビデオパス」、WALKMANでは「LISMO Store」「うたパス」へのショートカットが設置されている。
ホームのUI(ユーザーインタフェース)もグローバル版から大きな変更はないが、Xperia ULに引き続き、スマートフォンを初めて使う人に向けた「シンプルホーム」を採用している。


ホーム画面。カメラ設定を簡単に呼び出せるウィジェットもある(写真=左)。アプリを一括終了できる設定や、スモールアプリも用意(写真=中)。アプリトレイの表示中に右へフリックすると、サブメニューが呼び出せる(写真=右)
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