第1回 そもそもSIMって何なの?ゼロから分かる格安SIM

» 2015年03月24日 15時12分 公開
[田中聡ITmedia]

 ITmedia Mobileの読者の方なら、「格安SIM」という言葉はもう何度も聞いているでしょうけど、皆さんのお友達や家族など、ITガジェットにそれほど興味がない人も、格安SIMという言葉を聞いたことがある人はいらっしゃるのではないでしょうか。この連載では、より多くの人に格安SIMを理解してもらうための基本事項を解説します。ガジェット好きな皆さんは復習を兼ねてお読みいただき、皆さんの周囲で「格安SIMに何となく興味があるけど、いまひとつよく分からない」という人たちに本連載を教えていただけると幸いです。

 連載では、ITmedia Mobileの「SIM LABO」でもおなじみの、3人のキャラクターが登場。SIM LABOの所長である「シムおじさん」が、ガジェット好きの「しむ六くん」と、格安SIM初心者の「おしむちゃん」の2人に、分かりやすく丁寧に教えていきます。今回は第1回ということで、「そもそもSIMとは?」というテーマを取り上げます。

登場人物紹介

photo シムおじさん
格安SIMのことならお任せあれ。MVNOの通信サービスはもれなく契約しており、各社のサービスを日替わりで使っているSIMの博士
photo しむ六くん
格安SIMは使っているけど、通信サービスよりもスマートフォンの方に興味がある男の子。お調子者で、格好良いガジェットには目がない
photo おしむちゃん
最近格安SIMに乗り換えたばかりの初心者。通信よりは洋服やおいしい食事にお金を使いたいお年頃の女子。しむ六くんのお姉さん的な存在


おしむちゃん SIMカードって、スマホにささっている小さなカードというのは聞いたことがあるけれど、そもそもこれって何なのかしら。

photo スマートフォンの心臓ともいえるSIMカード(サイズはmicroSIM)

シムおじさん 「SIM」とは「Subscriber Identity Module Card」の略で、携帯電話番号が登録されているICカードのこと。これがないと、電話やデータ通信が利用できないんじゃよ。スマホにとっては、まさに心臓ともいえる部分なんじゃ。

しむ六くん でも、使い終わったスマホでも、自宅のWi-Fiに接続すれば、通信できますよね? オイラはそうしてますよ。

シムおじさん うむ、厳密に言うと、SIMがないと、3GやLTEなど通信キャリアの回線に接続できない、ということじゃな。Wi-Fiに接続すれば、SIMカードが入っていなくてもデータ通信はできるぞい。

photo 「3G」「4G」などのアイコンが画面の上に出ていれば、SIMカードがちゃんと認識されていて通信できる状態だ。ドコモの回線を利用しているサービスは、「NTT DOCOMO」などのアイコンが画面の上に出る

おしむちゃん SIMカードって、スマホのどこに入っているのかしら?

シムおじさん SIMカードは頻繁に着脱することは想定していないので、少し前の機種だと、バッテリーを取り外したところにSIMスロットを設けたものが多いな。今はバッテリーを取り外せる機種は少なくて、横のカバーを開けてSIMカードや、カードを入れるトレイを抜き差しするものが増えているんじゃよ。あとはiPhoneのように、ピンを使ってSIMトレイを取り出すタイプの機種もあるぞい。

photophoto iPhoneは、付属のピンを穴に挿すと、SIMトレイを取り出せる。トレイを元に戻すときは、指で押し込むだけでよい
photophoto 側面のカバーを開いてSIMトレイを取り出す機種(写真=左)や、背面カバーを開けたところにSIMスロットを用意した機種もある(写真=右)

 SIMカードを抜いてほかのスマホに差し替えると、そのスマホで通信できるようになる(※端末によって異なる)。だから以前使っていた機種にもとのSIMを差し替えると、その機種をよみがえらせることだってできるんじゃ。

しむ六くん 別れたあの子が恋しくなって、よりを戻す〜みたいな?

おしむちゃん あんたは端末を買い替え過ぎなのよ……。きっと恋愛も飽きっぽいんじゃないの? それはさておき、複数のスマホを使い回せるのは便利ですね。

シムおじさん そうじゃな。ただしSIMのサイズは端末によって異なることがあるので、注意が必要だぞ。日本でスマホが出始めたころは、標準サイズのSIMが主流じゃったが、そこから「microSIM」へと小さくなり、最近はそれよりもさらに小さい「nanoSIM」を採用した機種も増えているんじゃ。iPhoneはnanoSIMじゃな。

photophoto SIMカードの表と裏、上と下の位置を間違えないように気を付けよう(写真=左)。左がnanoSIM、右がmicroSIM(写真=右)

おしむちゃん SIMカードは頻繁に抜き差ししてもいいものなんですか?

シムおじさん SIMを抜き差ししても問題はないが、カードを入れる方向は機種によって違うから、間違えないようにな。誤った向きでSIMカードを入れてしまい、端末から抜けなくなった……なんてことにならいよう要注意じゃ!

おしむちゃん こんなに小さいと、なくしちゃいそうね……。

シムおじさん SIMをなくすことは、スマートフォンにとっては半身を失ったも同然。まさに死む〜!というわけじゃ。

おしむちゃん、しむ六くん (シーーーン。。。)

シムおじさん と、とにかくじゃ。スマートフォンとSIMカードは、切っても切り離せない関係にあるというわけじゃ!

基本情報から価格比較まで――格安SIMの情報はここでチェック!→「SIM LABO

格安SIM、SIMロックフリースマホのすべてが分かる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」は何が違う? 3万円の価格差をスペックから検証する (2026年03月10日)
  2. 庵野秀明、GACKT、ひろゆき、ドワンゴ川上らが集結 “カメラのいらないテレビ電話”をうたう新サービス「POPOPO」18日に発表へ (2026年03月11日)
  3. 「iPad Air(M4)」実機レビュー 「もうProじゃなくてもいい」と思えた性能、だからこそ欲しかったFace ID (2026年03月09日)
  4. 「iPhone 17e」を試して分かった“16eからの進化” ストレージ倍増と実質値下げで「10万円以下の決定版」に (2026年03月09日)
  5. 自分で修理できるスマホ「Fairphone(6th Gen.)」を見てきた わずか10分で画面交換、2033年まで長期サポート (2026年03月10日)
  6. 携帯キャリアの通信9サービス、総合満足度はpovoがトップ サブブランド勢が好調 MMDが調査 (2026年03月10日)
  7. キーボード付きスマホ「Titan 2 Elite」がUnihertzから登場 実機に触れて分かった“絶妙なサイズ感” (2026年03月09日)
  8. 60ms未満の音声遅延速度で端末をワイヤレス化「UGREEN USBオーディオトランスミッター」が30%オフの2309円に (2026年03月09日)
  9. どこでもウユニ塩湖? 3COINSで550円の「スマホ用反射ミラークリップ」を試す (2026年03月12日)
  10. 「Galaxy S26」シリーズはどこが安い? 一括価格と2年間の実質負担額を比較、お得なキャリアはココだ (2026年03月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年