キレイにサクサク気持ち良く撮れる――「HUAWEI P9」のカメラを試す:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/5 ページ)

» 2016年07月15日 20時00分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
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 以前からカメラ機能に力を入れてきたHuawei(ファーウェイ)であるが、とうとうライカ(LEICA)と組んだのである。

 ライカはドイツの光学機器ブランドであり、カメラの世界では超老舗で超有名で超強力なものと思えばいい。35mmフィルムカメラの土台を作った会社であり、今でも高級レンズ・カメラブランドとして元気である。どのくらい高級かというと、レンズ交換式カメラの「LEICA M」が税別で約80万円、というくらい。

 そのライカのライセンスを受けたカメラを搭載したのが、今回レビューする「HUAWEI P9」である。

HUAWEI P9 背面に2つのレンズを持つHUAWEI P9

 Huaweiの「honor6 Plus」をほうふつとさせるダブルレンズの横には、「LEICA」のロゴ。その下に書いてある「SUMMARIT(ズマリット)」は、ライカのF1.5〜2.5のレンズの名称。P9のデュアルレンズはF2.2なのでSUMMARITである、というわけだ。

 ちなみに、ライカブランドのレンズを搭載したスマホはこれが初めてではない。パナソニックの「LUMIX CM1/CM10」もそうである。

 ライカがどのくらい絡んでいるかはわからないし、ライカ自身がカメラモジュールを設計しているわけではない(だろう)が、少なくともライカブランドを冠するにあたってレンズや画質のチェックはしているわけで、期待してあれこれ撮ってみるわけである。

サクサク撮れて気持ちよい

 P9というと2つ並んだレンズが気になるところだけれども、とりあえずそこは置いておいて、基本性能と基本画質をチェックしよう。

 カメラの起動方法はあれこれあるが、サッと立ち上げたいときはボリュームダウンキーを2度押しするといい。

 起動後の画面はこんな感じ。実にシンプルでいい。基本的な操作は昨今のスマホカメラと同じ。タッチパネルでタッチオートフォーカス(AF)が可能で、それと同時に自動露出補正(AE)も行われるようになっている。シャッターボタンを長押しすれば、連写がはじまる。極めてベーシックなユーザーインタフェース(UI)だ。

基本の撮影画面 基本の撮影画面

 では、いつも通りにガスタンクを撮影してみよう。

ガスタンク P9で撮影したガスタンク

 特に絵が「ライカっぽい」わけでもないが、しっかりと撮れている。同じ1200万画素のアウトカメラを持つ「iPhone 6s Plus」と比べてみると、P9の方がシャープでディテールの解像感が高い。

iPhone 6sと比較 iPhone 6sと比較。シャープでディテールの解像感が高い

 さらに、いつもの滑り台とあずまやも撮ってみよう。レンズは27mm相当で、かなりの広角なので、広い範囲の撮影に向いている。

いつもの滑り台 いつもの滑り台
いつものあずまや いつものあずまや

 続いてタッチAFを使った構図を。右端の花に合わせたら、ちょっと露出アンダーになってしまった。

池に浮かぶ花 池に浮かぶ花

 ただ、iPhoneと同様のタッチAF&AEなので、背景に比べて白いものを撮ろうとするとそこが露出不足となってしまうのだ。その場合は「タッチAFの長押し」をしてみよう。すると、フォーカスと露出を分離できるのだ。

 使い方はこんな感じ。

 ナンとカレーを撮影しようとして、手前のナンにフォーカスを合わせようとタップしたら、思ったよりもちょっと暗めになってしまった。

ちょっと暗めになってしまったナンとカレー ちょっと暗めになってしまったナンとカレー

 そんなときは、フォーカスを合わせたいナンの所を長押ししてみよう。すると、露出(太陽アイコン)が出てくる。その後でカレーの部分をタップすると、カレーの部分に露出を合わせてくれる。これは便利だ。

ナンを長押しした後にカレーをタップ ナンを長押しした後にカレーをタップすると、ナンにフォーカス、カレーに露出がそれぞれ合わせられる

 そして撮影したのがこちらの写真。ほどよい明るさで撮れていることが分かると思う。

ほどよい明るさで撮れた ほどよい明るさで撮れた

 また、タップした後に指を上下に動かすと、露出補正を行うこともできる。補正の度合いは数値で表示されるので、カメラに詳しい人には分かりやすい。

猫の露出を補正 露出をプラスに(明るく)補正したところ。中央に補正の度合いが数値で表示される

 撮影画面はシンプルなのだけれど、使い勝手はいい。

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