【みんなはどうしてる?】子どもにスマホは何歳から持たせるべきかITライフch

» 2017年03月31日 06時00分 公開
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【みんなはどうしてる?】子どもにスマホは何歳から持たせるべきか

子どもにスマホを持たせる時期、みんなはどうしてる?

 子育て中の保護者にとって「子どもにいつからスマホを持たせるか」は大きな問題です。私たちが日々使うスマートフォンは、YouTubeで動画を見ることができたり、友人といつでもLINEやメールで会話したり、写真を撮って送り合ったりもできますから、子どもだって欲しくなるのは当たり前だといえます。

 実際、いつから子どもにスマホを持たせている人が多いのでしょうか。デジタルアーツが2016年2月に発表した「未成年の携帯電話・スマートフォン利用実態調査」によると、スマホや携帯電話を持つ未成年者のうち、スマートフォンを所有している割合は、小学校高学年(10歳から12歳)が37.9%、中学生が76.2%、高校生97.6%。スマートフォンの所有率は、中学生からぐっと上がっていることがわかります。

 中学生になると、塾や習い事などで夜遅くまで行動することが多くなるため、保護者も携帯電話やスマートフォンなどの連絡手段を持たせたほうがよいのでは、と考え始めます。最近では、子どもたちが「LINE」をもっとも使いたがる時期でもあります。LINEはもはや子どもたちのコミュニケーションの基盤となっており、友人との交流だけでなく、部活の連絡や学校の連絡網のようにも使われています。

 我が家の場合でも、中学校進学をきっかけに、娘にスマートフォンを持たせました。それまで携帯電話を通話とショートメールのみの契約で持たせ、家族とだけ連絡を取れるようにしていましたが、そろそろLINEで友達とつながっても良い時期だと判断したためです。

 だからと言って、「中学生で持たせるのが正解」というわけではありません。「塾の帰りに車で迎えに行きたい」「部活で遠征が多いので連絡を密に取りたい」「兄弟姉妹がすでに持っている」という理由で子どもにスマートフォンを持たせる人もいる一方で、「まだインターネットを使わせるには早い」「親のタブレットでLINEを使わせる」といったそれぞれの家庭ならではの判断もあると思います。特別に決まった「適切な時期」は無いのです。

スマホを持たせる前に準備したい「機能制限」と「ルール決め」

 「スマートフォンを持たせよう」と決めても、本当に子どもの安全や健康を守れるのか、不安を感じる保護者も多いでしょう。スマートフォンはインターネットにつながっており、世界中の情報に触れることができます。また、LINEやTwitterなどのSNSを通じて、知らない人とつながってしまう可能性もあります。「スマホ依存」という言葉があるように、スマートフォンに夢中になってしまい、睡眠不足や視力の低下を招いてしまうことも考えられます。

 そこで、子どもにスマートフォンを渡すと決めたら、事前に準備をしておくことが重要だと思ってます。

  1. 子ども向けスマートフォンを選ぶこと。最近は大手携帯電話会社や格安スマホ業者から、子ども向けのスマートフォンが発売されています。GPSの現在地確認、有害なサイトをブロックするフィルタリングサービス、利用時間の制限などが利用できるスマホです。

  2. 一般的なスマートフォンを使う場合、携帯電話会社のフィルタリングサービスに加入しておくこと。ウェブ検索で有害な情報に触れることがなくなります。また、専門企業が販売しているフィルタリングアプリを導入すると、きめ細かな設定を利用することもできます。

  3. 機能制限(ペアレンタルコントロール)して使わせること。たとえば子どもたちに大人気のiPhoneの場合、子ども専用のApple IDを作り、「ファミリー共有」機能でアプリのインストールや課金を保護者のアカウントで管理することができます。iOSの「機能制限」で、利用するアプリやコンテンツに制限をかけておきましょう。
「設定」の「一般」−「機能制限」をオンにし、利用させないアプリをオフにする。画面下部でコンテンツのレートも設定できる 「設定」の「一般」−「機能制限」をオンにし、利用させないアプリをオフにする。画面下部でコンテンツのレートも設定できる

 大切なのは、ご家庭の状況に応じたスマートフォン利用のルールを親子で決めることです。「スマホは子ども部屋ではなくリビングで使う」「塾の日以外は午後9時まで」「画面ロックのパスワードは変更しない」「知らない人とは会わない」などの取り決めを子どもと一緒に考えること。はじめはスマートフォンに夢中になり、約束を破ってしまうこともあるかもしれませんが、情報端末との向き合い方を教えるのにちょうどよい機会。親子で一緒に学んでいけるとよいですね。

デジタルアーツ「未成年の携帯電話・スマートフォン利用実態調査」(2016年2月)

この記事の執筆者

鈴木朋子

鈴木朋子

ソフトウェア開発会社のSEを経て、フリーのITライターに。iPhone、Android、SNS、Webサービスなど、身近なITに関する記事を執筆。初心者がつまずきやすいポイントをやさしく解説することに定評があり、入門書の著作は20冊を越える。女性向け、母親向けの記事も多い。

著作は「今すぐ使えるかんたん文庫 LINE 楽しく使える! 快適ワザ」「今すぐ使えるかんたん文庫 LINE & Facebook & Twitter 基本&活用ワザ」(技術評論社)など。


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