インタビュー
» 2017年06月29日 21時28分 公開

MVNOに聞く:目指すのは「家の中でも外でも、全部UQ」 好調「UQ mobile」の向かう先 (3/4)

[石野純也,ITmedia]

「ぴったりプラン」と「おしゃべりプラン」の利用者は半々

―― 現状、料金プランが「ぴったりプラン」と「おしゃべりプラン」の2つに分かれています。やはり、比率は音声定額のおしゃべりプランが多いのでしょうか。

野坂氏 定額のおしゃべりプランは多いのですが、割と半々に近いイメージです。もちろん、ストックで見るとぴったりプランの方が多いのですが、毎月を見ていくと、若干おしゃべりプランが多いぐらいで、大きく言うと半々です。

UQ mobile UQ mobileの料金プラン。通AQUOSは60〜180分の無料通話分が付く「ぴったりプラン」と、5分以内の国内通話が何度でも無料になる「おしゃべりプラン」を用意

―― 定額が多いと思っていましたが、それは意外でした。

野坂氏 やはり5分で定額が1回切られるというのがいやだという感覚があるのではないでしょうか。通話はほとんど使わないので、無料時間の方がいいという方もいると思います。

―― 音声定額の時間を10分に伸ばすようなことはしないのでしょうか。

野坂氏 それは考えていません。どうしても10分通話したいという人は、ぴったりプランを選ばれるのではないでしょうか。

―― データ容量はどれを選ばれることが多いですか。

野坂氏 今はプランM、プランLが多いですね。なるべく大きな方に寄せるように(営業には)指示をしています。商売でやっていることもありますし、容量が大きい方がやはり便利なので。

―― 現状、キャンペーン扱いでデータ容量が2倍になっていますが、これを正式なプランにすることはないのでしょうか。

野坂氏 うちの方が(Y!mobileと比べて)スタートが遅いというのはありますが、これは競争状況など、いろんな要素を見ながらですね。

WiMAX 2+ルーターが好調の理由

―― 春商戦ではWiMAX 2+のルーターも伸びたと伺いました。これはなぜでしょうか。

野坂氏 3月にすごく増えましたね。いまだにそうで、今月も調子がいいです。(制限緩和の)3日で10GBが当たった気がしますし、(auのLTEを使える)7GBも無料になりました。これはあとで、ちゃんと分析したいと思っています。

―― 固定回線代わりに、家で使う用途が多いのでしょうか。

野坂氏 ホームルーターもいいですね。L01は、しっかりしてそうというか、強そうというか(笑)。本質的な機能は、モバイル用のルーターとそんなに変わりませんが、この安定感のようなものがいいのではないでしょうか。イーサネットのポートが2つ付いているのも、大きいと思います。

―― 光などの固定回線を引かずに、ルーターで済ませているユーザーが多いということでしょうか。

野坂氏 いろいろな仮説はありますが、光コラボが登場してちょうど2年だったり、ソフトバンクさんはSoftBank Airを頑張られていたりする。そういう意味で、固定と移動体の垣根が、昔より低くなっている気はしています。3日10GBに制限を緩めたことで、かつて、固定電話をやめて携帯電話だけにしたというようなことと、同じようなことが起こりつつあるのではないでしょうか。スマホ側で20GB、30GBプランが出たので1台持ちでいいというのがあるかと思いましたが、それだけでは足りないということかもしれません。

―― UQ mobileとUQ WiMAXを1台で使えるというようなプランは考えていないのでしょうか。

野坂氏 DSDS(デュアルSIM/デュアルスタンバイ)でできるような気もしますが、今はスマホとルーターをオールUQにしてください。それだけですね。

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