最後は、今週登場予定のヒットしそうなアイテムを2種類紹介する。まずは、NVIDIAの新GPUを搭載したグラフィックスカードだ。ドスパラ秋葉原本店では、Palit製のGeForce GTS 250カード3モデルを展示しており、3月11日から販売するという。3モデルはメモリの搭載容量違いで、2Gバイトモデルは2万1800円、1Gバイトモデルは1万7800円、512Mバイトモデルは1万5800円の予価が付けられている。
GeForce GTS 250は55ナノメートルで製造されたミドルクラスのGPUで、GeForce 9800 GTXの後継とされる。仕様はほぼ同じで、リファレンスデザインのカードで最大メモリ容量が512Mバイトから1Gバイトに引き上げられている。ドスパラ秋葉原本店は「9800 GTXのマイナーチェンジ版ともいえますが、割とコストパフォーマンスが高いことが評価されています。爆発的ヒットはしないでしょうけど、定番化するといいですね」と語っていた。


T-ZONE.PC DIY SHOPのPOP(写真=左)。マイクロソフト「SideWinder X8 Mouse」(写真=中央)。右の旧モデルと比べると、充電用ケーブルの着脱が格段に楽になっている(写真=右)もう1つはマイクロソフトのゲーマー向けマウス「SideWinder X8 Mouse」だ。デモ機を展示中のT-ZONE.PC DIY SHOPは9980円で3月13日から販売を開始する予定という。SideWinder X8 MouseはBlueTrackテクノロジーを採用したモデルで、分解能を250から4000dpiまで調整できるワイヤレスモデル。また、PCからの充電用ケーブルを本体とマグネットで接続する仕組みを採用しており「着脱にストレスがなく、電池不足を感じることはないでしょう」(T-ZONE.PC DIY SHOP)。多数のユーザーがデモ機に関心を寄せており、同店もヒットを期待しているとのことだ。


ドスパラ秋葉原本店に並んだGeForce GTS 250カード(写真=左)。2Gバイトのメモリを搭載するタイプはデモ機に組み込まれていた(写真=中央)。Palit製GeForce GTS 250カード。クーラーは2段占有型だ(写真=右)
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