5月7日、Windows 7 RC(Release Candidate)のダウンロードが国内の一般ユーザーにも解禁された。ダウンロード時にWindows Live IDの登録が必要となり、ISOファイルの容量も巨大(32ビット版で2.51Gバイト、64ビット版で3.23Gバイト)だが、Windows 7 UltimateのRCが利用可能だ。
Windows 7自体の記事は下の囲み記事に譲り、ここではMacBook AirのSSD搭載モデル(MB940J/A)に32ビット版のWindows 7 Ultimate RCをクリーンインストールおよびアップグレードインストールしてみた。導入の一例として参考にしてほしい。
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やっぱり気になるMacBook AirのSSD/HDDモデルをチェックした
まずWindows 7 RCを新規インストールしたところ、所要時間は30分程度で済んだ。標準のドライバで無線LANが利用でき、画面解像度も1280×800ドットを選択できたが、Windows Aeroは選べなかった。そこでパッケージに付属する「Mac OS X Install DVD」からBoot Campドライバの導入を試みたが、エラーが出て実行できなかった。
やむなくBoot Campフォルダ内のドライバを1つずつ手動でセットアップし、Apple Software UpdateやWindows Updateを行ったところ、Windows Aeroも選べるようになった。とはいえ、コントロールパネルにBoot Campのアイコンは現れず、画面の輝度やキーボードバックライト、マルチメディア操作といった、ファンクションキーに割り当てられた特殊機能は利用できず、通常のファンクションキー操作(F1やF2)はFnキーとの組み合わせで行う必要がある。ちなみに、Apple Software Updateで「マルチタッチ・トラックパッド・アップデート for Windows」を適用しても変化はなかった。
次のページでは、32ビット版Windows Vista Ultimate(SP1)に32ビット版のWindows 7 Ultimate RCをアップグレードインストールしてみよう。
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