ドライブ類で注目を集めたのもインテル製品だった。40GバイトSSD「X25-V SSDSA2MP040G2R5」で、価格は1万2000円前後から1万4000円弱。在庫は潤沢だ。インテル純正モデルで2万円を切るのは初めてとのことで、「ブートドライブに信頼性の高いSSDを導入したいけど、高いのはイヤ、という人に注目されています」(ソフマップ秋葉原本館)という。
X25-V SSDSA2MP040G2R5はMLC型の2.5インチSSDで、インタフェースはSerial ATAだ。リード最大170Mバイト/秒と、すでに出回っている「X25-M」シリーズよりもやや低速となっている。ただし「ファームウェアのアップデートによって、Windows 7で利用できるTrimが使えるようです。ウリの機能の1つらしいので、いずれは初回からTrim対応になるかもしれませんね」と話していた(関連レビュー:インテル純正なのに1万円台――Intel X25-V「SSDSA2MP040G2C1」を試してみた)。
価格の低さから注目度は高いものの、ヒットを予想するショップは少なく、「さらにもう一声」というコメントも多かった。
某ショップは「リード240Mバイト/秒の80Gバイトモデルが2万5000円台で売っている現状で、1万3000円前後の価格に割安感を感じる人は少ないでしょう。しかも速度もパッとしませんし。ライト速度なんてX25-Mシリーズの2分の1ですよ。これが1万円を切っているなら話は別でしょうけど、今のままではヒットしないでしょうね。価格改定を待つか、取り扱い終了を待つか、実に微妙なモデルです」と辛らつに語っていた。
インテル、32ナノプロセス世代“Westmere”CPUを“正式に”発表
イマドキのイタモノ:“かっとび”GPUを統合した「Core i5-661」の実力を正式発表“前”に検証する
インテル純正なのに1万円台――Intel X25-V「SSDSA2MP040G2C1」を試してみた
Core i5-650+GeForce GTS 250で8万9880円:“新春初モノ”のClarkdale搭載モデル「MDV-ADS7110B」を速攻で試す
2009年のアキバ事情(Windows 7以後):Windows 7と一緒にやってきた「毎日が日曜日」のアキバ
2009年のアキバ事情(Windows 7以前):いつしか合い言葉が「希望は7」になっていた日々
「年末年始も休みませんよ!」――Windows 7で気合い十分のアキバショップ
インテルか、東芝か――次世代の最新SSDを徹底検証Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.