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» 2011年10月06日 19時23分 公開

写真で解説する「iPhone 4S」 (2/2)

[園部修,ITmedia]
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大幅に進化した通知機能

Photo ホーム画面で時計などが表示されているステータスエリアから指を下にフリックすると通知の一覧が確認できる

 これはiPhoneの進化と言うよりはiOSの進化ポイントだが、通知機能が強化されたこともこれまでとは大きく使い勝手が変わるポイントの1つ。iPhone 4Sで通知機能を試してみたが、今までの不便がだいぶ解消されているのが分かる。

 通知が集約されている「通知センター」は、画面上部から指を下向きにフリックすることでするっと引き出せる。すべてが一覧になっているので、目的のものを選ぶだけで対応するアプリなどにジャンプできる。通知センターには株価や天気なども表示できるため、Android端末のウィジェット画面のようにも活用できそうだ。

 また、これまでとにかく画面上にオーバーレイ表示されていた通知が、アプリごとにどのように表示するか、そもそも表示するかしないか、などが設定可能になった。これは大きな変化だ。iOS 4までは、通知がすべてロック画面にも表示されていたため、机の上にiPhoneを置きっぱなしにしていると、メールが届くたびに発信者やメールの冒頭部分が丸見えになり、電話の着信があると誰からの着信かすべて表示されていたが、これをロック画面では表示させなくしたりできる。さすがに発信者ごとに設定を変えることはできないが、ロックを解除しないと着信などが見えなくなったのはありがたい。

 また通知の仕方も、なし/バナー/ダイアログから選べるため、確認がなくても一瞬だけ通知する、といったことが可能になった。アプリにバッジを表示するかしないか、サウンドを鳴らすかならさないか、といった設定も個別にできる。また設定できる項目はアプリによって一部異なり、「メッセージ」などは1回だけでなく複数回通知を表示することも可能になっている。

PhotoPhoto 通知の設定を開くと、アプリごとに通知を出すか出さないか、どのような形で通知をするかが選べる
PhotoPhotoPhoto 緊急度が高いものは大きく、重要でないものは表示しない、といったカスタマイズができるのがありがたい。プリインストールアプリだけでなく、自分で追加したアプリについても個別に設定できる
Photo 緊急地震速報に対応している

 ちなみに通知の設定の画面最下部には「緊急地震速報」に関する設定項目があった。端末はソフトバンクモバイルで利用できるW-CDMA版だったので、ソフトバンクモバイルでは緊急地震速報が利用できるのは間違いなさそうだ。一方au版で同じ機能が提供されるのか、という疑問がわいてくるが、この部分は会場で正式な回答を得ることはできなかった。au向けのCDMA版で緊急地震速報がサポートされるのかどうかは、気になるところだ。

※iPhone 4Sは、KDDIの緊急地震速報にも対応していることが確認できました。

場所でのリマインドも設定できる「リマインダー」

 ToDoリストのように活用できる「リマインダー」もiOS 5の新機能だが、単純に物事を忘れないよう書き留めておくものではない。あらかじめ設定した日時に加えて「場所」で適宜リマインドしてくれるのがおもしろい。

 リマインダーは、特定の日時にポップアップメッセージを表示する機能と、アドレス帳に登録された住所の中から選んだ場所、あるいは現在地の住所に来たときにメッセージを表示する機能がある。特に位置情報を元にしたリマインドは、家に帰ったら忘れずにやらないといけないこと、あるいは会社に出社したらしなくてはいけない作業などをリマインドするのに便利だ。しかも場所を指定した場合は、リマインドするタイミングを出発するときなのか、到着したときなのか選べる。

 例えば買い物メモとスーパーの住所を登録しておけば、スーパーに着いたときに買わなくてはいけないものがiPhoneの画面にポップアップするので、買い忘れることがない。住所はアドレス帳から選択する仕組みなので、任意の場所を指定することはできないので、よく行く場所はアドレス帳に登録しておくといいだろう。

PhotoPhotoPhoto リマインダーはその名の通り忘れてはいけないことを思い出させてくれる機能。日時によるアラートに加えて、場所でのアラートが設定でき、特定の場所に着いたとき、あるいは特定の場所から離れたときにメッセージを表示してくれる

雑誌の定期購読などに対応する「Newsstand」

 「Newsstand」は、雑誌のような定期購読型のコンテンツを簡単に管理できるアプリ。デモ機にはNew York Timesなどが登録されていて、専用のユーザーインタフェース(UI)で記事が読めるようになっていた。定期購読型コンテンツは自動的にダウンロードされるので、毎回アプリを立ち上げてコンテンツを読み込んだりする必要がない。

PhotoPhoto iOS 5で追加されたアプリの1つ、Newsstand。その名の通り新聞や雑誌など定期的に更新されるコンテンツを購読するのに便利な仕組みになっている

グリーティングカードが郵送できるAppleオリジナルアプリ「Cards」

 iOS 5の導入に合わせ、iMovieやGarage Bandなどと並ぶApple独自のアプリもリリースする。それがグリーティングカードを郵送できるアプリ「Cards」だ。クリスマスシーズだけでなく、Thank You Cardなどを頻繁に送る習慣がある米国らしいサービスと言える。

 アプリを起動するとテンプレートと写真を選び、メッセージを記入するだけでグリーティングカードが送付可能。メッセージや写真の印刷はAppleが担当し、オリジナルデザインの切手を張って、米国内への住所へは1通あたり2.99ドル、その他の国へは1通あたり4.99ドルで送ってくれる。

PhotoPhotoPhoto iPhone上で簡単にグリーティングカードが作成できる「Cards」。美しい台紙に写真とメッセージをプリントして、オリジナル切手を付けて投函してくれる

技術基準適合証明はソフト表示

Photo 技適マークは認証画面に表示される

 余談だが、iPhone 4Sのボディには技術基準適合証明のマーク(技適マーク)の刻印はない。現在販売されているiPhone 4と同じで、技適マークの表示はソフトウェアで行う仕様だ。SIMロックフリー版を個人輸入したり、輸入された端末を使用したりしても電波法上の問題はない。

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