Ultrabook、新CPU、HMDが欲しい11月:5分で分かるPC USER人気記事

» 2011年12月02日 21時26分 公開
[後藤治,ITmedia]

 PC USERに掲載された11月(11月1日〜11月30日集計)の記事で、最も読まれたトップ20は以下の通り。メーカー各社から発表された「Ultrabook」の第1世代モデルや、タイ洪水の影響によるHDDの価格高騰、IntelとAMDの両陣営が投入した新型CPUの記事が注目を集めました。

PC USERの人気記事トップ20(2011年11月1日〜30日)
順位 記事名
1 UltrabookはAirの夢を見る?:「ZENBOOK」と「MacBook Air」を見比べてみた
2 11.6型と13.3型をじっくり比較:早くも“Ultrabook”の本命が登場か?――「ZENBOOK」徹底検証(前編)
3 さまざまな“特需”をHDDショックが上書きした10月のアキバ
4 鈴木淳也の「お先に失礼! Windows 8(まだ仮称)」:「Windows 8 Developer Preview」を仮想環境に導入する
5 性能、発熱、騒音、駆動時間を比較:“Ultrabook”注目モデルの思わぬ実力とは?――「ZENBOOK」徹底検証(後編)
6 「久々の瞬殺っすね」――8コアのAMD FXがようやくデビュー!
7 Acer book air?:「デザイン重視ならこちら」と日本エイサーが勧める「Aspire S3」に触れてみた
8 光学ドライブ付きで“Ultrabookより軽い”だと!?――「FMV LIFEBOOK SH76/E」を試す
9 MacBook Airにぴったりな「Thunderbolt Display」と「Little Big Disk Thunderbolt」を試した
10 “ビックE”登場!──6コアな新世代ハイエンドモデル「Core i7-3960X」を全力で走らせる
11 「3930Kのほうが入手困難です」――Sandy Bridge-Eデビュー直後の動向
12 Web直販だけのハイスペックな薄型軽量ノート――「dynabook R731/W4UD」を駆る
13 「ライバル不在で共倒れなんてケースも……」 自発的なAMD応援フェアの心境
14 Sandy Bridgeは“12畳半”のはずだった:マルチコアから高性能コアで進化を目指すインテルのCPU
15 これは“E”ものだ……:「SandyBridge-E」こと新世代Core i7搭載マシンをぶん回す!!
16 生徒会の会長が使ってみました!:「Inkling」で会議のメモが取れるのかしら
17 「これが我々の生命線になるでしょう」――Sandy Bridge-E系パーツが多数登場
18 「MOVERIO」発表会:世界初のシースルーHMDで「いつでもどこでも大画面」を体験した
19 Web直販だけの大画面ノート――「dynabook Satellite T571」は隠れた実力者か?
20 OSの価格を考えるとこわい:パソコンと“ドデカ液晶”のセットをできるだけ安く手に入れろ!

第1世代「Ultrabook」と「MacBook Air」

11月の記事で最も注目を集めたASUSTeKの「ZENBOOK」

 インテルが提唱する次世代ノートPC構想「Ultrabook」は、薄型・軽量かつ高速起動、そして長時間駆動と、いかにも日本で受けそうなカテゴリでとても期待が高まります。東芝の「dynabook R631」やASUSの「ZENBOOK」、日本エイサーの「Aspire S3」、レノボ・ジャパンの「IdeaPad U300s」など、各社から第1世代のモデルがそろいました。

 ただ、この種の製品はどうしても先達の「MacBook Air」と比べられてしまうので、「ふーん、で、キミは“なにAir”なの?」などと言われないような独自性が欲しいところ。とはいっても、実際に触ってみるとどれもきちんと作られていて、非常に魅力的であることは確かです。個人的には“Ivy Brige”世代のUltrabookまで待てずに、何か購入してしまうかもしれません。

 ちなみに、8位に富士通の「FMV LIFEBOOK SH76/E」、12位に東芝の「dynabook R731/W4UD」がランクインしていますが、こちらはともに薄型・軽量ながら光学ドライブも搭載したノートPCです。もともとモバイルノートPCのカテゴリは日本が得意とするところだったので、国内PCメーカーの躍進に期待したいですね。

新世代CPUとHDD高騰

がんばれAMD……

 デスクトップPC向けでは、インテルの新世代CPU「SandyBridge-E」がデビューして、自作ユーザーの関心を集めました。一足先に投入されたAMDのハイエンドCPU「AMD FX」シリーズ(Bulldozer)との対比が浮き彫りになり、アキバのショップでは“AMDを自発的に応援”する動きも見られるようです(インテルの神様こと天野氏と、元AMDの兄貴こと土居氏がアキバでデモ合戦していたころが懐かしい……)。自作市場の活性化のためにも、AMDには“インテルのよきライバル”としてがんばってほしいところです。

 ちなみに、LGA 2011ソケットを採用した(現行の)Sandy Bridge-Eにあわせて、「じゃあシステムごと一新しようかな」と考えている自作PCユーザーを悩ませているのがHDDの価格高騰。HDD製造拠点のあるタイが洪水に見舞われたことで、一時はアキバで販売されているHDDの価格が毎日じりじりと上昇する事態に。現在はだいぶ落ち着いていますが、それでも洪水前の価格を知っていると購入をためらってしまうかもしれません。これを機にSSDへの移行(と低価格化)が進めばいいですが。

未来感が加速するヘッドマウントディスプレイ

エプソンのHMD「MOVERIO」

 最後は個人的に注目したニュースを紹介。18位に入ったエプソンのヘッドマウントディスプレイ(以下、HMD)「MOVERIO」は、現実の視界に投写映像が浮かぶシースルー型という、いかにも“未来っぽい”ギミックで非常に気になるガジェットです。周囲の状況が確認できるため、屋外で装着しても怖くないというメリットがあり、将来的には本体にカメラとGPSを内蔵して現実のレイヤーにARを被せられるように……などと妄想が膨らみます。

 有機ELを採用したソニーの「HMZ-T1」も入手するのが難しいくらい人気だそうで、「攻殻機動隊」や「Lain」を見て育った筆者は「ついにHMDの時代が来たか」と感慨深い気持ちになりました。満員電車の中で乗客全員がHMDをつけた風景が見られるのもすぐかもしれんなぁ、などと昔みた“未来”に想いをはせていたら、なんとコンタクトレンズ型ディスプレイというものまで開発されているようです。いつの間にか“自分の未来”が時代遅れになっているなんて……。

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