CPUクーラーで目立っていたのは、サーマルライトの「Silver Arrow SB-E」。大型クーラー「Silver Arrow」の後継モデルで、末尾の「SB-E」が示すとおり、Sandy Bridge-E対応版という位置付けながら、デザインが大幅に変更されている。価格は8500円弱だ。
Silver Arrow SB-Eは、155(幅)×105(奥行き)×165(高さ)ミリのヒートシンクに、14センチファンと15センチファンを固定する大型クーラー。14センチファン2基を固定する前作よりもひと回り大きくなっており、ヒートパイプも、8ミリ径×4本から、6ミリ径×8本に変更されている。対応ソケットはLGA 2011/1366/1155/1156/775と、Socket AM3+/AM3/AM2+/AM2/FM1。
TSUKUMO eX.は「15センチファン搭載で、かなり高い冷却性能が期待できると思います。大型しながらも、ファン込みの重量はSilver Arrowより若干下がっているのもポイントですね」と話していた。PC DIY SHOP FreeTも「現行の空冷のなかでは最高峰の冷却性能を持っていると思います。モノが少なくて、デモを展示できないのがもどかしいですよ」と語っていた。
なお、ヒートシンクの底には、シリアルナンバーつきのシールが張られている。
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