アジア発のケータイトレンド――「フルタッチ」と「Android」CommunicAsia 2009(2/2 ページ)

» 2009年06月26日 22時42分 公開
[山根康宏,ITmedia]
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LG Electronics、「S-Clas」UI採用端末を展示

 LG Electronicsブースもフルタッチ端末が多数展示されていた。同社のフルタッチ端末は3D表示も可能な「S-Clas」UIを採用しており、スマートフォンとハイエンド携帯電話に共通して搭載されている。

photophoto LG電子はフルタッチ端末向けの「S-Class」UIのデモも行っていた。GM730は同社のフラッグシップモデル

 「LG-GM730」と「LG-GD900 Crystal」は、OSにWindows Mobile 6.1 Professionalを採用したスマートフォン。GM730は、本体サイズが109.8(高さ)×56.5(幅)×11.9(厚さ)ミリと小ぶりながらも、フルスペックといえる機能を搭載した同社のフラッグシップモデルである。GD900 Crystalは、透明素材をスライド式ダイヤルキーに採用したモデル。メインディスプレイのみならずダイヤルキー表面もタッチパネルとなっており、指先による文字の手書きが可能だ。また指先でアルファベッッドや記号を書くことでアプリケーションをワンタッチで起動できる「ジェスチャーコマンド」機能も備えた。

photophoto 透明なスライド式ダイヤルキーを備えた「GD900 Crystal」。ダイヤルキー表面をなぞることで、手書き文字入力が行える
photophoto カメラ機能に注力した「Viwety Smart」。カメラ操作時のUIがジョグダイヤル風なのが面白い。GT550は低価格のエントリー向けフルタッチ端末だ

 そのほか、よりスリムになったカメラフォンの「Viwety Smart」、手軽にフルタッチを利用できるミッドレンジモデルの「GT550」、エントリーモデルの「Cookie」、日本でもおなじみのPradaケータイなど、LG電子ブースもフルタッチ端末のオンパレードであった。さらに、腕時計型ケータイ「GD910」の実機が展示されており、時計表面のフルタッチパネルを使った操作を試すことができた。

photophoto 腕時計携帯の「GD910」は動作モデルが展示されていた。時計表面の面積は小さいもののこちらも“フルタッチ”だ

フルタッチのAndroid端末を発表したHuawei

 中国のHuawei(華為)は、同社初のAndroid端末「U8230」を発表した。ブースで展示されたのはまだ動作しないモックアップであったが、T-Mobileなど欧州の事業者から年内に発売されることがアナウンスされている。

photophoto Huawei初のAndroid端末U8230。モックアップのみの展示であったが多くの来訪者の注目を集めていた
photophoto CDMAの最新モデルC8000(写真=左)とHSDPA対応のU7510(写真=右)

 また同社は、中国電信向けのスマートフォン「C8000」も発表した。通信規格にCDMA2000を用いる3G端末で、DVD相当の画質で動画を再生できるというマルチメディア機能も売りの1つだ。ほかにはC8000とほぼ同スペックのHSDPA対応機「U7510」も展示。これまでエントリーモデルが多かった同社だが、ハイエンド&タッチパネルモデルが増加しているようだ。

右も左も会場はフルタッチ端末ばかり

 SamsungとLG以外のブースでもフルタッチ端末が目立っていた。Android端末は中国のHaier(ハイアール)も参考出品としてモックアップを展示、発売時期は未定だが、今後ハイエンド端末は同OSを積極的に採用する考えのようだ。また今回はNokiaの出展がなかったものの、発売されたばかりのフルタッチ+スライドQWERTYキーボード端末「N97」をソフトの動作デモなどに展示する企業が多くみられた。

photophoto 中国の中堅メーカーもAndroidを採用(写真=左)。Nokiaの出展は無かったものの、同社のフルタッチ端末「N97」をデモ機に利用するサードパーティ企業が目立った

 このようにCommunicAsia2009の会場内は「右も左もフルタッチ」といった状況で、アジア市場からフルタッチ端末のトレンドが発信されていることを感じさせられた。

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