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» 2010年10月12日 15時20分 UPDATE

レンタルサービスと海外ダブル定額:KDDI、2種類の海外パケット定額サービスを発表

KDDIが、海外でのパケット定額に対応したデータ端末とモバイルWi-Fiルータのレンタルサービスを10月13日に開始する。あわせて、2011年3月からauケータイ向けの「海外ダブル定額」を提供する。

[田中聡,ITmedia]

 KDDIは10月12日、海外パケット定額サービスを導入することを発表した。

データ通信やWi-Fi通信を定額で行えるレンタルサービス

 まずは、海外パケット定額に対応した通信機器のレンタルサービス「グローバルデータ通信カード レンタルサービス」の提供を10月13日から開始する。

 グローバルデータ通信カード レンタルサービスは、海外パケット定額に対応した通信機器のレンタル料金とパケット定額料金をセットにしたもの。端末は、USB型のデータ端末とモバイルWi-Fiルータの2種類を用意する。利用料金は、auケータイ契約者の場合、USB型が1日980円、Wi-Fi型が1日1280円。auケータイに契約していない場合、USB型が1日1280円、Wi-Fi型が1日1580円。また、レンタル料とは別に525円の手数料がかかる。

 USB型データ端末は、韓国以外では「Huawei Internet Stick」、韓国では「C-motech CBU-450D T login Modem」を提供。通信速度はHuawei Internet Stickが下り最大7.2Mbps(HSDPA接続時)、C-motech CBU-450D T login Modemが下り最大33Mbps(WIBRO接続時)。

 モバイルWi-Fiルータは、韓国以外では「Novatel Wireless MiFi2372」、韓国では「WIBLO egg」が提供される。通信速度はNovatel Wireless MiFi2372が下り最大7.2Mbps(HSDPA接続時)、WIBLO eggが下り最大18.4Mbps。Wi-Fi対応のPCやスマートフォンのほか、Wi-Fi WIN対応のauケータイで通信できる。

photophoto USB型の「Huawei Internet Stick」と「C-motech CBU-450D T login Modem」(写真=左)。モバイルWi-Fiルータの「Novatel Wireless MiFi2372」と「WIBLO egg」(写真=右)

 サービス開始時点では、アメリカ、カナダ、中国、韓国、香港、台湾、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ベルギー、スイス、スペイン、オーストリア、チェコの23カ国と地域で対応する。

 端末を紛失や破損した際に弁償代金を保証するサービスも用意。日額367.5円の「補償制度フルプラン」は弁償代金の100%、日額262.5円の「補償制度ライトプラン」は弁償代金の80%が免責される。

 申し込みは、「グローバルデータ通信カード レンタルサービス」のWebサイト(外部リンク)から行える。機器は宅急便での発送か、成田空港カウンターでの受け取りとなる。

 KDDIは同サービスを提供する理由を「海外でデータ通信を利用する際の利便性を向上させるとともに、高額請求をされるのでは、という不安を取り除いてもらうため」(広報部)と説明している。

日額最大2980円の「海外ダブル定額」も提供

 あわせて、海外でauケータイのパケット通信を定額で利用できる「海外ダブル定額」を2011年3月から提供する予定。同サービスでは、4万円相当(CDMAエリアは約11.4万パケット、GSMエリアは約4万〜20万パケット)までは日額最大1980円、4万円相当以降は日額最大2980円で利用できる。

photo 「海外ダブル定額」の料金

 海外ダブル定額は、「ダブル定額」「ダブル定額ライト」「ダブル定額スーパーライト」「プランE」「プランEシンプル」「パケット割WINミドル」「パケット割WINスーパー」のいずれかの契約者が利用できる。料金は、日本時間0時〜23時59分を基準とする1日単位で適用される。

 対象となる通信は、auケータイやスマートフォンからのEメールやWebサイトの利用のほか、PC接続によるデータ通信も含まれる。Cメールは対象外。

 対応エリアと定額対象の通信事業者は、現時点では米国のVerizon Wirelss、中国のChina Telecom、韓国のSK Telecom。対応エリアと事業者は、サービス開始までに順次拡大、追加していく予定。

 なお、NTTドコモとソフトバンクモバイルも同様の海外パケット定額サービスを提供しており、ドコモは2011年3月31日までは日額最大1480円、ソフトバンクは2011年6月30日までは日額最大1480円に割り引いている。KDDIも同様の割り引きを行うかは「現時点では未定」(KDDI広報部)とのこと。

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