「POBox Touch 6.2」で何が変わった? 入力速度は?――「Xperia Z1」「Xperia Z1」の“ここ”が知りたい 第4回

» 2013年11月27日 22時38分 公開
[小林誠,ITmedia]
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photophotophoto 「Xperia Z1 SO-01F」(写真=左)と「Xperia Z1 SOL23」(写真=中、右)。ボディカラーは2機種ともパープル、ホワイト、ブラック

質問:POBox Touch 6.2の進化ポイントは?

 スマートフォンの文字入力で面倒に感じる操作の1つが、英数字の切り替えではないだろうか。Xperia Z1に搭載された新バージョンの「POBox Touch 6.2」では、QWERTYキーにも数字キーが表示されるようになったので、メールアドレスやパスワードに英字、数字が混ざっているような場合、スムーズに入力できる。

photophoto 左がXperia Z、右がXperia Z1。Z1は英語と数字が同じキーボードに表示される。QWERTYキーの上に数字キーが並ぶように変わった。以前なら変換に頼るか、左下の文字種の切り替えが必要だった

 文章を入力し、変換するときに先頭の語句だけを「部分確定」することも可能になった。これは「きょうのよていをへんこうします」なら、最初に「今日の」や「京の」などが変換候補に現れ、それを確定すると次に「予定を」が変換候補として現れる仕組み。漢字をより正しく変換できるはずだ。

photophoto 左がXperia Z、右がXperia Z1。Z1は長文を打っても、部分ごとに変換(確定)できるようになった

 これまで用意されていた50音入力や手書き入力、キーボードのサイズ変更も可能だ。手書き入力は2種類あり、ひらがなを連続して入力する「手書きかな入力」と、漢字や英数字も続けて書ける「手書き漢字入力」を選べる。キーボードの左下にある文字種類のキーを長押しで、キーボードの切り替えなどの設定メニューを呼び出せる。なお、POBox Touch 6.2では、上方向へフリックしても、この設定メニューを呼び出せるようになった。

photophoto 左下の「あA」ボタンを長押しするか、上フリックをするかで、設定メニューを呼び出せる

 5インチの画面サイズということもあり、片手入力時は、キーボードのサイズを変更すると、より入力しやすいかもしれない。文字種の一覧から1列目、右から4番目のアイコンをタップすると、キーサイズを指で自由に変更できる。POBox Touch 6.2では、初期サイズの「標準」と、変更した「カスタム」を切り替えられるようになった。

photophoto キーボードのサイズを変更すれば、片側に寄せることも可能(写真=左)。「カスタム」を選ぶと、初期サイズに戻しても、その前に調整したサイズに戻る(写真=右)

 POBox Touch独自の機能といえば「アシストキーボード」と呼ばれる、次に押す候補のキーを大きく強調する機能がある。今回も搭載されているが、初期設定では「ノーマル」になっているため、体験したい人は「アシストキーボードの選択」で「ワイド」「ハイライト」「ダイナミック」を選ぶとよいだろう。

 POBox Touchには多くの機能があるが、本体の「設定」→「言語と入力」の「POBox Touch」設定に新たに用意した「かんたん設定」から、設定方法のガイダンスを確認できるので、初めての人は参考にするといいだろう。

photophoto 「かんたん設定」から、POBox Touchの設定ガイダンスを確認できる

質問:入力速度はどう?

 では文字入力の速度はどうか。Xperia Z1、A、Zの3機種を用意し、それぞれ10キー(ケータイキー/フリック入力)とQWERTYキーで、同じ文章を片手で入力し、ストップウォッチで計測した。キーボードは初期設定のままで、カスタマイズはしていない。

 文章は以下の通り。

 「阿部が1位、伊藤が2位、香川が3位、小林が4位、佐藤が5位」

 予測変換は使わずに3回入力し、その最速/平均タイムは以下の通りとなった。

10キーで入力
順位 機種名 最速タイム 平均タイム
1位 Xperia Z1 38秒14 43秒92
2位 Xperia A 38秒42 47秒69
3位 Xperia Z 47秒10 55秒52

QWERTYキーで入力
順位 機種名 最速タイム 平均タイム
1位 Xperia Z1 42秒02 42秒8
2位 Xperia A 54秒53 58秒67
3位 Xperia Z 55秒16 55秒64

 Xperia Z1がどちらの入力でもトップとなった。これはキーボードの違いだけでなく、端末の性能の違いもあるのだろう。Xperia Z1では、指の動く方向を予測する独自の機能により、Xperia Zからタッチパネルの追従性がアップしている。なお、この機能はXperia Aにも搭載されている。文字入力のテストとはいえ、大画面でXperia Aより持ちにくいはずなのに、押し間違いは少なく、フリック入力がスムーズに進んだ。同じ画面サイズのXperia Zの方が、押し間違いは多かった。

 また、QWERTYキーに数字が加わったことで、圧倒的に速く入力できた。片手入力に向いていないはずだが、それでもスムーズに入力できる。特に右利きの場合、文字種類の切替ボタンが遠いので、これを押さなくて済み、入力時間が一気に短縮できた。コンパクトなXperia Aの方が持ちやすいが、それでも10秒以上の差をつけている。

 コンパクトボディにXperia Z1と同等の機能を詰め込んだ「Xperia Z1 f SO-02F」の発売も12月下旬に控えており、こちらの使い勝手も楽しみだ。

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