KDDIは1月22日、auの2014年春商戦向け新モデル5機種を発表した。内訳はAndroid搭載のスマートフォン4機種とタブレット1機種で、スマートフォンのラインアップには、6インチ以上のディスプレイを搭載するファブレットも含まれる。春モデルは1月下旬から順次発売する。
ファブレットでは、6.4インチのフルHD(1080×1920ピクセル)液晶ディスプレイを備えたソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia Z Ultra SOL24」が登場した。海外では発表済みのモデルで日本投入が待望されていた。フルHD搭載のスマホでは世界最大のサイズだが、厚さは6.5ミリと世界最薄なのも特徴だ(ともにソニーモバイル発表時点)。Xperiaシリーズではおなじみの「トリルミナスディスプレイ for mobile」や積層型CMOSセンサーの「Exmor RS for mobile」など、ソニーらしいこだわりも光る。
6インチのHD(720×1280ピクセル)曲面有機ELディスプレイを採用したLGエレクトロニクス製「G Flex LGL23」も発表された。カーブするボディは横画面で動画を再生した場合に高い臨場感を味わえるほか、耳と口元を結ぶラインにフィットするため、通話もしやすくなるという。背面のリアカバーには浅い擦り傷なら自然に回復するスクラッチリカバリーを採用した。
そのほかのスマートフォンとして、片手操作がしやすいコンパクトボディに4.5インチ フルHD(1080×1920ピクセル)表示のIGZO液晶を搭載したシャープ製の「AQUOS PHONE SERIE mini SHL24」と、金属製のホームボタンなどディテールにこだわったボディに4.7インチのHD(720×1280ピクセル)表示液晶を備えた京セラ製「URBANO L02」の2機種が発表された。auは2013年の冬モデルで5インチを中心とした機種を展開したが、2014年春モデルではより大きいサイズと小さいサイズを取りそろえ、選択肢を充実させた。
「AQUOS PAD SHT22」は、7インチのワイドUXGA(1200×1920ピクセル)のIGZO液晶を採用したデータ通信専用のタブレット(音声通話は非対応)。ボディは3辺狭額縁の「EDGEST」デザインを採用し、画面占有率が高いのも特徴だ。またauのスマートフォンとデータ連携する「Passtock」アプリも利用できる。
機種名 | 特徴 | 詳細記事 | 写真記事 |
---|---|---|---|
G Flex LGL23 | 6インチHD表示の曲面有機ELディスプレイを備え、臨場感ある動画視聴が楽しめるファブレット。背面には浅い擦り傷なら自然に回復するスクラッチリカバリー塗装を施した。プロセッサーは2.3GHzのクアッドコア「MSM8974」を採用。おサイフとフルセグにも対応している。1月25日発売。 | 詳細 | 写真記事 |
Xperia Z Ultra SOL24 | 厚さ6.5ミリの防水・防塵ボディに、6.4インチフルHD表示のトリルミナスディスプレイ for mobileを搭載。フルセグの視聴だけでなく録画にも対応した。容量3000mAhのバッテリーを内蔵するほか、卓上ホルダも同梱。1月25日発売。 | 詳細 | 写真記事(外観編)、写真記事(ソフトウェア編) |
AQUOS PHONE SERIE mini SHL24 | 幅63ミリのコンパクトボディに、4.5インチフルHDのIGZO液晶を搭載。3辺狭額縁設計の「EDGEST」デザインを採用しており、画面占有率80%というディスプレイの広さが特徴。13MカメラはF1.9のレンズとNightCatchを備える。2月下旬以降発売予定。 | 詳細 | 写真記事 |
URBANO L02 | ホームボタンに金属製の物理キーを用いるなど、ボディのデザインとディテールにこだわったモデル。4.7インチのHD液晶を備え、カメラは13M。急速充電ができる専用卓上ホルダを同梱。L01用の非接触充電対応バッテリーも利用できる。2月上旬以降発売予定。 | 詳細 | 写真記事 |
AQUOS PAD SHT22 | フレームが細い「EDGEST」デザインの7インチサイズタブレット。ディスプレイはワイドUXGA IGZOを採用し、カメラは13.1M。auのスマホと連携する「Passock」に対応する。データ通信専用。2月下旬以降発売予定。 | 詳細 | 写真記事 |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.