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» 2008年09月19日 22時30分 UPDATE

ASUS発表会:GF9300M GSを搭載したAtomノート「N10J」を国内投入

ASUSTeK Computerが、10.2型ワイド液晶を搭載したモバイルノートPC「N10J」を日本市場に投入する。発表会場には竹製ノートPCやプロジェクター内蔵PCなども展示された。

[後藤治,ITmedia]
og_n10_001.jpg N10Jのターゲットは20〜30代のビジネスマンやOL

 ASUSTeK Computer(以下、ASUS)が9月19日に実施した「N10J」の発表会には、APAC_MEA セールスグループのケビン・ドゥ氏とビクター・チェン氏が登壇し、日本市場に対する期待を語った。

 N10Jは、CPUにAtom N270(1.6GHz)、チップセットにIntel 945GSEを採用したモバイルノートPC。「Eee PC 901-X」よりも一回り大きな10.2型ワイド液晶ディスプレイ(1024×600ドット)を搭載し、GeForce 9300M GSとチップセット内蔵グラフィックスをスイッチで切り替えられるハイブリッドな仕様が特徴だ。

 また、GPUのPureVideo HDをはじめ、本体左側面のHDMI出力やAltec Lansing Technologis製のネオジウムスピーカーを搭載しており、メディアコンテンツ再生との親和性も高い。さらに、ボディの幅を生かして18.5ミリピッチのキーボードを採用したほか、専用ボタンによって画面表示を3段階に切り替えられる「ASUS Zoom In」機能を用意するなど、ノートPCとしての使い勝手にも配慮している。

og_n10_002.jpgog_n10_003.jpgog_n10_004.jpg 天板には「ASUS」ロゴが入る(写真=左)。左側面に2基のUSB 2.0とHDMI出力を搭載し(写真=中央)、右側面には手前からExpress Cardスロット、ヘッドフォン、マイク、USB 2.0、アナログRGB、ギガビットLANが並ぶ(写真=右)

og_n10_005.jpgog_n10_006.jpgog_n10_007.jpg 利用シーンに応じてGeForce 9300M GSとチップセット内蔵グラフィックスを切り替えられる。ただし、切り替え時には再起動が必要(写真=左)。バッテリー容量は11.1ボルト/4800mAhで、駆動時間は最長7時間、GeForce 9300M GS利用時で約4時間(写真=中央)。18.5ミリピッチのキーボードを搭載する(写真=右)。なお、フットプリントは276(幅)×195(奥行き)ミリで、ほぼ12.1型ワイドクラスの印象

 N10Jの主な仕様はこちらの記事で触れたとおりだが、N10Jにはソフトウェアの面でもユニークな機能が多い。その1つが「Express Gate」だ。これは独自のソフトウェアランチャーを約8秒で高速起動し、OSが起動していなくてもWebブラウズやSkype、フォトビューワ、音楽再生などを利用できるというもの。製品説明を担当したビクター・チェン氏は「(ASUSの製品は)ハードウェアだけでなくソフトウェアでも強みを持つ。Express Gateは現代の忙しい生活に最適なソリューションだ」と説明し、実際に高速起動する様子をデモで示した。

og_n10_009.jpgog_n10_010.jpgog_n10_011.jpg ASUS独自のソフトウェアを搭載(写真=左)。起動後8秒でブラウザやチャットなどを利用可能にする「Express Gate」(写真=中央)。発表会では実際に8秒で起動するデモも行われた。「1、2、3…7、8、ハイ」というかけ声でランチャーが起動。「ハイ」を入れたら9秒だとか無粋なことを言ってはいけない


og_n10_008.jpg ASUSTeK Computer APAC_MEA セールスグループ 日本担当ゼネラル・マネージャーのケビン・ドゥ氏

 なお、同社は低価格ミニノート市場を切り開いた初代Eee PCをはじめ、次世代モデルの「Eee PC 901-X」や、その下位モデル「Eee PC 900-X」「Eee PC 701 SD-X」をリリースしているが、今回のN10JはこれらEee PCファミリーとはラインアップが異なる。ケビン・ドゥ氏は、「N10Jはこれまで投入したノートPCとEee PCのあいだを埋める製品。高いグラフィックス性能などによってメディアコンテンツを楽しんだり、ビジネスにも利用できるノートPCだ。インターネットをもっと活用するために携帯性を重視したEee PCとはコンセプトを分けている」と述べ、N10JがEee PCの上位モデルではないと説明した。実際、N10Jの天板には「Eeeロゴ」ではなく、「ASUSロゴ」が使用される。

 ケビン・ドゥ氏は、2006年に投入した革張りノートPC「SF6」やランボルギーニPCこと「VX1」で日本のノートPC市場に本格参入を果たしてから「この3年間でASUSブランドが浸透したと感じている」と振り返る。もっとも、ノートPC分野における同社の知名度を引き上げたのはやはりEee PCによるところが大きい。同氏は「現状ではEee PCが(同社の持つノートPC市場シェアの)90%を占め、残りを従来のノートPCで分けている状態だが、今回のN10JによってEee PCが70%、ほかのノートPCで30%の比率になるだろう」と述べ、「初期出荷の供給量については未定だが、日本は最も重要な市場の1つと考えている。最大限努力していく」と意気込みを語った。

og_n10_012.jpgog_n10_013.jpgog_n10_014.jpg 会場には外装に竹を採用したノートPCや、液晶上部にプロジェクター機能を搭載した製品なども並んでいた

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