3月19日、ツートップ秋葉原本店が4年ぶりに全面改装を実施した。リニューアルを記念して連休中にアースソフト「PT2」の抽選販売や合計100製品の日替わり特価品などを用意し、多くのユーザーを集めていた。同店は「リニューアルして、売り場面積をより広くしました。今までよりもじっくり製品を見ていただけるようになったと思います。代わりに倉庫側が狭くなりましたが、全然平気です」と元気に話していた。
そのほか、先週登場した新製品のうち、注目度の高かった板モノ系3アイテムを紹介したい。
MSIから登場したのは、AMD 890GXマザーとしては初となるmicro ATXサイズの「890GXM-G65」。PCI Express x16スロットを2基備えるほか、SATA 3.0とUSB 3.0に対応する。価格は1万7000円前後だ。入荷したパソコンショップ・アークは「オンボードグラフィックスが強いマザーは、グラフィックスカードなどを装着せずにシンプルな構成で使いたいという人に根強い人気があります。高機能チップセットとはいえAMD 890GXもそういったニーズがあるはずなので、micro ATXタイプもヒットしそうです」と語る。
同じくMSIからグラフィックスカードも登場している。大型の独自クーラーを備えたRadeon HD 5830カード「R5830 Twin Frozr II」で、実売価格は2万6000円弱から2万7000円の間。在庫はやや少数だ。TSUKUMO eX.は「最近はGPUがある程度出そろって、各社がオリジナルクーラーを乗せたり独自チューニングを施したりしたカードが登場していますね。Radeon HD 5830という微妙な位置付けのモデルではありますが、標準仕様のカードと価格差がほとんどないので、ひきはありそうです」と読む。
オリジナルクーラー搭載カードとしては、ASUSTeKのRadeon HD 5670カード「EAH5670/DI/512MD5」も目立っていた。ブラケット2段分を占有する大型クーラーを採用しており、T-ZONE.PC DIY SHOPは「標準タイプより3割増しでよく冷えて、25%長持ちするようです。Radeon HD 5000ファミリーはアイドル時の消費電力は低いんですけど、ピーク時はけっこうあります。使い方によっては発熱しやすくもあるので要チェックです」とアドバイスする。価格は1万1000円前後だ。
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