ドコモ、Androidスマートフォン「Xperia」を発表

» 2010年01月21日 12時56分 公開
[園部修,ITmedia]

 NTTドコモは1月21日、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のAndroid OS搭載スマートフォン「Xperia」を投入すると発表した。国内初のHTC製Android端末「HT-03A」やRIMの「BlackBerry Bold」などのスマートフォンが属するPROシリーズの1モデルではなく、「ドコモ スマートフォン Xperia」という独自のブランドで展開する。

PhotoPhoto ドコモの「Xperia」。ボディカラーはSensuous BlackとLuster Whiteの2色

 Xperiaは、「SO-01B」という型番がネットなどでうわさになっていた、「Xperia X10」ベースのAndroidスマートフォン。Xperia X10は、2009年11月3日に欧州で発表されており、2010年前半に発売することや、日本でも販売されることが明らかにされていた。またNTTドコモの山田隆持社長が、2009年冬・2010年春モデルの発表会で、Xperiaの国内販売を検討していると発言し注目を集めていた。

 ディスプレイは4インチのフルワイドVGA液晶で、タッチパネルを搭載。1GHzで動作するScorpionプロセッサを備えるスマートフォン向けチップセットSnapdragonを採用している。通信速度は下り最大7.2Mbps、上り最大2MbpsのHSPAに対応。無線LANやBluetoothでの通信機能も備える。カメラはAFや顔認識機能を持つ810万画素CMOSで、高精細な写真撮影に対応した。

※初出時、プロセッサ名に誤りがありました。お詫びして訂正します。

 最大の特徴は豊富なエンターテインメント機能をサポートする「Mediascape」と、これまでにない新たな使い勝手を提供する、独自のユーザーインタフェースを備えた「Timescape」と呼ばれる機能を搭載した点だ。

 Mediascapeは、音楽や動画、写真などをシームレスに扱えるアプリケーションで、音楽再生中にアーティストに関連する情報やミュージックビデオなどを検索する機能や、自分で撮った写真とFacebookやPicasaの写真などを手軽に閲覧できる機能などを提供。PCから「Media Go」を使って楽曲を転送することも可能。φ3.5ミリのヘッドフォンジャックも備える。

 Timescapeは、全く新しい形態のアドレス帳のようなアプリ。ケータイの使用履歴を美しいインタフェースで表示する。人物ごとに電話番号やメールアドレスが調べられるだけでなく、FacebookやTwitter、mixiでの発言ややりとりなども一覧表示できる。

 日本語入力システムには、ソニー・エリクソン独自の日本語・英語予測変換機能や入力アシスト機能を備えた「POBox Touch 1.0」を採用。タッチパネルで快適に日本語が入力できる環境を用意した。

 もちろんAndroidマーケットから各種アプリケーションをダウンロードすることも可能で、自由にカスタマイズすることができる。Android OSのバージョンは1.6だ。

 ボディカラーはSensuous BlackとLuster Whiteの2色。16GバイトのmicroSDHCも同梱する。

 なお、Xperiaの発表に合わせ、ドコモは4月1日からパケット定額サービス「Biz・ホーダイ ダブル」を「パケ・ホーダイ ダブル」に、「Biz・ホーダイ シンプル」を「パケ・ホーダイ シンプル」に統合すると発表。ケータイとスマートフォン両方に対応するサービスとなったことで、1つのSIMでケータイとスマートフォンを使い分けることが可能になる。iモード通信の上限額(月額4410円)と、iモードフルブラウザ通信の上限額(月額5985円)に変更はない。

Photo NTTドコモ 代表取締役社長の山田隆持氏とソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ プレジデントのバート・ノルドベリ氏
PhotoPhoto 左がLuster White、右がSensuous Black。Luster Whiteは光沢感のある仕上げ、Sensuous Blackは表面には光沢感があるが、裏面はマットな仕上げ
PhotoPhoto HT-03A、Xperia、Nexus Oneを並べたところ。4インチフルワイドVGA液晶を搭載したXperiaは、サイズが若干大きめだが、裏面にほどよくアールがついているため、手に持ったときの違和感はない

動画で見るXperia

「Xperia」の主な仕様
機種名 Xperia
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約63×119×13ミリ
重さ 約135グラム
連続通話時間 3G:約290分/GSM:約270分
連続待受時間 3G:約300時間/GSM:約230時間
アウトカメラ 有効810万画素CMOS AF/顔認識、手ブレ補正対応
インカメラ
外部メモリ microSDHC(16GB同梱)
メインディスプレイ 約4インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)TFT液晶、6万5536色
サブディスプレイ
チップセット Qualcomm Snapdragon 1GHz
OS Android OS 1.6
メモリ RAM:384MB、ROM:1GB
主な機能 無線LAN、Bluetooth、GPS、PlayNow、Timescape、Mediascape、Microsoft Exchange ActiveSync、POBox Touch 1.0、Mora Touch、YouTube、Google Mapsほか
ボディカラー Sensuous Black、Luster White

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月30日 更新
  1. Switch 2の「箱の中にHDMIケーブルが入っていなかった」との問い合わせ、任天堂に寄せられる (2026年05月29日)
  2. 「Rakuten Linkで着信拒否できない件」を楽天モバイルはどう考えているのか 置き去りにされた基本機能の行方 (2026年05月29日)
  3. 陸マイラーの筆者が「ANAモバイル」を契約 20%マイル付与だけじゃない、“メイン回線昇格”の理由 (2026年05月27日)
  4. スマホのバッテリー切れでも「モバイルSuica」は使える? “予備電力機能”がSNSで話題に (2026年05月29日)
  5. 「Xiaomi 17T」シリーズの価格は「非常に頑張った」 海外より激安 価格変動を抑えられた理由 (2026年05月29日)
  6. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  7. 「Xiaomi 17T」シリーズ6月4日発売 17Tも光学5倍カメラ、17T Proは7000mAhバッテリーやFeliCa搭載で11万9800円から (2026年05月28日)
  8. ケータイ感覚で使えるスマホ「MIVEケースマ」がau Flex Styleに登場 3万4800円で販売中 (2026年05月29日)
  9. サンコー、電動うちわを発売 10年ぶりの第3世代モデル、土台強化で“自走しちゃう問題”も克服 (2026年05月29日)
  10. 厚さ約14mmの薄型急速充電器「CIO NovaPort SLIM DUO 65W 2C」が27%オフの4380円に (2026年05月28日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年