iida Homeに設定できるテーマや、ロック解除画面とwidget Homeに設定できる壁紙は以下のものがプリセットされている。これらは削除してしまってもau one Marketから無料でダウンロードが可能だ。
また、Facebookのiidaページでは新たなテーマを作るプロジェクト「Which Theme Do You Like?」(外部リンク)が行われており、開発中のテーマ候補から「いいね!」を多く集めたものが新しいテーマとして配信されている。9月13日現在でSERIES 3が開催されているが、SERIES 1からは「Shibafu」が新しいテーマに選ばれ、au one Markeで配信されている。なお、INFOBAR A01向けのアプリやテーマは「iida.jp」アプリを利用すると探しやすい。
発売当日に購入したので2カ月半程度使っていることになるが、なかなか快適だ。どこをとっても曲線のボディは滑らかで持っていて気持ちいいし、サイズは大きすぎず、さりとて小さくもなくちょうどいい。筆者はCHOCOMINTを購入したが、カラーもとても気に入っている。ビジュアルに対するセンスがないので、iida Homeを自分でかっこ良くカスタマイズすることはできないが、iidaのFacebookページでテーマ候補に投票したり、新しいテーマをダウンロードしたりして楽しく遊んでもいる。
iida Homeの使い勝手も、超ヘビーユーザーでもない限り満足できるだろうと感じた。頻繁に使うアプリのショートカットを上部に持ってくれば、かなり素早く起動できるし、縦スクロールはスルスルとストレスなく動く。
一方で、これまで使っていたウィジェットは、INFOBAR A01では使わなくなってしまった。画面を右にフリックする(widget Homeを表示させる)という一手間だけでも、やはり面倒だと感じてしまう。「Facebook Check」や天気予報など、プリセットのウィジェットが利用できるが、更新間隔の設定のせいか反応がいまひとつ。Facebook Checkの通知よりGmailに届く通知の方が早いため、あまり活躍の機会がなかった。
ただ、ステータスバーから引き出す通知画面が充実しているのは非常に便利。Wi-Fiや位置情報機能の切り替えはもちろん、画面の自動回転やベールビューのオン/オフも通知画面でできる。これのおかげで、電源管理系のウィジェットは必要なくなった。
バッテリーの持ちは最初に感じた通りだ。SNSやメールをチェックして、時折電話したりメッセージに返信したりすると夕方ごろには不安な残量になってしまう。それまでは持ち歩かなかったモバイルチャージャーを持ち歩くようになった。一方で、モバイルSuicaに対応してくれたおかげで、おサイフケータイ用にフィーチャーフォンを持ち歩く必要はなくなった。荷物の重さはプラスマイナスゼロといったところだ。
前面の3つのキーが「neon」くらい軽いタッチだったらとか、もうちょっとレスポンスが速い方がいいなと思う瞬間もあるが、個人的にはかなり気に入った1台だ。印象深いデザインもあって記憶に残るスマートフォンになると思う。
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